「ジョン・ウィック コンセクエンス」主席連合との決着。壮絶な戦いが幕を開けます。目が離せません。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「ジョン・ウィック コンセクエンス」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

粛清の包囲網を逃れたジョン・ウィックは、裏社会の頂点に立つ組織・主席連合から自由になるべく立ちあがる。主席連合の高官グラモン侯爵は、ニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破し、ジョンの旧友でもある盲目の暗殺者ケインをジョンのもとへ差し向ける。そんな中、ジョンが日本の友人シマヅに協力を求めるため、大阪のコンチネンタルホテルに現れる。

というお話です。

 

 

裏社会の掟を破り、粛清の包囲網から生還した伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。地下に身を潜め、復讐する時を待っていた。

全てを牛耳る組織:主席連合から自由になるために、まずモロッコへ飛び、長老に結婚指輪(チャプター3)を返すように求めますが聞き入れられず、長老を殺します。主席連合は長老を殺され、掟を破ったジョンを許さず、彼を殺さなかったニューヨークコンチネンタルのウィンストンとコンシェルジュのシャロンを呼び、罰としてシャロンを殺し、ウィンストンのマネージャー職を解雇、ホテルを爆破します。



 

主席連合の若きメンバーのグラモン侯爵は、ジョンを殺すため、盲目の引退した暗殺者ケインを呼び出します。彼はジョンの友人であり、暗殺依頼を断りますが、娘の命と引換えだと言われ、仕方なくジョンの暗殺に向かいます。

その頃、ジョンは友人の島津が経営する大阪コンチネンタルを訪ね、今後について考えていると、そこへ主席連合の暗殺部隊が突入し、大阪コンチネンタルは戦場となり、島津の計らいでジョンは逃走します。

ジョンは決着をつけるため、侯爵に古い伝統である決闘を申し込むことにし、その権利を得るために、関係を切ったベルリンの犯罪シンジケートのルスカ・ロマへ向かい、ボスのカティアと取引をします。ルスカ・ロマ一族の一員として、グラモン侯爵に決闘を申し込むジョン。グラモン侯爵が出した、決闘の条件とは…。後は、映画を観てくださいね。


 

うーん、もう、面白いとしか言えない!本当に面白いし、楽しくて、3時間弱の上映時間が短く感じるほどでした。キアヌぅ~!こんなに頑張ってくれたのね。どう考えても、筋肉痛なんてもんじゃない。怪我してるでしょーってくらい、凄いアクションの連発でした。私は、IMAXではなく、普通のスクリーンで観たのですが、これはIMAXで、もう一度観るべきかもしれません。一応、3時間弱あるので、エグゼクティブシートにしたんですけどね。でないと、お尻痛くなりそう。

 

最強の殺し屋なのに、ちゃんと地味な訓練を積んでいるんです。そこへ、モーフィアス、あ違った、パワリー・キングがやってきて、防弾スーツを手に、準備はイイかって言うんです。さぁ、始まりだってことで、主席連合への復讐が始まります。もう、私、この二人が出てくると、マトリックスの続編のような気持ちになっちゃって、それだけで、盛り上がっちゃうのよね。

 

 

モロッコに行って、前作で指を切られ取られた結婚指輪を取り返しに行きます。でも、もう無いよって言われちゃって、長老を殺します。うーん、奥さんとの大事なモノだから、解らないでもないけど、ハイハイって感じで殺して行くのもなぁ。ま、時間が無かったとは思うけど。

 

で、大阪コンチネンタルに行くんです。私、あまり大阪のことは解らないんだけど、一応、大阪で撮影したのかしら。それとも撮影所なのかな?とにかく、大阪での戦うは凄かった。島津こと真田さんとアキラことサワヤマリナさんがカッコ良かったなぁ。島津は、ドニー・イェン演じるケインと戦うんだけど、日本の武術と中国拳法だから、よく合わせられたなと思いました。凄く綺麗な戦いで、ここはセルDVDが出たら、コマ送りで観たいですね。これこそ流石という殺陣でした。

 

 

そして、最後の戦いへと流れていくんです。いやぁ、今回の相手は、本当に汚い奴で、決闘といいながら色々と工作をするんです。グラモン侯爵をビル・スカルスガルドさんが演じているんだけど、見た目も小憎たらしくて、さすがペニー・ワイズだわって思いました。これでもかってほど、憎たらしくて、針とかでプツプツ刺したくなっちゃった。(笑)

 

そして、今回の”お犬様”は、謎の賞金稼ぎと一緒に出てきます。ベルジアン・シェパード・ドッグに似ているけど、犬種は解りませんでした。なんていう犬なのかしら。とっても賢くて、御主人様に忠実です。ちゃんと、「この人はイイ人だけど、コイツは嫌いだ。」という意志をちゃんと伝えます。得意攻撃はキンテキです。イイ子だったな。

 

 

そんなこんなで、はっきり言って、最初から最後まで、戦いの連続です。休む暇はありません。それも、よくあるアクション映画のように、スローモーションにするとかは無いので、本当に長時間の戦いです。ジョンも、何度も危ない目に遭うのですが、何故か死にません。無敵の男と言ってよいのかな。

 

でもね、車に轢かれたり、マンションの窓から飛び降りたり、222段の階段落ちですから”鎌田行進曲”なんてもんじゃありません。通常なら、骨はボロボロに折れているだろうし、内臓も潰れているんじゃないかな。それでも、立ち上がって戦うんだから、人間じゃないでしょ。私は、キングが持ってきたスーツが”義体”なんじゃないかと疑っています。”攻殻機動隊”のように、身体は義体で、頭だけ付け替えているとかなら、あれくらいの戦いは出来そうですもん。キアヌの頭だけ、スポッと抜けて、スーツにスポッと差し込んでたら、面白いだろうなぁ。

 

 

今回は、ガンフーというのか、銃と刀と、何故かヌンチャクも出てきました。ジョンは、大阪での戦いで使うのですが、ちょっとお気に入りになったっぽかったです。投げても、ちゃんと拾って、肩にかけてましたから。とにかく、もう、戦いが凄かった。今までに見たことが無いくらいの長さの戦いでした。素晴らしかったです。なんたって、みんなパワードスーツを着ているから、銃で撃たれたくらいじゃ死なないんです。頭を撃つか(ゾンビみたいでしょ。)、ナイフで動脈を切るしかないんです。何度も立ち上がってくるから、いい加減に死のうよって言いたくなりました。

 

この4作目で最後なのかなと思ったのですが、監督のインタビューなどを見ると、スピンオフと、もしかしたら続編を作るかもという話もあるようですね。若い頃のジョンのお話を、ドラマでやるという話もあるようです。ジョン・ウィックの世界は、まだまだ続くのかもしれません。でも、一応、主席連合との戦いは、これで幕を下ろしました。スッキリします。

 

そうそう、エンドロールを最後の最後まで観てくださいね。重要な伏線回収があります。結構長いので、帰っちゃう人がいたけど、見逃すとちょっと残念ですよ。最後まで観てね。

 

 

私は、この映画、超!超!超!お薦めしたいと思います。やっぱり、今回は満点を出させていただきます。面白かったです。また観に行きたいと思っています。今度は、やっぱりIMAXで観たいなぁ。でも、1回目は普通上映で良かったかも。あまりにも戦いのシーンのスピードが速いので、全部確認が出来ないんです。なので、1回目に見たい部分を確認して、2回目で、じっくりとその部分を見るとすると良いかなと思いました。後は、Blu-ray化されたら、ゆっくり観るしかないですね。面白いです。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「ジョン・ウィック コンセクエンス」