洋菓子マウンテン移転オープン -3 | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ
洋菓子マウンテン移転オープン -1
洋菓子マウンテン移転オープン -2

  
 

 

 


 
マウンテンさんのお隣にある可否CAFE マサグランさん。
こちらのオーナーさんと水野シェフが仲良しということで、
マサグランさんでもマウンテンさんのケーキをいただくことができるんです♪

この日取材にお伺いしま~す♪って水野シェフにお電話したとき、
ケーキのお話よりも、まずシェフの口からでた台詞が
「お隣でランチにカレーを食べよましょ~♪」だったほどですから^^;

サイフォンコーヒー・紅茶・フレーバーティーにこだわってらして、
22時までオープンしているので、アルコールメニューも豊富。
水野シェフもお店が終わられてからよく行かれるそうですよ^^;

  

 
 


 
そのカレーというのがこちら。
ココナッツカレーとビーフカレーがあったんですが、
シェフお薦めということでココナッツ×シーフードに。
シェフはご自身もお初というビーフシチューをセレクト。
マウンテンさんの食パンが、こんなに厚切りで添えられていました。
もちろん、どちらもとっても美味しかったですよ♪

 
 
 


 
マサグランさんでいただけるケーキはこちらの4種類。

マウンテンの味を知っていただくきっかけになったら・・・という思いから
ご提供されているので、ベーシックなケーキをリーズナブルな価格で。

お食事は奥のVIP席で(?!)いただいたんですが、混雑してきたので
cafeスペースに移動しようとしたら満席で。。。
ちょっぴり肌寒かったけど、テラス席でいただくことにしました。

 
 
 


 
水野シェフセレクトでこちらの2種類に。
しかも2種類とも、ユキちゃん食べて!って(笑)
はい、もちろんなんの問題もなくいただきます♪

 
 
 


 
プリンもこんなにキュートにリニューアル♪

できるだけ福知山産の素材も使いたいという地産地消の想いから、
グリーンファームソーゴさんの黄味自慢という卵を使われています。
マリーゴールドの花弁粉末を飼料に添加しているので
黄色が鮮やかなんですって。

卵の風味とコクがしっかりと感じられる昔懐かしいお味ながら、
とろとろ~っとお口の中でゆらめく至福のテクスチャー。
でも生クリームではなく、あくまでも卵がメインの
マウンテンさんらしさを感じるプリンでした。

卵型のカップとデコレーションも可愛いですよね~♪
実は水野シェフは、お店のロゴのシールではなく
赤字で「光」と描かれたシールを貼りたかったそうなんですが、
スタッフの皆さんから全力で阻止されちゃったんですって(笑)
う~ん・・・スタッフさんのお気持ちも分かるけど、それも面白かったかも^^;

 
 
 


 
ビジュアルからして、美味しさが醸しだされているモンブラン。
フランス産マロンペーストを使用されているので、通年で販売されています。

ちょっぴり和栗っぽいテイストのマロンクリームの中は、
クレーム・シャンティとパティシエールの2層構造。
なんともいえない、ほっこりとやさしいテイストのハーモニー♪
 
土台はなんと、ガレット・ブルトンヌなんです。珍しいですよね?!
しっかり塩味が効いていて、全体をキリッと引き締めるアクセントになっています。
土台がタルト生地やフィナンシェのモンブランはありますが、
ガレット・ブルトンヌははじめてかも?!
ブルトン好きの私的には、かな~りストライクでした♪
 
ブルトンヌのザクッ♪とハードな食感&サレ感と、3種類のクリームの
やさしくとろけるテイスト&テクスチャーのコントラストが
ビジュアルから想像する以上に際立つ一品。

シンプルなプリンとは、一見対極にあるように思えるリッチなモンブランですが、
その実、根底に流れる作り手の想いは同じ。。。
ひとつひとつ、一層一層丁寧に、想いを込めて作られているだけなんですよね。
マウンテンさんのお菓子からはどれも、そんな思いが伝わってきます。

 
 
 


 
マウンテンさんでは、こういう昔懐かしいお菓子も好き❤

お口の中でしゅわっ♪と音をたてて溶け消えちゃうスフレチーズケーキは、
アントルメでも軽~く食べられちゃうほど・・・きっと私でなくても!?
羽毛布団のような軽やかさなんです^^;
しかも究極にエアリーな口溶けながら、チーズの風味もしっかりと感じられます。
パイナップルがなんとも言えずノスタルジックですよね。。。 
 


 
テラス席からは、ゆらのガーデンの中央にある芝生の中庭がこんな風に眺められます。
現在はまだ全てが生えそろっていないので、立ち入り禁止ですが、
夏には立ち入り可能になるそう。気持ちいいだろうなぁ。。。

なんだか本当にの~んびりと、心癒されるひとときでした。。。
皆さんきっとご隠居後は(笑)こういう場所でされるのが夢なんだろうなぁ・・・

水野シェフご自身はすでに達成感がおありで、今後何をしよう?
という域に達してらっしゃいますが、生まれ育った地元福知山で
勝負し続けていきたいのだそう。
でもそこは水野シェフ!
決してきばり過ぎているわけではありません。
ガチンコのフランス菓子では勝負できる場所ではない・・・
でもあまりにもやさしすぎるテイストのお菓子も違う・・・
 
自分ならこうするのに…こうしたい!という想いを形にし続けていくことで、
まだまだ進化し続けられるんでしょうね。

水野シェフって、あのビジュアルなので最初は話しかけにくいかもしれませんが、
お話してしまうと実はとってもゆるキャラさん(笑)
でもこれからのお菓子業界に対する想い、後進を育てることに対する想い、
そして福知山を活性化させることに対する想いは、全くゆるくなく、
とても熱い想いを抱いてらっしゃいます。
色んな意味で、ほんとにカッコイイ方です☆

  

 

 



 
お店に行かれる方は、ぜひチェックしていただきたいんですが、 
マウンテンさんとマサグランさんの間にはオリーブの木が植えられています。
そしてその訳がこちら・・・木の実 Oliveのパイ
このお菓子にはこんな想いが込められているんです。。。

「オリーブの木は聖書やギリシャ神話などでは平和の象徴とされ 
 古来より人々に愛されている愛わせのシンボルです
 
 そんな木のように 末永く愛される憩いの広場になれば と願い
 洋菓子マウンテンにはオリーブの木が植えられました

 この「木の実のパイ」はシンボルツリーそのもの

 木を囲い憩う たくさんの人々の笑顔のように
 私たちのつくるお菓子で幸せを届けられたなら・・・

 これこそ パティシエの幸せではないでしょうか

 人と自然が共存する福知山

 ゆらのガーデンが福知山のシンボルとなるように・・・

 物語は ここからはじまります」

 
 
福知山の自然と、福知山を愛する水野シェフが作りだすお菓子を堪能しに、
ぜひ福知山まで足を運んでみてくださいね♪
夏には冷んやりスイーツも登場予定だそうですよ!

 
 
 
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店名:洋菓子マウンテン
住所:京都府福知山市堀今岡6 ゆらのガーデン内
電話:0773-22-1658
営業時間 10:00~19:00
定休日:水曜日(祝日の場合は営業