以前もご紹介したフランクフルトの台所、Markt Halle(マルクトハレ)。
行列の出来るソーセージをカウンターで頬張ったり、ワイナリー直営のワインスタンドで昼下がりから乾杯したり、イタリアやスペインの食材を探したり、なにかと楽しいスポット!
日本人にとっては、薄切りの牛肉や豚肉が入手できる貴重な肉屋もあり、定期的に訪れる人も少なくありません。
さて、今回訪れたのは2階!
オイスターバーや鮮魚を売る店があり、ワクワクしながら初めての訪問しました。
数こそ少ないのですが、陳列された色鮮やかな鮮魚を前にテンションが上がります。
感じの良い女性スタッフの対応もあり、気持ちよく、Dorade(黒鯛)とKabeljau(鱈)をそれぞれ丸ごと一尾、それから鮪(Thunfisch)を厚みにして10センチほどオーダーしました。
いずれも”Perfekt fuer SASHIMI!(刺身に最適よ)”とのお墨付きをいただき、あまり良く考えずお会計をお願いしたら・・・

まさかの合計81.79ユーロ・・・!!
鯛も鱈も丁寧に皮をむいてもらい、3枚おろしにしてもらった手間もあって、もう後には引けず、暗澹たる心地で帰途につきました。。。郊外にあるVenos(イタリア食材店)で買えば半額以下だったでしょう。
少なくとも鯛と鱈はREWE(スーパー)の大型店では手に入ります。
しかし、気を取り直して、気合いを入れて調理しましたよ!
1ミリも無駄にしないよう何日もかけて贅沢を味わいました。
鱈はじっくりと火入れしてムール貝と白ワインの香るブイヤベース。

鯛は身の綺麗な部分はお刺身にして、あとは煮つけて、残りのお頭や骨はあら汁に。

そして、鮪は厚めに切りそろえてお刺身で山葵醤油と。

高くつきましたが、美味しくいただきました。