ガレット・デ・ロワ献上式 @ 関西日仏学館 -1 | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ
 
 
 
1月19日 関西初のガレット・デ・ロワ献上式が関西日仏学館にて開催されました。

フランスでは、1月6日の「エピファニー(公現節)」に
大統領に巨大なガレット・デ・ロワを献上するという習わしがあります。
 
このガレット・デ・ロアを日本でも普及させようと結成された
クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ主催のもと、東京のフランス大使館では
毎年フランス大使への献上式が行われているのですが、
今年は初めて関西でも行われることになり、取材にお伺いさせていただきました。

 
 
 


 
献上式の数日前には、こんなに素敵な招待状をいただきました。
 
 
 


 
ガレット・デ・ロワとは、公元節(エピファニー)をお祝いするフランスの伝統菓子で、
フランスでは新年が明けるといっせいにお菓子屋さんやパン屋さんに並びはじめ、
1月いっぱいぐらいまで販売されます。

ガレット・デ・ロワは、直訳すると「王様のお菓子」。
「ガレット」は平たく丸いお菓子で、「ロワ」はここではイエス・キリストの生誕を祝いに
贈り物を持って訪れた東方の三博士のことを指します。

パイ生地にアーモンドクリームを入れて焼き上げたシンプルなお菓子ですが、
シンプルだからこそ、シェフの個性が表れる十人十色の楽しいお菓子なので、
また後ほど、今年いただいた色々なガレット・デ・ロワを紹介させていただきますね。
(今年もかなりいただきました~。大好きなお菓子なんです❤)
最近は色々なアレンジバージョンも登場しているんですよ。

 
このガレット・デ・ロワの最大の特徴であり、そしてお楽しみは、
中にフェーヴが隠されていること♪
フェーブとは本来そら豆という意味で、かつては本物のそら豆が
入れられていましたが、現在は陶器製の小さな人形が隠されています。
このフェーブが当たった人は、その日一日は王様(王女様)になることができ、
王冠をかぶって皆から祝福され、その一年間幸せに過ごせると伝えられています。

ふ~ん、そんな子供じみた遊びのようなこと・・・と思われるかもしれませんが、
これが結構大人でも真剣になってしまうもので・・・
どれに入っているのかしら?と横から覗いてみたりして(意外に分からないものなんです^^;)
当たると、本とに大はしゃぎしちゃうんですよ(*^^*)♪
私も、フェーブ入りでないものも含めて今年はすでに20種類ほどのガレットを食べましたが、
やっとひとつ当たりました~(^^)v (確率低すぎですよね。。。)

 
 

 


 
さぁ、いよいよ、献上ガレット・デ・ロワの入場です!

直径1mほどもある特大サイズのガレット・デ・ロワに
「うわ~っ♪」と歓声と拍手が上がります。
持ってらっしゃるのは、クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワの副会長・関西支部会長の
「オ・グルニエ・ドール」の西原金蔵シェフをはじめとする
関西の理事の皆さま、そして
大森由紀子先生です。

こちらの献上ガレット・デ・ロワは、昨年開催された
第7回「ガレット・デ・ロワコンテスト」の優勝者である「神戸屋」の津田宜季さんの作品。
津田さんは、2011年1月にパリで開催されるガレット・デ・ロワコンクールに参加されます。
 
ちなみに一昨年の優勝者で、今年のフランスでのコンクールに参加された
元ガトー・ド・ボワの中野心吾さんは、過去日本人最高の10位に入賞されたんですよ☆
そんな関西の星だった心吾さんは、昨年春に地元北海道に帰られて、
パティスリー 麓(ロク) をオープンされました。

  
 
 


 
今回献上させていただいた、在京都フランス総領事
フィリップ・ジャンヴィエ=カミヤマ氏からお言葉を賜ります。

 
 
 


 
「パティシエ・シマ」の島田会長から総領事に
クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ公式コックコートがプレゼントされ・・・

 
 
 


 
献上ガレット・デ・ロワに入刀です!

