横浜フランス映画祭2024
「めくらやなぎと眠る女」
を観てきました。
ストーリーは、
2011年の東京。東日本大震災から5日後、刻々と被害を伝えるテレビのニュースを見続けたキョウコは、置き手紙をのこして小村の元から姿を消した。妻の突然の失踪に呆然とする小村は、図らずも中身の知れない小箱を女性に届けるために北海道へと向かうことになる。
同じ頃のある晩、小村の同僚の片桐が家に帰ると、そこには2メートルもの巨大な「かえるくん」が彼を待ち受けていた。かえるくんは迫りくる次の地震から東京を救うため、こともあろうに控えめで臆病な片桐に助けを求めるのだった。
めくらやなぎ、巨大なミミズ、謎の小箱、どこまでも続く暗い廊下――大地震の余波は遠い記憶や夢へと姿を変えて、小村とキョウコ、そして片桐の心に忍び込む。人生に行き詰まった彼らは本当の自分を取り戻すことができるのだろうか
というお話です。
この映画、村上春樹さんの短編集なんだけど、つながっているようで、つながってない?つながってる?もう、途中でわかんなくなっちゃうんですよねぇ。
映画では、ある男の妻が突然に失踪し、呆然としているところに、ある箱を届けて欲しいと言われて北海道に旅立つというところから始まります。何でって思うけど、頼まれたから行ってみようかって感じなのよ。
その男・小林の同僚は、家に帰ると大きなカエルが待っていて、東京を救うために一緒に頑張りましょうと言われるんだけど、ええ~って感じでしょ。まぁ、村上先生の本だから、そんなことは日常的に起こるんだけどね。
それぞれに問題を抱えながら、解決していくという話なんだけど、もう一度観ないとよく解らないと思いました。私、この原作本、理解出来ていないんです。他の村上作品なら、解説とかしちゃって、村上先生の世界を楽しむんだけど、こればかりは、読んでも解らなくて、そのまま忘れていた小説なんです。誰か、私に解説して欲しいです。
色々な引用があったり、妻・キョウコは近くにいるらしいんだけど、小林は見つけられないみたいなんですよ。東京はかえるくんと片桐によって助かるんだと思うけど、なんで助かったのかもよく解らず、うーん、マジでダメでした。
カッコよく、村上先生の作品は理解出来ているよ~って言いたいけど、これはマジで解りませんでした。アニメもよく解らず、途中で眠くなっちゃいました。ごめんなさい。
私はそんな状態だったので、お薦め出来る立場じゃありませんので、誰か私に解説をしてください。お願いします。ま、そんなこともありますよ。ご面倒おかけします。ぜひ、観に行ってみてください。そして、私に教えてください。(笑)
「めくらやなぎと眠る女」