「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」トムちゃん最高です! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「ミッション:インポッシブル 
デッドレコニング PART ONE」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

IMFのエージェント、イーサン・ハントに、新たなミッションが課される。それは、全人類を脅かす新兵器を悪の手に渡る前に見つけ出すというものだった。そんなイーサンに、IMF所属以前の彼の過去を知るある男が迫り、世界各地で命を懸けた攻防を繰り広げることになる。今回のミッションはいかなる犠牲を払ってでも達成せねばならず、イーサンは仲間のためにも決断を迫られることになる。

というお話です。

 

 

IMFエージェント、イーサン・ハントに課せられた究極のミッションは、全人類を脅かす新兵器が悪の手に渡る前に見つけ出すこと。

その新兵器に必要な2つの鍵を手に入れるため、世界各地で命を懸けた攻防を繰り広げる。元MI6のイルサが鍵を手に入れたと聞き、彼女を助けるために砂漠へ駆け付け、その鍵を持ってベニスへ移動するが、途中でスリを生業とするグレースに奪われ、散々な目に。

そこへ、IMF所属前のイーサンの“逃れられない過去”を知る“ある男”が現れる。イーサンがIMFへ入るきっかけとなった男は、今もイーサンの大切なモノを壊したがっている。彼の名はガブリエル。新兵器と繋がる男だ。



 

新兵器とは何なのか、そして何が起こるのか、それは何処にあるのか、少しづつ謎が明らかになり、何としてでもミッションを達成しなければいけないことが判り、ミッションを取るか、仲間を取るかという、究極の選択を強いられる事になって行く。後は、映画を観てくださいね。

 

もう、私が言わなくても面白いのは解ってますよね。はい、面白いんです。いつまで経っても、引退が出来ないイーサン・ハントでした。以前、結婚した時に、一度、引退しましたよね。でも、妻が殺されて、確か戻ってきたと思うんだけど、どうだったかしら。今回は、バリバリのエージェントとして帰ってきました。

 

 

まず、最初にロシアの潜水艦が、ある理由で爆破してしまいます。誰が悪いんだよって言うと、これが、今流行りのAIですね。これ、予告で出ちゃっているのに、何故かあらすじに書き入れてないので不思議に思いました。何処が作ったとは言っていないのですが、まぁ、デンリンガーの口ぶりだと、大体解りますよね。

 

で、このAI、”攻殻機動隊”などで出てくる、自立型AIのようでした。自我を持ったかは解りませんが、私が思うに、自我を持ったんじゃないかなと思います。そして、世界を救うために、自分で考えて、邪魔な人間たちを殺しているような気がしました。その手先として使われているのが、ガブリエル。以前、イーサンと何かあった人です。

 

 

このAI、凄い計算力で未来予知をするので、大体、こうしてくるだろうという予知を2つくらいしていて、それをガブリエルに教えているので、必ず彼はイーサンの先回りをしてくるんです。これ、面倒なのよねぇ。よく、SF小説とかでもあるから解るけど、何処まで行っても、「そうくると思ったよ。」と言われてしまうんです。ムカつきますよね。でも、不確定要素が入ってくると、そこに隙が出来るんです。それが、今回はグレースだったんじゃないかな。
 

ベンジーもルーサーも、電子機器を使うと、全てAIに乗っ取られてしまうので、どうしようもなくアナログな手を使うしか無くなります。それで、人間の脳で計算をして、あのイーサンの、崖からバイクで飛び降りるシーンに繋がっていくんです。やっぱり、この脚本が上手いですよね。ちゃんと計算していたら、あんなことして、列車に飛び乗ろうなんて思わないですもん。うーん、だからこんなアクションが生まれたんだなって思うと、やっぱり脚本の上手さだなと思いました。

 

 

それにしても、この敵のAI、凄く女性的というか、私、AIというと、大体、女性脳なのではないかなと思うんです。何かを守るために動いているんだろうから、そうなると母性が絡んでくるので女性脳なんです。男性能だと、世界を救おうと思っても、自分の身を守りながらになるでしょ。咄嗟の時って、男性は自分の身を守るのが先になるのですが、女性脳だとそうじゃないんですよ。まず、子供を守るんです。このAIも、世界を救うためならと考えているんじゃないかな。

 

だって、AIに欲望はありませんから、お金とかじゃないでしょ。世界の平和を望むなら、米国、ロシアなどの強国のトップ組織を操るしかないでしょ。その為に邪魔になるエージェントなどは、全て排除なんじゃないかな。まだ、AIの目的が解っていないので、何とも言えませんが、大体、AIが敵となると、そんな風に動く場合が多いです。



 

ガブリエルという男が、イーサンとどんな因縁があるのかは、次で解るんだろうけど、どうにかして嫌がらせをしてやろうというのが見えていて、結構、嫌な敵でした。AIが裏切るだろうと予測した部下を、平気で殺したりするので、きっと、誰からも好かれないだろうなと思うような男です。

 

今回も、イーサンが完璧なのかなと思うと、パカッとヘマをするので、そこが面白くて、ドキドキハラハラが続きます。グレースというヒロインも、色々と迷惑な事をしてくれて、それも良かったのかな。イルサが途中でいなくなるのが、ちょっと寂しかったです。うーん、彼女を残して欲しかった。

 

 

でも、イルサの代わりに、パリスというアジア系の暗殺者の女性が出てきて、きっと、次の時には、仲間になってくれるんじゃないかなと期待しています。イルサがいなくなると、イーサンと一緒にアクションが出来る人物がいないんですよね。だって、ベンジーとルーサーは戦う人じゃないし、グレースも、元はスリだから、そう強い訳ではないんです。そうなると、一人、仲間で強い女性が欲しいでしょ。うーん、パリス、戻ってきて欲しい。

 

今回、ホワイト・ウィドウも面白い役どころでしたね。このキャラクター、結構、上手く使うと、これからもどんどん話が広がりそうなので、楽しみです。バネッサ・カービー、素敵でした。観ていて、まばたきしてください!って言いたくなる時がありましたが。(笑)

 

 

空港でのアクションや、ヴェネチアでの映像も、本当に美しかったです。よく、このロケーションを探して、撮影出来ましたね。さすがです。ここら辺が、他の作品が真似できないところですよね。それこそ、トム・クルーズが主演する映画だからという事があると思うんです。素晴らしいです。

 

初日の朝一番で観に行きましたが、やっぱり混んでいました。でもね、普段、映画を観に来ない人も来ていたのか、平気で映画中にスマホを見ていたりするんです。常識が無いなと思い、言ってやろうかと思ったのですが、2席ほど離れた位置で、間に人が座っていたので辞めました。映画が人気なのは良いけど、スマホを見るのは許せません。非常識な人間は、映画館に来ないで欲しいです。

 

 

私は、この映画、超!超!超!お薦めしたいと思います。満点です。また観に行こうと思っています。でも、IMAXじゃなくても、十分に楽しめるんじゃないかなと思いました。画面は大きい方が良いと思います。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」