皆様はバレンタインの起源をご存知でしょうか?
3世紀のイタリアまで遡ります。
ローマ皇帝によって兵士の結婚は禁じられていたにもかかわらず、それに背いて兵士を結婚させた聖ウァレンティヌスが処刑されたのが2月14日。
それが英国にて「恋人たちの日」として受け継がれ、次いで移民と共にアメリカに渡り、さらに第二次世界大戦の終結とともに、アメリカ兵がこれをドイツに伝えたとか。
いわば大陸を越えて進化しながら逆輸入された、興味深い文化です。
ドイツでは夫婦や恋人がレストランでスペシャルディナーを愉しんだり、花束やチョコレートなどを互いに贈り合うといくのが一般的なバレンタインの過ごし方のようです。
日本のようないわゆる『義理チョコ』は存在しないので、複数の異性の友人に手作りスイーツなどを贈ったりするととんでもない勘違いをされてしまいますよ。笑
さて、当家では簡単に作れるスイーツを手作りで用意しました。
挟んでオーブンで焼くだけの簡単美味しいチョコレートパイです♡
作り方はとっても簡単。
①パイシートを長方形に切って穴を開けます。膨らみすぎないようにするためです。
②180度のオーブンでほんのり焼き色が付くまで焼きます。
③生チョコレート、もしくはハードチョコレートを湯煎で溶かして用意しておきます。
④焼きあがったパイを包丁で横に切り込みを入れてチョコレートを挟みます。
⑤余熱でとろけるチョコレートとサクサクのパイのハーモニーをお愉しみください♡
サイドにシャンパーニュ入りの生チョコレートを添えて頂きました。
まだまだ寒い日が続く冬のフランクフルト。
熱いコーヒー(ドイツ語でkaffe)と手作りスイーツでゆっくりと過ごすバレンタインデーも良いですね。
《番外編》
この日のディナーは、自家製煮豚をメインにした中華。
煮卵も味をじっくり染み込ませて、厚切りにした煮豚は炒飯にもたっぷり入れてみました。サイドメニューは麻婆豆腐と中華風サラダ。そして箸休めの搾菜。
ドイツでは豚肉が安価なので中華は作りやすいですね。
料理は決して得意ではないのでいつも粗食ですが、日本にいた頃と出来るだけ近い環境を家庭において整えるよう心がけています。栄養管理においてはそれが一番良いと考えているからです。
腕が上達するものと信じて(笑)、引き続き頑張ります!