こちらには10個のフェーブが入れられていて、当たった方には
クラブと日仏学館さんから、それぞれ5名に素敵なプレゼントが♪

全員取られてもまだ少しのこっていたようで、
何度も取りに行かれていた方もいましたが(笑)
一体何カットに切り分けられたのかしら?! 
 
 
 


 
さすが優勝作品です☆
焼き色も表面の模様も本当に美しく、断面も素晴らしいです!

このままカプッとかぶりつきたい衝動にかられちゃいました^^; 
 
 
 


 
クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ
からは、大森先生が付けてらっしゃる
クリストフルのフェーブペンダントトップ 2010年版をプレゼント❤
ハート型でとっても素敵なんです。
 
っていうか・・・先生とっても可愛いです~❤
なんて言うと、とっても失礼かもしれませんが・・・
ミニスカ&カラータイツ、そして流行りの盛り髪!
若さと美しさの秘密を、この後Dinnerにご一緒して、
とくと教えていただきました(^^)v
私には真似できないことばっかりだったけど・・・(小さく)頑張ります^^;
 
 
 
 


 
乾杯のご発声はビゴさんから・・・
いつものことながら・・・お話が・・・やや長めで・・・
そしていつ乾杯にうつるのやらタイミングが分からず(笑) 
 
 
 


 
とりあえず無事に、かんぱ~い♪

この後、この献上ガレットの周りは凄い人になっていたそうです・・・

というのも、私は乾杯後、この会場の外に並べられていた
シェフ会員の皆様のガレット・デ・ロワの試食をいただきに出てしまったので。。。
 
実は関西初ということで、色々な方に東京での献上式の様子をおうかがすると・・・
「ユキちゃんはきっとシェフとの話に夢中になってて、ガレット・デ・ロア食べ損ねるよ~」
と全員に言われてしまったので、頑張るもん!と秘かに闘志を燃やしていた私(笑)
そちらは無事10種類ほどいただけたんですが、肝心のこちらを忘れてました~★
私が取りに行った時は、残り1/3ほどで。。。
でもまだフェーブが全部は出てないという噂を小耳にはさみ、
じゃぁまだチャンスが!と思ったのも束の間・・・見事にハズレ★
よく考えたら、クリストフルのペンダントトップがいただけたかも!なのに。。。
やっぱり、どこまでもどんくさい私でした^^; 
 
 
 


 
見事にフェーブを当てられた方々が、またまた豪華メンバーで・・・

西原シェフのマダムの純子さん。
日仏学館からフランス語講座がプレゼントされたんですが、
マダムはフランス語がご堪能なのに…と思っていたら・・・
「勉強し直すというきっかけを与えていただいてありがたいです」というお言葉。
素晴らしいですね。。。私もしっかりと見習わなくては。。。 
 
 
 


 
そして、「コムシノワ」西川シェフのマダムも。
お着物姿がお美しいです☆ 
  

 


 
「メゾン・ド・プティ・フール」の西野シェフのマダムにはシャンパンが!
帰りの新幹線で♪ とナリヅカコーポレーション の三三子社長と
盛り上がってらっしゃいました(笑) 
 
 
 


 
見事フェーブを当てられた幸せ顔の皆さまで記念撮影です。

  
 


 
終わりの挨拶を、西原シェフからしていただき・・・

  
 


 
最後にクラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ会員の皆さまで記念撮影です。
なかなか全員に同じ方向を向いていただくのは難しいんですが・・・
三三子社長が仕切ってくださったお蔭で、横にいた私も無事撮影できました。
本当にありがとうございました。
 
そしていつも大きな声で、これだけのシェフの方々を仕切ってくださる
クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワの事務ご担当の田尻さん。
本当にお疲れさまでした。


そして、当日焼いたガレット・デ・ロワを持って会場に駆けつけてくださったシェフの皆さま、
会場である日仏学館の皆さま、この献上式の開催にご尽力いただいた全ての皆さま。
本当に素敵なパーティーをありがとうございました。
ぜひ来年以降も、関西でも開催されることを心より楽しみにしています♪


  
 
 


 
当日会場にプレゼンされていた素敵なガレット・デ・ロワの数々。
そしていただいた美味しいガレット・デ・ロワの数々につづきます・・・