「炎のデス・ポリス」を観てきました。
ストーリーは、
ある夜、砂漠地帯にたたずむ小さな警察署に、暴力沙汰を起こした詐欺師テディが連行されてくる。マフィアのボスに命を狙われているテディは、避難するためにわざと逮捕されたのだ。しかし、マフィアに雇われた殺し屋ボブが泥酔した男に成りすまして留置所に入り込む。警官ヴァレリーの活躍によってボブのテディ抹殺計画は阻止されるが、さらなる刺客としてサイコパスのアンソニーが現れ、署員を次々と血祭りにあげていく。
というお話です。
ある夜、アメリカ・ネバダ州の砂漠地帯にたたずむガンクリーク警察署に、警察官を殴り、公務執行妨害を行ったとして詐欺師テディが連行されてくる。実はマフィアのボスに命を狙われているテディは、避難場所を求めてわざと逮捕されたのだ。
留置場に放り込まれひと息ついたのも束の間、マフィアに雇われたスゴ腕の殺し屋ボブが泥酔男に成りすまし、向かい側の留置場に収監されてくる。ボブは、あっという間に同房の男の気管を潰し、半殺しにし、その勢いでテディも殺そうとするのだが、ヴァレリーの登場で阻止されてしまう。
新人警官ヴァレリーは、ボブに手錠をし、向かい側の房に監禁。これで安心かと思ったら、またも、マフィアが放った新たな刺客、サイコパスのアンソニーが現れ、今度は署員を皆殺しにし、小さな警察署はまるで戦場のような大惨事に。
孤立無援の危機に陥ったヴァレリー、裏社会に生きる同じ穴のムジナでありながら激しくいがみ合うテディ、ボブ、アンソニー。はたして4人のうち、この一夜限りの壮絶な殺し合いを生き抜き、朝を迎えられるのは誰なのか!? 後は、映画を観てくださいね。
この映画、B級映画なんだろーなぁと思い、期待しないで観に行ったら、面白かったですよ。もちろんB級映画ではあると思うけど、あり得ない事の連発で、オイオイって感じでどんどん人を殺してっちゃうんですよ。そんなにやっちゃったら、警察の威厳が無くなっちゃうじゃんって助言したくなるほど、まぁ、酷い殺し方をして行くんです。それに、内部での仲間割れで殺したりと、酷いでしょ。
チラシに書いてあった”どいつもこいつもゲス野郎”って言葉通り、新米警察官のヴァレリー以外は酷い奴ばかりで、警察所内の人間もクズばっかりなんです。ま、だから映画が面白くなるんだけどね。そんな中で、誰が生き残れるかの戦いになるんです。
ヴァレリーは、結構、銃の扱いも上手くて、新米ながら出来る女警官でした。勘も鋭くて、だから、色々な事に気が付くんだけど、それが災いを招くという感じかしら。
通報が入って、その場所にヴァレリーともう一人の警官が行くと、そこにテディがいるんです。で、何故かヴァレリーに殴りかかり、公務執行妨害で逮捕となるのですが、警察で守って貰おうと思っての事なんです。テディは、ある事件でマフィアに殺されそうになっていて、何とか逃げおおせて、警察まで辿り着いたんです。でも、もちろんマフィアが黙っている訳がありません。警察署の中にも殺し屋を送り込んできました。
それが酔っ払いの振りをしていたボブです。ボブは完璧な殺し屋なんですけど、一応、理性はあるようでした。そして依頼通りにテディを殺そうとするんだけど、ヴァレリーに気付かれちゃうのよ。そんな事をしていたら、今度は外からサイコパスのアンソニーっていう殺し屋が警察署に入ってきて、バンバン警察官を殺して行きます。この人は理性と言うものが無く、目障りなモノは全て排除って感じです。
追われるテディと殺し屋のボブ、サイコパスのアンソニー、そして警察官のヴァレリーという4人が、警察署の中で残るんです。四つ巴の戦いは、誰が勝利を得るのか。そして、テディが何故追われることになったのか。そこには、司法長官の暗殺というニュースが絡んでいて、誰が、何のために暗殺をしたのか。テディがどう絡んでいるのか、殺し屋たちも関係があるのか、警察署の誰かが関わっているのか。沢山の謎が絡んでいます。一応、大体の謎を解明してくれますが、解決に導くことが出来るのかは、観てのお楽しみです。
結構、思ったよりも奥の深い内容なんだけど、メチャなアクションをしてしまうので、その深い謎が台無しじゃんって感じですかね。もう、殺しすぎで、そちらに目が行っちゃって、謎がおろそかになっちゃいましたよ。でも、私は面白かったかな。ジェラルド・バトラー、カッコいいんだけど、今回は、マジでゲスな殺し屋でしたね。
出演者は、結構、よく出ている俳優さんたちだと思います。顔を知っている人ばかりでしたから。ザコ警察官の方々は、ちょっと解りませんでしたけど。みーんな殺されちゃうので、ショッカーの皆さん的になっていました。
この映画、私は、お薦めしたいと思います。超は付けられないけど、B級映画が好きな方には、超!お薦めしても良いかな。面白いもん。細かい部分を気にしなければ、楽しく観ることが出来ます。アクションも凄いし、勢いも凄いです。楽しめますよ。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「炎のデス・ポリス」