スイーツ巡り講座@プライベートサロン3月は
菓子sパトリーさんにて開催させていただきました。
今回の主役は、田中シェフが惚れ込んでしまったというこちらのレモン。
淡路島の平岡農園 さんで栽培されている
香りが素晴らしいアレン・ユーレカ種のレモンです。
皮が厚く酸味が強く、そしてなんと言っても
香りが素晴らしく、その豊かさが特徴の品種。
ナイフを入れた瞬間に、瑞々しいレモンの香りがパッと辺り一面に弾けました♪
レモンは想像以上に栽培が難しく、収穫できるようになるまで3~4年はかかるそう。
またとても衝撃に弱く、傷みやすいので、温度管理や保存も難しいとのこと。
淡路島は、晴れの日が多く雨が少ない温暖な気候の島で、
世界有数のレモンの産地である地中海沿岸地方の気候に近いと言われています。
田中シェフ曰く、このレモンはフランス有数のレモン産地、
マントン村のレモンにも 劣らないほど、香りと酸味が強いのだそう。
そんな貴重なレモンを使って、デセールコースを作っていただきました♪
一皿目は、レモンのジュレとイチゴ。
シンプルながら、このレモンの魅力である香りと酸味が鼻腔いっぱいに広がる一品。
パールアガー(寒天由来の凝固剤)を使われているので、透明度が高く、
ふるふるっ♪と滑るようになめらかな口あたり…まるでジュースを飲んでいるかのよう!
このレモンそのものの美味しさを堪能したところで、次なるお皿は・・・
二皿目は、レモン風味のスフレ・フロマージュとレモンとバジルのソルベ。
キリのクリームチーズに、レモンの果皮とジュースを加えたシンプルなスフレチーズケーキ。
阪急インターナショナル時代に作ってらしたチーズケーキなので、
林さんや多田さんも同じルセットをご存知なんだそう^^;
ふわっ、しゅわっ♪と軽やかな音をたてながら儚く溶け消え、
余韻にレモンの爽やかな香味が広がります。
なんだかいつまでも食べていたくなるような懐かしいお味。。。
レモンのマーマレードは作りたてということで、ほんのり温か。
酸味がかなりキュンと効いていて、ケーキと一緒にいただくと
さらにレモン感UPの贅沢なテイストに。
そしてもっと食べた~い♪と生徒さんからも一番人気だったのが
プレート右側のレモンとバジルのソルベ。
レモンとバジルの組合せは鉄板ですが、下にはさらに
イチゴやパイナップルなどが敷かれ、異なる酸味を添えています。
う~ん♪ まさに爽やかこのうえないテイスト!
お口の中がすっきりと漱がれていく感じ。
デセールコースをお願いすると、普段は作られていないお店でも
ソルベやグラスを作ってくださることが多いんですが、
どちらも組合せの妙や空気感が素晴らしく、とっても美味しいんです!
これからの季節、お店でも食べられるといいなぁ。。。って思っちゃいますよね♪
つづきます・・・