キリストの復活を祝うイースターは月の満ち欠けによって日程が決められる移動祝日。
2017年度は4月の2週目と例年より遅め。
待ちに待ったチェコのプラハへ2泊3日の旅へいざ!
ボヘミア王国時代に全盛期を迎え、欧州最古のカレル大学を設立するなど学術も率先してきたチェコ。
ハプスブルク家の統治下におかれ、大戦時にはナチスドイツによるユダヤ人迫害やソ連による介入を乗り越えて「プラハの春」運動により民主化路線へ。平和的な分離を経て現在の共和国がある。
旧市街では、そんな複雑な歴史を垣間見るように、多様な建築様式の建造物が、大戦の戦禍を免れて存在している。
新市街から旧市街に入る通過点にはかつて見張り台であったゴシック様式の塔が残っている。
ショッピングストリートを抜けると見えてくる旧市街広場。
ひときわ目を引くのがこちらの旧市庁舎。ロマネスク様式の仕掛け時計とネオゴシック様式の装飾が見事に融合したプラハを代表する建造物。
天文時計は毎時を指すと十二人のキリスト使徒が登場する仕掛け。
大勢の観光客がそのときを待っていたが、実際に見るとかなり地味なものだった。とはいえ、完成した15世紀初頭には最先端技術であったに違いない。
広場のシンボルは美しい双塔を抱くティーン聖母教会。
内部は見学できなかったが、写真で見るよりもその外観に圧倒された。
広場の中央には、プロテスタント運動の先駆者として英雄的存在のヤン・フスの像。
イースターを祝うイベントとして、屋台もたくさん。
こちらの飲食店では豚の丸焼き中!
こちらはチェコのお菓子を売る屋台。
こんな風に棒に巻きつけた生地をじっくリ焼き上げていく。
あたりには甘くて香ばしい匂いが漂い、つい近寄らずにはいられない。
そして、買ってみた。笑
硬めに焼き上げられた生地はほんのり甘く、シナモンがたっぷりまぶしてある。
内側にチョコレートクリームを塗ったタイプが売れ筋のようだ。
暑い日にはソフトクリームを入れたタイプもよく出るだろう。










