「劇場版 きのう何食べた?」を観てきました。
ストーリーは、
雇われ弁護士の筧史朗(シロさん)とその恋人で美容師の矢吹賢二(ケンジ)にとって、2人でとる夕食の時間が日々の大切なひとときとなっている。ある日、史朗の提案で、賢二の誕生日プレゼントとして京都旅行に行くことに。賢二は京都を満喫していたが、道中に史朗からショックな話を切り出されてしまう。この京都旅行をきっかけに、2人はお互いの心の内を明かすことができなくなってしまい・・・。
というお話です。
雇われ弁護士の筧史朗(シロさん)とその恋人で美容師の矢吹賢二(ケンジ)。同居する二人にとって、食卓を挟みながら取る夕食の時間は、日々の出来事や想いを語り合う大切なひととき。
ある日、史朗の提案で、賢二の誕生日プレゼントとして「京都旅行」に行くことになる。しかし、この京都旅行をきっかけに、二人はお互いに心の内を明かすことが出来なくなってしまう。
そんななか、史朗が残業を終え、商店街を歩いていると、偶然、賢二を目撃する。その横には見知らぬ若いイケメンの青年が!さらに小日向大策から井上航が居なくなったと相談を受け・・・。
穏やかであたたかい毎日が一変。当たり前だったはずの平凡でゆっくりとした日常を取り戻すことは出来るのか。シロさんとケンジの今後の人生を揺るがすお話が始まります。(公式HPより) 後は、映画を観てくださいね。
もー、やっぱり、凄い面白かったぁ~!何度も笑って、感動して、美味しそうって思ったりして、本当に満足出来る映画でした。きっと、何度観ても、楽しいんだろうなぁって思います。
今回は、京都旅行から始まります。原作に二人で旅行ってあったかしらと考えたのですが、忘れちゃいました。二人の京都旅行は、なんか、とっても楽しそうで、これホントに演技だけ?って言いたくなるほどお似合いで、素敵でした。二人の京都旅行の姿を見ていて思ったのですが、もう、最近は、同性でも異性でも、全く違和感が無いなぁと感じました。私の見方も変わったのかもしれませんが、ジェンダー的な事というのか、色々な人がいて当たり前という考え方に脳がスイッチしたようで、何てことは無いんです。だから、本当にシロさんのような人が現実にいたなら、時代も変わったから二人で旅行しても、何の問題も無いという気持ちになったのかもしれませんね。素敵な事です。
そんな京都旅行から、正月の問題になっていくのですが、これは原作にあったお話でしたね。社会的には、ゲイだろうと、レズだろうと、ジェンダーレスの時代になってきたので問題は無いのですが、人の心は、そう簡単には変えられません。違和感を持つ人には、辛いこともあると思います。それに、子供の問題かな。子供が欲しいと思っても、ゲイのカップルだと難しいでしょ。親に孫の顔を見せてあげられないというジレンマがあるようでした。
私も子供は産まなかったので、親に孫の姿は見せてあげられません。でも、自分は幸せだし、産まなくて後悔が無いと言ったら嘘になるかもしれないけど、自分の事で精一杯で産んでる時間が無かったのも事実なので、結構、仕方ないねって諦めてスッキリしています。だから、人の子が生まれるのは嬉しいし、子供がいなければ、ペットと暮らせば良いじゃないって気持ちです。自分が死ぬ時は、遺産は全部、動物園か動物保護基金か何かに寄付しちゃおうと思っています。親族に渡したくないですもん。相続問題もイヤですよね。
そんなシロさんとケンジのお話が続いて、もちろん小日向さんとジルベールのお話も入ってきて、楽しかったです。やっぱり、小日向さんとジルベールはイイなぁ~。もう、あまりにも楽しくて、家に帰って来てから、ネットで、ジルベールTシャツ2種類(ユニコーンとサバサンド)とハリネズミグラスを購入しちゃいました。いつの日にか、仕事場に、あのサバサンドのTシャツで登場してみたいっ!きっと、みんな、目を逸らすだろうけど、それでも行ってみたいっ!(笑)
今回、お料理も美味しそうでしたよぉ。佳代子さんが作ってくれた、簡単ローストビーフとか、アクアパッツァとか、マジでって言うくらい、美味しそうでした。それと、お母さんと作ったミートボールも美味しそうで懐かしそうな味でした。ケチャップのあんかけだったんですね。美味しそう。新しいレシピ本も10月に出たみたいで、これから本屋に注文しようかと思っています。そのレシピ本に、今回のローストビーフや、アクアパッツァの作り方も載っているようですよ。
このシリーズの良い所は、ドラマの中の人たちも、ちゃんと年を取っているという事かな。映画では、ケンジの髪が薄くなってきたかもっていうお話もあって、ちゃんと二人が一緒に年月を重ねているんだという事を感じるんです。ほらほら、よく、いつまで経っても高校生とかってあるでしょ。そういうのって、全く現実的じゃないから、感動が薄いんだけど、このドラマは、一緒に年を取るというのが、とても良いんです。年を重ねて、それでもしあわせに暮らしていけるという姿が嬉しいんです。
今思い出しても、本当に面白かったなぁ。また続編、作ってくれないかしら。TVドラマでも、映画でも、また、この二人と逢いたいなぁ。それに小日向&ジルベールも。こういうほっこり系の映画って、大切なんです。
私は、この映画、超!超!超!お薦めしたいと思います。誰が観ても楽しめて、ほっこり出来て、なんかしあわせになる映画でした。愛の溢れる映画って良いですよね。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「劇場版 きのう何食べた?」