クリスマスアントルメ2009 ☆ 百貨店編 | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ
クリスマスアントルメ2009 ☆ 路面店編

 
 
●パティスリー ケ・モンテベロ  ビッシュ・ノエル・マロン(ジェイアール京都伊勢丹)


  

 
土台はクロカンショコラにビスキュイ・ショコラを重ね、
カシスのソース、イタリア産マロンのコンフィを散りばめたマロンクリーム、
ショコラのガナッシュをショコラ・オ・レのムースで包み、
グラサージュ・ショコラ・オ・レをかけて。

こちらも私の大好きな、マロン×カシス×ショコラの組み合わせ。
カシスの滋味深い酸味が、ショコラとマロンの甘みを引き立て、
ミルキーながらエレガントな香りの余韻が広がっていきます。。。
こんなに薄い層なのに、カシスの存在感は絶大なんですよ☆
 
ナイフを入れた瞬間に、ズシリと重厚感が伝わったので、
かなり重めかなぁ。。。と心配する声が上がったんですが、
甘みと酸味のバランスが素晴らしく、お口の温度でとろりととろけていく
まろやかなテクスチャーのムースだったので、
ペロリといただけちゃいました(*^^*)♪

 
 
 
 
●オ・グルニエ・ドール  フォレノワール(ジェイアール京都伊勢丹)




  
  

 
ドイツの「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ」を原型とする
フランスの伝統菓子「フォレノワール」をクリスマス風に大胆にアレンジ。
まさに、フォレノワール=黒い森という名にピッタリのビジュアルですね。

ビスキュイ・ショコラの間にグリオットチェリーを散らした
クレーム・ショコラをサンドし、
クレーム・レジェール(生クリーム+カスタード)を重ねて。
リーフに見立てたショコラでデコレートされています。

グルニエさんでは普段フォレノワールを作られていないので、
とっても楽しみにしていました♪
グリオットのアルコール感はそれほど強くなく、
口溶けのいいクレームとショコラ、そしてチェリーが
軽やかでアダルトなアンサンブルを奏でていました。

 
 
 
 
●ピエール・エルメ・パリ  ビュッシュ・キャレ・ブラン(大丸梅田店)


  


普段は関西ではいただけないフランスのブランドから。
 
ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)の今年のクリスマスのテーマは「凜」
常に最高の味覚を求め続けるピエール・エルメが、失敗を恐れず勇気凜々、
新しい味に挑戦するという気持ちを込めたのだそう。
 
☆が煌めく真っ白なBodyにナイフを入れると・・・
洋梨とクランベリーのコンポート、アーモンド入りのビスキュイを
メープル風味のマスカルポーネクリームで包み、グラサージュブランをかけて。

かなり後半にいただいたので、マスカルポーネとクランベリーの酸味が新鮮!
酸味の後に、洋梨とメープルのほのかな甘みが広がっていきます。
メープルの独特のアロマ・・・なんだかほっこりとする癒しのアロマですよね。
メープルシロップは、フロマージュともナッツとも相性抜群なので、
全層の一体感が素晴らしいビュッシュでした。
 
一見濃厚そうに見えますが、酸味がキュンと効いていて、
アーモンドがカリンと響くソフトなビスキュイが
マスカルポーネのクリームにまろやかに溶け込んでいくので、
不思議なくらいスムーズにいただけちゃいました。

フランスや東京に行くっても、エルメは珍しくないので、
最近あえて食べる気にならなかったんですが・・・
やっぱりエルメのお菓子好きかも❤

 
 
 
 
●パティスリー・サダハル・アオキ・パリ  アリバ・アブリコ(阪急うめだ本店)


  

 
イタリア最高級といわれるドモリ社のショコラを使った風味豊かなクレームショコラ。
香ばしいヘーゼルナッツのダックワーズ生地、アプリコットクリームを重ねて。
アプリコットの酸味とミルクチョコレートの甘みのやさしいハーモニー。

アオキさんは、色々な百貨店で少しずつデザインの異なるケーキを
出してらっしゃったけど、ポップなカラーのドットチョコレートは
どのケーキにもデコレートされていましたね。
昨年のヴァレンタイン・ショコラを髣髴とさせます。

 
 
 
 
●ラデュレ  ブッシュ・ド・ノエル・フランボワーズ・ペタル・ド・ローズ(阪急うめだ本店)



  
  


 
まず、ラデュレグリーンの箱を見て歓声~❤
そして箱を開けて登場した、ラデュレピンクのブッシュを見てさらに歓声~❤
どこから見ても可愛くて・・・何枚写真を撮ったことか。。。

やはり、ラデュレのロマンティックテイストに勝るものはないですよね~。
全員の乙女心(←いくつになっても乙女ですよね^^;)を
しっかりとわしづかみにしちゃいました!

可憐に舞う、バラの花びら❤
フランボワーズの果実とコンポート。
ローズシロップに浸したビスキュイをローズが香るババロアで包んで。

お味は・・・薔薇っっっ。。。
パリのラデュレの薔薇のアロマは、こんなにストレートではなく
ふわ~りと鼻腔に広がっていくやさしいアロマなのに(涙)
パリと日本では使われているエッセンスやオイルが違うんですね・・・
つい数日前にパリで食べただけに、かなりショッキングでした^^;

でも、ビジュアルでこれだけ幸せになれたからO.K.です(*^^*)❤

 
2009年は、以上10種類のクリスマスアントルメをいただきました。
それにしても・・・ガールズトーク恐るべし!
4時間があっという間に過ぎちゃいましたね^^;
来年はケーキの数をもう少し減らして、サレものやシャンパンも揃えて、
もっと優雅なクリスマスパーティーにしましょうね~♪

あぁ・・・年が明ける前のこの日に帰りたいです・・・