君の声を聴かせて 王道ラブストーリー | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

 

「君の声を聴かせて」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

ヨンジュンは大学を卒業したものの就職する気になれずに、両親が営む弁当屋を手伝うことになる。配達のため訪れたプールで、手話で会話する女性ヨルムに出会い一目ぼれ。大学時代に習った手話を使って彼女に近づくヨンジュンだったが、ヨルムはオリンピックを目指す妹ガウルの夢のため、多忙な日々を送っていた。

というお話です。

 

 

大学を卒業したものの、やりたいことが見つからず、自宅でうだうだした日々を送っていたヨンジュン。とうとう母親がしびれを切らし、営んでいる弁当屋を手伝わせることにする。配達をやらせることにし、ヨンジュンのバイクに弁当を乗せる籠を勝手に付けて配達に送り出す。

 

嫌々ながらも配達に出るヨンジュン。今日はプールへの配達を頼まれ弁当を持って入って行くと、美しいヨルムが選手のタイムを計っていた。彼女は聴覚が悪いようで手話で会話をしていることに気が付き、ヨンジュンは大学で習った手話を使い、彼女に話しかけた。一目惚れをしたヨンジュンはその日から、プールへの配達を心待ちにするように。

 

 

そんなある日、たまたま道でバイクが壊れて困っているヨルムに遭遇する。自分が直しておくから今日はこのバイクで行くようにと自分のバイクを差し出した。その日からヨルムと連絡を取るようになり、仲良くなっていくヨンジュンとヨルム。

 

ヨルムは、聴覚障がい者ながら水泳のオリンピック代表を目指す妹ガウルを懸命に支えているようだった。必死で働き、空いた時間は妹の練習に付き合っている。ヨンジュンは彼女をサポートしながら距離を縮めていき、自分の両親にも彼女を紹介しようと家に招くと驚くようなことが…。後は、映画を観てくださいね。

 

 

この映画、2009年の台湾映画のリメイク作品です。その台湾映画は日本で公開されていないのかな。私は観ていないので、このリメイク作品で初めて知りました。聴覚障碍者の家族のお話は、2014年の「エール!」が有名ですが、その前に台湾で既に映画化されていたんですね。

 

主人公のヨンジュンは一人っ子で両親に甘やかされて育っているように見えました。両親がとても優しくて、この両親ならいい子になるだろうなっていう感じの息子です。大学を卒業したんだけど、何をやりたいのか見つけられず家でうだうだゴロゴロしているんです。で、母親が配達くらい手伝いなさいってことで、お弁当の配達にプールに行くんです。

 

 

プールにお弁当を配達?と思ったけど、まぁ、人がいれば食事はするよね。何となくお弁当を持ってプールサイドを走るって斬新な映像でした。衛生的に何となくプールサイドでお弁当って嫌だなって気持ちになってしまって。きっと慣れれば大丈夫なんだと思うけどね。

 

でプールで妹のタイムを計っていたヨルムに一目惚れするんです。でも、何かいつもとは違うことを感じて見ていると、二人とも聴覚障碍者のようで、話はしていなくて手話で会話をしているんです。そこでヨンジュンは大学で習った手話を使って見ることにします。確か大学で手話を習えばモテるとかなんとかいう誘いで勉強をしたらしいんですけど、内容を忘れてしまいました。

 

順調に距離を縮めていくヨンジュンなんだけど、ある時からヨルムは距離を置き始めるんです。まぁ、これはお決まりのことなんだけど、どうしても障害を持っていることで引いてしまうんですよね。私はいつも、その障害もひっくるめて好きなんだから気にしちゃダメだよって言ってあげたくなるんだけど、そう簡単には解決出来ないんだと思うんです。

 

 

あ、でもネタバレ出来ないから書けないけど、今回はちょっと事情が違うかな。それも楽しんで欲しいんですけど、どちらにしろ、障害があることで色々と躊躇してしまう方っていらっしゃると思うけど、何でもやりたいことをやって欲しいし、周りに何でも頼んでいいんだよって言ってあげたい。誰でも助けて欲しいときは誰かに頼むんだから一緒なんですよ。

 

そんなこんなで二人の関係がどうなっていくのか楽しんで欲しい映画でした。あまりにもストレートな内容だったので、あまり書くことが無いんです。本当に素直な作品で観ていて気持ちが良いんですけど、ちょっと私には物足りなかったかな。あまりにも映画を観過ぎているので私が悪いんですけどね。

 

 

ヨルムの妹とかヨンジュンの友達とかも出てくるんですけど、みーんな良い人で、こんなに良い人ばかりだったら問題なんて起きないんだけどなぁと思ってしまうほどでした。でも、映画なんだからそんな幸せな世界があってもいいよね。

 

主演の2人は有名な俳優さんなのかしら。実は、最近の韓国映画を観ていても顔の違いがよく分からず、どの映画も同じ俳優さんがやっているように見えてしまってダメダメなんです。みんな顔の整形をしているからなのか、同じようにのっぺりした顔に美しい肌で鼻だけスッと高くなっていて違いが解らない。私が年を取ったからなんだと思うけど、個性が無い人たちは解らなくなってしまいました。だけど、日本の俳優さんたちは解るのよねぇ。不思議です。

 

 

私はこの映画、お薦めしたいと思います。王道ラブストーリーで、綺麗な面だけを見せてくれる内容でした。たまには汚いモノを排除して、綺麗なモノだけを観てみるのも良いんじゃないかな。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「君の声を聴かせて」