タウナス山脈麓の高級住宅街、クロンベルクはフランクフルトから電車で20分ほどの好アクセス。
中世の面影を残す木組みの家々と、古き良き王朝時代を感じさせる古城が現存する歴史ある街です。
古城はイースター頃まで入場出来ないそうなので、街中をぶらりと散策することにしました。
中心地に立ち並ぶ木組みの建物。住宅の合間にはレストラン、雑貨屋、ジュエリー店なども。
広場を彩るのは、赤のオーナメントでデコレートされた大きなモミの木。
こちらの住宅は支え木に猿の彫刻が施されています。
石造りが古めかしい時計台。
壁と窓枠のカラーコントラストが新鮮。
ランタンにはそれぞれ異なる絵柄が彫られています。 日本の影絵にも似たノスタルジックな雰囲気。
窓の一つにサンタクロースが飾られているのが分かりますでしょうか。遊び心のあるデコレーションですね。
こちらの住宅はドアノブがユニーク!
通りすがりの小さなカフェ。
さりげないベンチも絵になってしまうヨーロッパの郊外の街。
ひときわ目を引いたのがこちらのプレッツェル型の看板。
なんとドアノブもプレッツェルです。
店に足を踏み入れると、マダムが穏やかな笑顔で迎えてくれました。名のあるベッカライのようです。
Bäckerei und Konditorei Christ
Friedrich-Ebert-Str. 39
Tel 06173 2944
購入したバターシュトレンはこの通り、ドライフルーツたっぷり!
外側はサックリ、内側はしっとりと仕上がっていてとても美味しい。
シュトレンは日持ちするので、ごく薄く切り取ってアドベントの期間に少しずつ長く愉しむパンだそうですが、美味しくてあっという間に完食してしまいそう。
クロンベルクはガイドブックにも載っていませんが、とても美しい街。
wikipediaで引いてみると、なんと次のような記述。ドイツで最も高級な住宅街なんですね。
Kronberg is especially known for its extremely expensive residential areas. It is therefore a very exclusive area to live and that is indicative of the higher than average incomes enjoyed by its population. The German magazine "der Spiegel" published a study showing that Kronberg had the most expensive residential areas in whole Germany.
次の機会には古城をゆっくり訪れたいと思います。













