「呪呪呪 死者をあやつるもの」呪術師が全速力パルクールで襲ってくるゾンビと戦います。面白いです。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「呪呪呪 死者をあやつるもの」

 

を観ました。

Fan’s Voice独占最速オンライン試写会が当たり、観せていただきました。(@fansvoicejp)

 

ストーリーは、

住宅街で殺人事件が発生。被害者の傍らには容疑者らしき者が死んでいたが、なぜか死後3カ月が経過していた。そんな中、ジャーナリストのジニが出演するラジオに、犯人を名乗る男から電話が掛かってくる。男は自分が死体を操って被害者を殺したと告白。ある大企業の陰謀が関係しており、強大な呪いによってよみがえったゾンビ集団が復讐のために襲い掛かってくる。

というお話です。

 

 

閑静な住宅街で起きた凄惨な事件。被害者の傍らで横たわる容疑者らしき死体は死後3カ月経過していた。チョン刑事率いる捜査隊が怪事件を追うが、事態は混迷を極めていく。

ジャーナリストのイム・ジニはオカルト的な事件取材の本を出版し、その宣伝でラジオに出演すると、犯人を名乗る男から電話が掛かってくる。男は自分が死体を操って被害者を殺したと告白。明日、記者会見を開くのでインタビュアーとして来て欲しいと言われる。



 

ジニは、夫で警察官のチョン・ソンジュンと協力し、男のインタビューをすると、ある大企業経営陣3人の殺人予告をし、社長の謝罪があれば許すと言って、またも死体になってしまう。警察は大企業の経営陣を守る為に、会社の建物を包囲して待ち受ける。

強大な“呪い”によって蘇がえったゾンビの集団が「3つの殺人」を果たすために、姿を現し襲いかかってくる。ジニは旧知の呪術師ソジンと再会し、彼女に願いを託し、呪術でゾンビと彼らをあやつる黒幕に立ち向かう。後は、映画を観てくださいね。


 

この映画、面白いです。題名が、”呪呪呪”っていうので、実は、あまり期待してなかったんです。台湾映画で”怪怪怪怪物!”という映画があって、東京国際映画祭で観まして、コメディホラーだったので、これもコメディっぽいのかなと思っていたら、真面目に呪術師が出てきて、戦うという、面白い映画でした。

 

この映画、韓国ドラマの続きだそうで、ネトフリで「謗法」(ほうぼう)という韓国ドラマを探してみてください。シリーズで12話あります。私は、それを全く知らずに、この映画を観ましたが、問題無く理解が出来ました。途中で、ソジンとの関係とか、細かい部分で何を言っているのかな?という部分もありましたが、それほど問題ではありません。映画だけでも、十分、楽しめます。

 

 

主人公のジニはジャーナリストで、以前に追っていた事件を本にしたらしく、その内容がオカルト的なものだったので、ちょっとマスコミでは、嘘扱いされています。その本に書かれていることが、きっと、ドラマの内容だと思うのですが、その時に、ソジンという呪術師と出会って、助けて貰ったらしいんです。でも、彼女は消えてしまい、ジニは、寂しく思っているんです。

 

そんな時に、この事件が起こります。製薬会社が治験を行い、それが鍵となっているようですが、誰も知りません。知っているのは、会社の経営陣だけ。何故なら、治験者は死んでしまっているからです。それなのに、その事を謝罪しろというゾンビ軍団が現れるんです。経営陣は、既に封印した実験だったのにと慌てますが、この会社内部にも問題がありました。社長の娘が会社の実権を握っていて、やりたい放題なんです。

 

 

こんな事件、韓国でよく聞きませんか?大韓航空の社長の娘・ナッツ姫でしたっけ。やりたい放題でしたよね。他の企業も、こんな感じなんじゃないのかな。それを描いているようでした。もー、娘が極悪で、それを、全く悪いと思わないというところが、凄いなと思いました。他の経営陣なんて、可愛いもんですよ。最後に一番怖いのは、やはり女なのかもしれません。

 

そんな極悪令嬢とオッサンを守らなければならないというのは、ムカつきますが、相手がゾンビですから、仕方ありません。このゾンビ、凄い勢いで走ってくるんです。痛みを感じないから、足が折れるほどのスピードでも平気なんでしょうね。この走るゾンビを観て、”ドーン・オブ・ザ・デッド”を思い出しました。

 

 

最初に、凄い勢いで走るゾンビが出たのは、この映画だと思いますが、油断してたらゾンビが全速力で車を追いかけてくるという衝撃の場面、焦りました。悲鳴が出ちゃったもん。あれはダメよね。身体が腐っているハズだと走れないけど、ゾンビになって直ぐなら、まだ腐ってないから走れるのかもしれません。但し、この映画のゾンビは、どーも、死体を泥でコーティングしているようなイメージだったので、腐らないのかも。

 

ジニは再会したソジンと、ゾンビを操っている人間を探し、調査を進めていきます。探偵社の仲間や、警察も協力してくれて、色々な事が解かってきて、謎が段々と解明されていきます。面白かったですよ。よく出来ていました。

 

エンドロールの後に、次に続く予告のような映像がありましたが、次に続くのかしら。結構、ドロドロしていて、期待出来そうな雰囲気でした。これ、ドラマシリーズも観てみようかな。12話あるから、イッキミするには辛いかしら。でも、とても観たくなりました。

 

 

私は、この映画、超!お薦めしたいと思います。面白かったです。ジェットコースターのように、勢いでイッキに観れる映画だと思います。ストーリーも面白いし、ソンビたちがパルクールで追ってくるというのが、カッコ良くて見入ってしまいます。もっと上映館が増えれば良いのになぁ。スプラッター系ではないので、ホラーとして楽しめますよ。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「呪呪呪 死者をあやつるもの」

 

「謗法 運命を変える方法」Netflix