パティスリー・ラヴィルリエ -4 | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ
Patisserie Ravi,e relier(パティスリー ラヴィルリエ) Open☆
パティスリー・ラヴィルリエ -1
パティスリー・ラヴィルリエ -2
パティスリー・ラヴィルリエ -3







ショーケースの上に並べられていたフランス伝統菓子は
全種類の5種類を購入しました。





 
●カヌレ



    


フランス南西部・ボルドー地方の伝統菓子。

フランスのボルドー女子修道院で古くから作られていたお菓子。
カヌレとは、「溝のついた」という意味で、蜜蝋を入れることと、
カヌレ型と呼ばれる縦に溝の入った型で焼くことが特徴です。

ボルドーと言えばワインの名産地ですよね。
昔はワインの製造工程で卵白を使っていましたが、余った卵黄で
なにかお菓子が作れないか…と修道院で始まったのがこのカヌレなんだそう。

高温で焼き上げられるため、表面は深い茶褐色でカリッと香ばしい食感。
一方内側はやわらかく、もっちりと弾力のある食感。
この食感のコントラストがカヌレの魅力なんですよね。





 
●ファーブルトン






フランス北西部・ブルターニュ地方の伝統菓子。
ファーとはお粥の意味で、元々は牛乳と小麦粉を煮た粥で作ったお菓子だったそう。
それが次第にリッチな配合になり、現在のような
生クリームや卵を加えるようなお菓子になってきました。
型に入れたり、クレープ状に焼いたりと形状は様々で、
中にプルーンやリンゴなどを入れて焼いたものもあります。

こちらのファーブルトンはプルーン入りで、
牛乳のコクにプルーンの甘酸っぱさとラム酒の余韻がアクセントに♪
ムチッと弾力のある食感が楽しいお菓子です。
ちょっぴり温めると、とろん…とまたひと味違う食感になりますよ。





 
●モエルー・ショコラ



    

 
中心部が半生状に仕上げられたガトー・ショコラ。
温めるともちろん、中がとろ~りと流れ出すのですが・・・
こちらは常温のままでいただいてもレア状で美味しい~。
濃厚ながら後味のキレがいい、バランスの良いショコラが使われていました。





 
●コンベルサシオン



      

 
パイ生地にクレームダマンドを詰め、表面にグラスロワイヤルを塗り、
その上に格子状にパイ生地で模様を作り焼きあげたお菓子。
中に林檎などのフルーツのコンポートが入っているものもあります。
グラスロワイヤルのサクサク、パリパリとした軽い食感が特徴のお菓子。

conversationとは“会話”という意味で、
パリパリとやかましい音がまるで会話をしているようだからとも、
手の指でバッテンを作るジェスチャーが会話を表すことに由来するとも言われています。

ふくよかなバター風味と、小気味いい食感が魅力的なお菓子。

 
 
 
 
 
●ポンヌフ



     


サクッとしたパイ生地の中に、カスタードクリームと
シュー生地を合わせたねっちりとした生地が絞られています。
こちらのポンヌフは、杏の酸味がアクセントに。

ポンヌフとは、パリ市内を流れるセーヌ川にかかる最古の橋。
このお菓子は、その橋を表現しています。
十文字にかかったパイが、セーヌ川に浮かぶシテ島を横切ってかけられた橋を、
ジャムと粉糖がかかった生地がシテ島をイメージしています。

こちらのポンヌフはちょっぴり背高さん。可愛らしいフォルムですね。








焼き菓子も9種類も購入してしまいました^^;
マドレーヌ、フィナンシェ、ガレット・ブルトンヌ、ドフィノワ、リンツ、サブレに
キャラメル、フルーツと胡桃、テ・シトロンの3種のケーク。

フィナンシェは、しっとりとバターの香り高くとても美味しかったです。

あぁ~・・・それにしてもひと晩でよくこんなに食べましたよね(^^)v
でも食べることよりも…写真撮影に疲れちゃいました★

 
 
 
 


 
2日目は、埼玉からあのシェフが、そして大阪からもあのシェフが
応援に駆けつけてらっしゃいました!
お二人ともお忙しい時期なのに・・・
 
店名に込められたシェフの想い・・・
ラヴィ=大きな悦び ルリエ=縁
大きな悦びをつなげたい・・・という想いが、まさに実現されている
とっても素敵な関係・・・信頼しあえる仲間って本とに素晴らしいですね!
 
奇跡的に一瞬お客さまが引いた瞬間に、記念撮影しよ~♪ということになり、
パチリ☆とさせていただきました。
でも私…ファインダーをのぞきながら、うるうるしちゃいました(涙)

 
がむしゃらに走り続けたオープンからの数日間・・・
やっと、やや落ち着きがでてきて、色々な意味で軌道修正をする
余裕がでてきたとおっしゃる服部シェフ。
微調整をして、さらに自分らしさをだしたお菓子を作っていきたいので、
楽しみにしていてください!という頼もしいお言葉が届きました♪

フランスから帰国したら、い~っぱいのお土産話を持って
またお伺いしたいと思います。

 
 
 
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店名:Patisserie Ravi,e relier(パティスリー ラヴィルリエ)
住所:大阪市北区神山町2-6
電話:06-6313-3688
定休日:火曜日
営業時間:10:00~20:00