羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来 かわいいロシャオヘイ、今回はあまり猫に変身しません。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

 

「羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

師匠であるムゲンと小さな村で修行をしていたシャオヘイだったが、ある時、とある会館への襲撃事件が妖精の世界の平和を脅かす。妖精会館からの任務によりムゲンとは別の姉弟子ルーイエとともに真実を求めて新たな冒険へと旅立つ。やがて思いもよらない敵を前にしたシャオヘイは、大きな決断を迫られる。

というお話です。

 

 

師匠・ムゲンと共に小さな村で穏やかな日々を過ごしながら修行を重ねていたシャオヘイ。ある日、妖精会館から呼び出しの連絡が入る。シャオヘイを連れて行ってみると、そこには錚々たるメンバーが集まっていた。

とある会館への襲撃事件が起きたらしい。銃火器を使っての襲撃で相手は人間だったようだ。そしてその集団を率いていた人物の映像が映し出され、そこにはムゲンの姿が。あり得ないが容疑が晴れたわけではない。このままでは妖精と人間の長きにわたり保たれていた平和を脅かすこととなってしまう。



 

ムゲンは妖精会館で監視されることとなり、ムゲンの弟子であるルーイエが事件の調査をすることになる。シャオヘイは姉弟子となるルーイエと共に真実を求めて新たな冒険へと旅立つことに。

ムゲンの無実を証明するため調査を進めるも、仲間からも監視され、今にも人間との戦争が始まるのではという切羽詰まった状況になって行く。ムゲンの姿を使い、一体誰が妖精と人間の戦争を始めさせようとしているのか。後は、映画を観てくださいね。

 

 

ロシャオヘイ戦記の第二弾です。1作目の時はハマりまして、何度も映画館に観に行きました。最初の上映の時は字幕版しかなくて、人気が出て吹替え版が上映になったんですよ。中国でもこんなに可愛いアニメを作るようになったんだなと驚いたことを憶えています。

 

今作は前作でムゲンの弟子となったロシャオヘイが、ムゲンの下で修業を続けているところから始まります。静かな村で暮らしていた二人ですが、妖精会館からの呼び出しで突然に中央に行くことになります。妖精会館には妖精の中でもトップクラスの戦闘力を持つ人物が集まっており、大変なことが起こったことが解ります。

 

 

とある地方の妖精会館に、妖精を殺せる銃弾を持った人間が襲撃してきて、そのボスとして監視カメラに映っていたのがムゲンだったんです。妖精ですから簡単にムゲンに変身は出来るのですが、一応、ムゲンが容疑者となってしまうんです。ムゲンは会館に缶詰となり、ムゲンの弟子であるルーイエとロシャオヘイが調査に出かけるという流れでした。

 

この妖精を殺せる銃弾というのは、銃頭に特殊な木製のものを使うようでした。この木が妖精に効くようです。その特殊な木を妖精会館で隠していたのですが、人間はどこかから木を手に入れ、それを使って会館を襲撃し、会館に隠してあった木を全て手に入れて、妖精との戦争をするつもりのようでした。

 

 

人間と妖精はうまく折り合いをつけて暮らしていたのに、何故突然に戦争となったのか。誰か妖精側で手引きをした者がいるようですが、それが解りません。ムゲンは調査には出れないので、ルーイエとロシャオヘイが行くのですが、このルーイエの能力が凄いのよ。頭が良いのもあるけど、追跡能力がハンパありません。

 

ルーイエの追跡能力は、敵が盗んでいったモノのホコリほどの痕跡を辿っていくことが出来るんです。犬が臭いを辿るように、ルーイエには痕跡が見えるんです。どんなに隠しても臭いが残るように、塵も残るんだろうと思うんです。この能力は凄かった。ルーイエ凄い!って思ったもん。

 

 

痕跡を辿って行き、ムゲンに変身していた妖精が隠れている場所を目指します。飛行機に乗ったり墜落したりと、色々な出来事がありますが、それはルーイエが計算していたとおりの出来事でした。墜落は不可抗力だったかもしれないけどね。そうそう、飛行機の場面にはCGを使っての映像がありまして、ここはお金かかってたんじゃないかな。

 

内容は思っていたよりも長かったんだけど、私が期待していたロシャオヘイが猫になって活躍する場面はありませんでした。もっと猫に変身して欲しかったし、しっぽのヘイシュウにも沢山出てきて欲しかった。今回は一瞬出てきただけだったんです。今回は戦争という暗い内容でしたからね。

 

 

私は1作目の方がお気に入りです。だってロシャオヘイが何度も猫になってくれたし、空間を使う力を有意義に使っていて面白かったんですもん。今回はロシャオヘイの空間能力はほとんど使われませんでした。戦闘中にちょっと使っただけだったんです。もっとロシャオヘイの空間能力を上手くつかえれば、もっと楽に戦えたような気がするんだけど、どうなんだろう。

 

猫に変身する場面が少なかったということは、ほとんど和む場面が無かったということなので、いかに今作が戦争中心だったかが解ると思います。今度はもう少し穏やかな内容にして欲しいかな。戦争は良くないですよ。

 

最後にあまりネタバレは出来ないんだけど、ムゲンが完全に怪物になっていました。強いことは解っていたけど、無敵ってなんなのよ。こんなに強いなら前作でフーシーとの戦いにあんなに苦労したってことは、フーシーって相当強かったってことよね。うーん、ムゲン強すぎる。アイスクリーム買ってくれるけど怖いよね。敵にしてはいけない人物だと解りました。

 

 

私はこの映画、超!お薦めしたいと思います。とってもかわいくて面白い映画ではあるんだけど、前作と比べると少し残念かなと思いました。ロシャオヘイがもっと猫になってくれたらなぁ~。楽しかったんだけどなぁ。少し心残りです。でも面白いので、ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来」