「テリファー 終わらない惨劇」前作に続きアート・ザ・クラウン大活躍。そんなに怖くはありません。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「テリファー 終わらない惨劇」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

マイルズ・カウンティーの惨劇から1年後のハロウィン。絶命したかにみえた連続殺人鬼のアート・ザ・クラウンが死体安置所で息を吹き返し、ふたたび街に現れた。残虐性と冷酷さを増したクラウンは、父親を亡くしたシエナとジョナサンの姉弟を標的にし、ハロウィンでにぎわう街で一人また一人と犠牲者を生み出していく。

というお話です。

 

 

人々に忌まわしい記憶を植え付けたマイルズ・カウンティーの惨劇から1年後のハロウィン。街では、またハロウィンの準備が始められていた。
ピエロの恰好をした連続殺人鬼、アート・ザ・クラウンは死体安置所で息を吹き返しその残虐性と冷酷さを増して町へと繰り出した。

 

今度の標的となったのは、父親を亡くした姉シエナと弟ジョナサン。クラウンが通った後に残るのは想像を絶する絶望と、惨劇の記憶だけ。
一人、また一人と増えていく犠牲者。シエナとジョナサンの亡くなった父親は、死ぬ直前に、クラウンに関しての謎を解く鍵のようなものをスケッチブックに書き残していたようだが、クラウンは死んだのだし、そんな漫画のような話を、母親は一切信じず、スケッチブックも始末しようとしていた。

 

 

しかし、ジョナサンは父親が残したヒントを解明し、クラウンが襲ってきた時の為に準備をしようとシエナに相談するのだが、シエナも、父の死を忘れたいし、クラウンはニュースだけの存在だと思い、ジョナサンが訴えるスケッチブックの内容など、聞く耳を持たなかった。


ハロウィンの夜が始まる。喧騒をよそに迫りくるクラウンの魔の手から、姉弟は逃れることができるのだろうか。沢山に犠牲を出しながら、クラウンは向かってくる。そしてシエナは、悪夢を見るようになり…。後は、映画を観てくださいね。

 

 

全米が吐いたとかってコピーが、ちょっと話題になっていたので、面白いかなと思って、期待して観に行ったのですが、そんなに怖くも無いし、確かにスプラッターではあるけど、作り物です感がバリバリ出ていて、私のように映画をたくさん観ている人間には、それほどの衝撃はありませんでした。やっぱり、昔見た「死霊のはらわた」とか、ゾンビ映画とか、昔のホラー映画の方が怖かったなぁ。

 

今回も、前回に引き続き、まったく理由も無く、何処からともなく”クラウン”が現れて、人々を惨殺しまくるというお話です。はっきり言って、内容はありません。全てが不条理で、あり得ないので、まぁ、ホラー映画ですから、そんな事、言っちゃいけないんだろうけど、笑ってしまいます。

 

クラウンは、何処からともなくハロウィンに現れて、無差別に殺して行くんだけど、今回は、何か運命があったようで、クラウンが現れることを予言していた人間がいたようなんです。それが、今回襲われる、シエナとジョナサンの父親。映画の中には出てこなけど、脳腫瘍が出来て、何か取りつかれたように、スケッチブックに絵を描いていて、その後、亡くなったらしいんだけど、母親の言葉の様子を見ると、最後は酷い状態だったんじゃないかな。

 

 

父親が亡くなり、寂しさを抱えたままハロウィンを迎えるシエナとジョナサン。シエナはクラウンの夢を見るようになり、発作を起こすようになっていました。何か、この姉弟とクラウンに因縁があるんだろうけど、その謎は明かされず、バンバンと2人の周りの人間が殺されまくります。様子を見ていると、どうもクラウン本人も、何故、この姉弟に辿り着いたのかは、解ってないんじゃないかな。でも、今後、この二人との戦いになって行くんだろうという予感はしました。

 

シエナは、女子高生なんだけど、ゲームキャラの際どい鎧をハロウィンの衣装に選ぶんです。その衣装は、父親がスケッチブックに描いていたものなんだけど、うーん、どう見ても、制作側が女子高生にエロい服装をさせたかったんだろうなとしか思えませんでした。そして、予言では、シエナが剣でクラウンを倒すことが描かれていたんだけど、剣を持っていないのよ。どうなるのかなと思ったら、わざわざクラウンが持ってきてくれていました。親切よねぇ。

 

まぁ、今回も、本当に凄い惨殺をするんです。引き裂いたり、潰したり、頑張るなぁってほど、頑張って殺して行くんだけど、ワザと残酷そうに見せようとすればするほど、その内臓は作り物だねっていうのが解っちゃうのよ。あまり見せびらかすような事をしない方が、リアルな感じで良いと思うんだけどな。それとも、これは作り物ですから大丈夫ですよって言っているんだろうか。その辺りの意図が解らないけど、でも、本当にリアル感が全く無かったです。

 

 

今後も、まだまだ続きそうなのですが、シエナの父親の脳腫瘍に、何か謎があるんじゃないかな。それに、最後にやっぱりクラウンは死んでいないので、このクラウンは死ぬことは無い悪魔的なモノで、誰かが行った呪いによって蘇ったんじゃないかなと思うのよね。こいつを消せるのはシエナの剣なのか、それとも、また別に何か出てくるのか、続きを観たいです。

 

そんなに怖くないと言いながら、つい観たくなっちゃうのがホラー映画ファンの気持ちです。どんなに下らないと思っても、観たいんですよ。それを観て、笑いたいの。今回も、笑わせていただきました。結構、無理無理だから、笑えましたよ。ただ、スプラッターがダメな方は、いくら偽物感満載の内臓でも、やっぱり観ない方が良いんじゃないかな。恐さはあまりありません。だって、正面から来ますから、ドキドキはほとんど無いんです。予測できますから。うーん、笑いました。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。但し、ホラー好きで、スプラッターも大丈夫な方にだけです。苦手な方は辞めてください。ホラーですが、恐くはありません。残酷さを楽しむ映画なのだろうと思います。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「テリファー 終わらない惨劇」