バロック様式のヴェルヴェデーレ宮殿は上宮と外宮に分かれており、前者は美術館として改装され、世紀末画家グスタフ・クリムトの名画が所蔵されているため訪問者も多数。
私たちは外宮から入り、巨大な庭園を散策して上宮へ向かいました。
上宮の宮殿内から見下ろす庭園の全景。
ハプスブルク家へ仕えた貴族の夏の離宮として建築された宮殿とのことですが、規模の大きさが当時の王家の繁栄を物語っています。
さて、画家クリムトの名を世界へ知らしめた名画『接吻』。
実物は金箔を存分に用いた優雅さと幻想的な雰囲気で圧倒的な存在感を放っています。
館内の美術品は撮影不可ですが、この作品のみレプリカと一緒に撮影できるスペースがありました。
想像していたよりも大きな作品。
画家の力量が大いに発揮されたであろうエネルギッシュな傑作でした。
美術館にはほかにも同時代の画家シーレの作品など見どころ多く、堪能しましたよ♡
Belvedere Museum Wien
Oberes Belvedere
Prinz Eugen-Straße 27, 1030 Wien
Mo – Fr (außer Feiertag): 9 – 17 Uhr
T +43 1 795 57-134
F +43 1 795 57-136
E-Mail public@belvedere.at
https://www.belvedere.at/