「シャザム! 神々の怒り」面白いんだけど、私はシャザムのビジュアルがタイプじゃないんですよ。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「シャザム! 神々の怒り」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

古代の魔術師より6人の神のパワーを授かった少年ビリーは、魔法の言葉「シャザム!」と唱えると、超絶マッチョな最強ヒーローのシャザムに変身する。しかし、見た目は大人でも中身は子ども。大人の事情が理解できずに神々を怒らせてしまい、最強の神の娘たち「恐怖の3姉妹」がペットのドラゴンを引き連れて地球に襲来。未曽有の危機を前に仲間のために立ち上がるが。

というお話です。

 

 

古代の魔術師より6人の神のパワー(S=ソロモンの知恵、H=ヘラクレスの剛力、A=アトラスのスタミナ、Z=ゼウスの万能、A=アキレスの勇気、M=マーキュリーの神速)を授かった少年ビリーは、魔法の言葉「シャザム!(S.H.A.Z.A.M!)」と唱えると、超絶マッチョな最強ヒーローのシャザムに変身する。

最初は、1人で6つの力を持っていたビリーだったが、魔術師に許可を貰い、彼の兄弟たちに1つづつ力を与え、みんなで沢山の人々を救うようになった。そして今日も、崩壊する橋で人々を救い、死者は出なかった。



 

しかし、見た目は大人でも中身は子ども。ヒーローとしても半人前のシャザムたち。そんなシャザムたちの前に、アトラス神の娘たちが現れます。その昔、魔術師がアトラスを殺した際に神々の力を取られたと言い、その力を取り戻し復讐をしたいと思っていたんです。

最強の神の娘たち「恐怖の3姉妹」がペットのドラゴンを引き連れて地球に襲来。未曽有の危機を前に、シャザムは世界のためではなく、ダメな自分を受け入れてくれた仲間のために立ち上がるのだが。 後は、映画を観てくださいね。

 

 

シャザム!の2作目です。前作で、兄弟に力を分け与えたビリーは、仲間と共に、街で起こる事件の救済をしていますが、どーも失敗が多く、新聞などにも、良い記事は無く、迷惑がられている始末。まぁ、脳が子供だから、やり方が雑になっちゃうんだろうと思うけど、もう少し、思いやりを持って、広く考えをめぐらすようにしないとね。

 

里親には内緒にしているから、不審がられちゃって、ちょっと関係がギクシャクしちゃったり、色々と出てきます。ビリーは、もうすぐ18歳になるから、里親の家を出て行かなければいけないと思っていて、その事でも悩んでいました。一応、里親制度だと、18歳になったら家を出て、独り立ちするのが暗黙の了解になっているようで、一人で生きていくことを不安に思っていました。

 

 

そんな時期に、恐いオバサンたちがやってきて、力を返せと言い始めるんです。魔術師が勝手にビリーにくれた力で、別にビリーが無理やりに力を手に入れたわけじゃないのに、酷い言われ方をして、大人げないぞって言いたくなりましたが、シャザムの見た目はオッサンだったのよね。オバサンがオッサンに言ってるだけだから、ま、仕方ないかっ事なのかな。

 

このシャザム!、面白いとは思うんだけど、私、見た目が嫌いなので、受け入れがたいのよねぇ。ビリーの時は、あんなに可愛いのに、シャザムになると濃いオッサンになっちゃって、筋肉バカっぽくて、ダメなタイプなんです。他の子たちも、子供の時は可愛いのに、大人になると、どーも、パッとしない見た目で、もう少し、イケメンや美女の俳優さんに出来なかったのかしら。と、私の好き嫌いで映画を作ってくれている訳じゃないから、仕方ないわよね。(笑) 

 

 

今回の敵は、ヘレン・ミレンとルーシー・リューでした。アトラス神の娘と言っていたけど、神の力を魔術師に獲られているので、そんなに強くは無いんです。力を持っているシャザムの方が強いはずなんだけど、魔法使いの杖みたいのを治しちゃったら、どんどん強くなっていって、その上、金のリンゴの効果で、シャザムたちは、どんどんピンチになります。でもね、6人の神の力を持っているのに、負けるのはおかしいと思うのよ。それに、娘たち、力が無いと言いながら、十分に強いんです。イマイチ、そのパワーバランスがよく解らなかったな。

 

ギリシャ神話の神様たちって、凄く自分勝手で、人間の上に立って導くとかじゃないのよね。だから、この映画での神様の描き方って、結構、的を得た表現だったのかなと思いました。自分の考えだけで、姉妹でも意見が食い違えば、平気で攻撃するという、身勝手で、頭に血が上りやすいって感じかな。カリプソは酷かったなぁ。

 

 

ヘスペラは長女だからなのか、目的遂行を重要として、無駄な復讐などはやる気が無いんです。真っ当な神様らしい人物でした。でも、カリプソがなぁ〜。どんどん極悪になっていくんです。アンテアが止めようとするけど、全く聞かないのよねぇ。

 

今回は、怪物たちもたくさん出てきちゃって、ドワーフやキマイラ、カルラとかが悪い子で、ユニコーンは、ある作戦が成功して、味方になってくれました。この辺りは好きだったな。家族が一緒になって戦っていたし、絆のようなものが描かれていて、楽しめました。

 

この作品は、アクションヒーローモノというよりも、家族の絆を描いたファミリーモノなのかなと思います。カッコいいよりも、優しさとか愛情を描いていますよね。そこが好きです。いつもカッコ良くて、悪いやつをやっつけるだけなら、日本のアニメの方が面白いですから。そんなことを思いながら、観ていました。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。内容は良いのですが、どーしても、シャザムのビジュアルが私のタイプではなく、マイナス要因になってしまいますが、映画としては、よく出来た作品だと思います。誰が観ても楽しいし、特に子供には良いんじゃないかな。好まれると思います。ぜひ、観に行って観てください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。

 

「シャザム! 神々の怒り」