
アラフォー世代以上には、引き菓子としてもなじみ深い、
昔懐かしい、いわゆるエンジェルケーキがオシャレに美味しく進化!
カフェパティスリーミィタンで感動の再会です。
真っ白の粉糖で覆われたこのリング状のお菓子。
子供の頃両親が結婚式の引き菓子としてよく持ち帰ってきた
私にとっては昔懐かしいお菓子です。
でも今の若い世代の方にはあまり馴染みがないかな?!
当時エンジェルケーキと呼んでいましたが、実はドイツの伝統菓子で
フランクフルタークランツをいうお菓子。
ホテルでの修業経験の長い藤田シェフはヨーロッパ各国のシェフから
色々な伝統菓子を教えてもらったということで、こちらもドイツ人の
シェフから伝授された想い出深いお菓子なんだそう。
さらにシェフの大好きなマンデル(アーモンド)をたっぷりと使用し、
藤田流にアレンジされたのが、こちらのフランクフルターマンデルクランツです。
3枚のスポンジ生地の間に2層のバタークリームをサンド。
さらに周囲にもバタークリームをたっぷりと塗り、
た~っぷりの粉糖とアーモンドの砂糖がけで綺麗にお化粧されています。
第一印象は、「えっ?!昔食べたものとは全然違う…」ということ。
生地は見た目から想像するよりきめ細かくソフトで、軽やかに口溶けていきます。
バタークリームは、数十年前にこのクリームがあったら、
バター好きさんが激増しただろうなぁ(笑)と思わせるほどの美味しさです。

クリームは、メレンゲを加えた軽いバタークリームに、さらにアーモンドプラリネを
加えるというこちらもアーモンド感をUPさせるアレンジに!
生地のアーモンドプードル、クリームのアーモンドプラリネ、
周りのアーモンドの砂糖がけと3段階にアーモンドが迫りくる
ナッツ好きさんにはたまらない風味と香りに仕上げられています。
さらにお砂糖にもひと手間が加えられていて、自家製のタヒチ産ヴァニラシュガーが
全てのパーツに使われているので、余韻にはむせかえるようにナッティな香りに、
ヴァニラの甘く馨しい香りが覆いかぶさり、全体を上品にまとめあげています。
ゴツゴツとしたビジュアルや、ガリッ♪ゴリッ♪と響く
アーモンドの食感が男性的なのとは対照的に、
生地やクリームの口溶け感はどこまでも軽くなめらかで女性的。
余韻に広がるナッティで甘美な香りもたまらない
いい意味で見た目を裏切る贅沢な一品♪
逆に両親にも食べさせてあげたいなぁ。。。


もうひとつの懐かしの出逢いが・・・銀箔に包まれたブランデーケーキ。
包みをほどいたら、ブランデーが染み出ているほどのジュワジュワ感♡
一応こんな風にカットはしたんですが・・・
気がつくと、結局1本全部食べちゃってました^^;
それほどす~っと口溶けちゃう至福の感覚なんです。
って、FacebookにUPしたら・・・女性の知人3名が速攻買いに走ったもようです(笑)