「芸術の丘」を登りきると素晴らしい眺望が望めます。
フランス式庭園に咲き誇る花々と緑、そして秋の澄み渡る空までもが清々しい。
アール・ヌーヴォー建築の要素が見えるアパートメント群を左手に。
『花や植物などの有機的なモチーフや自由曲線の組み合わせによる従来の様式に囚われない装飾性や、鉄やガラスといった当時の新素材の利用などが特徴』(Wikipediaより引用)
正面には王宮が見えます。
私達は右手に進んでベルギー王立美術館へ。
近代美術には秀逸な作品が多い割に空いていて、子連れでも慌てることなくゆっくり鑑賞できました。
こちらは強烈な印象を放つ、ベルギーの画家フェルナンド・クノップフの『愛撫』
神話上のスフィンクスが美しく描かれていますが、快楽への欲求と支配欲の間をテーマにした生々しい作品でした。
その土地の芸術に触れると、感性が研ぎ澄まされるような気がします。
Musées Royaux des Beaux-Arts de Belgique : Art Ancien / Art Moderne)
住所 : Rue de la Régence 3, 1000 Bruxelles
電話 : +32(0)2 508 32 11
FAX : +32(0)2 508 32 32
URL : http://www.fine-arts-museum.be/



