「ワイルド・スピード ジェットブレイク」を観てきました。
ストーリーは、
危険な世界を離れ、愛するレティと共に静かに暮らすドム。そんな彼の前に、彼自身と同等のスキルを誇る弟ジェイコブが刺客となって現われる。裏では宿敵のサイバーテロリスト、サイファーが糸を引いていた。ドムはファミリーを招集し、この危機に立ち向かう。
というお話です。
ドミニクはレティと幼い息子のブライアンの3人で、簡単には連絡が付かないような辺境の地に、家を持って静かに暮らしていた。ある日、不審が車が近づいてくることに気が付き、武装をして待ち構えていると、懐かしい仲間が3人でやってきたのだった。
ミスター・ノーバディが裏切りに合い、襲われて、飛行機が墜落したらしい。倒される直前に暗号で、ラムジーにデータを送ってきたのだった。緊迫した状況の映像と、危険な装置を狙われているという情報が入っており、その装置は全部が揃えば、地球上全てのシステムが操れて、軍事衛星をも操ることが出来てしまうのだった。
助けに行こうという仲間だが、ドムは気乗りせずに行くのを辞めようとするが、映像の中に気になるモノを見つけて、参加することにする。ローマンら“ファミリー”と合流したドミニクは、現場で世界中のコンピュータ・システムを操る装置を見つけるが、突如襲撃者が現れ、装置を奪っていった。それは、なんとドムの弟のジェイコブだった。凄腕の殺し屋で一流ドライバーであるジェイコブは、実は某国の独裁者組織の一員で、ドミニクたちは世界を震撼させる陰謀を止めるため動き出す。
対立する兄と弟。明かされるドミニクの過去。そして、ミスター・ノーバディは、もう一つ、敵に出し抜かれていた。実は、サイファーを逮捕したのだが、敵にサイファーも強奪されていたのだ。装置以外に、最狂の頭脳も敵に渡ってしまった。果たしてファミリーの運命は? (公式HPより) 後は、映画を観てくださいね。
今回も最高でした。毎度の事ながら「ありえねー!」っていう場面が満載で、それでもこのアクションなら納得しちゃうわって感じのカッコ良さ、文句は言えません。こんなに目が離せない映画って、もー、最高です。
今回は、ドムの弟が参戦です。ドムとミアの間に、次男がいたってことなんです。それも、ごっつくて、人相が悪いよぉ~!ジェイコブって言うんだけど、これが、ドライビングテクニックも、身体能力も、ドム以上かっていうくらい、強くてすばしっこいんです。でもね、二人が戦うと、重量級なので、凄く重そうだったなぁ。ドシッて感じなの。
そんな二人がメインなんだけど、今回は、あの”ハン”が帰ってきます。懐かしいでしょ。「SKY MISSION」で、デッカード・ショウに殺されたとされていたハンが、どうして生きているのか。それは、映画を観て確認してください。色々な訳があるみたいですよ。それに、ハンは次回作にも関わってくるのではないかと考えられます。何故なら、それは、エンドロールを最後まで観れば解ります。途中で出て行かないでね。重要な部分を見逃すことになりますよ。
じゃ、内容についてですが、今回は、前回に似ているんだけど、またも世界のシステムを操れる装置の取り合いになるんです。今回は、東京に住んでいる研究者が開発したらしく、東京の場面もありますよ。そして、その装置は2つに分けられ、一つをミスター・ノーバディが持っていて、もう一つをある場所に隠してあるんです。そして、その二つを起動するには、キーが必要なんですね。なので、3つが揃って、初めて起動出来るようになっているんです。
この3つの取り合いになり、ジェイコブは、ある独裁政権の国の手下になっています。この独裁政権に関しては、あまり詳しくは描かれません。ただ、この装置を手に入れれば、軍事衛星も全て手に出来るので、世界各国を脅すことが出来るという事のようでした。大体、そんな恐ろしい装置を、簡単に奪われるように持ち歩いちゃったりすることが間違ってるんだけど、まぁ、やっちゃったことだから仕方ないわね。
で、世界を守る為に、ドムと仲間たちが立ち上がるってお話でした。今回は、題名通り、ジェットブレイクなので、宇宙にまで飛んでいきますよぉ~!え?どうやって?って思うでしょ。まぁ、マンガと一緒だから、楽しみに待っていてください。漫画のような展開が待っていますから。本当に面白かったわ。
今回もカーアクションが凄かったです。始まってすぐにも、大きなカーアクションがあるのですが、やっぱり中盤に出てくる、あのCMで流れている場面が凄いです。鋼鉄製の連結コンテナっぽい車が、持ち上がってひっくり返るという、CM通りの動きをします。もちろん、どうしてそうなるのかは、ちゃんとやり方があるので面白いですよ。観ると、あー、そうやったから、そうなったのねって解ります。この部分のカーアクションは、超スッキリすると思いますよ。絶対楽しめます。
そうだ!もう一つ、オマケのような見どころがありました。ある場所で、ヘレン・ミレン演じるマグダレーン・ショウが仕事をしたところにドムが現れ、一緒にカーアクションをする場面があります。ヘレン・ミレン、超カッコイイっす。お母さん、素敵!今回は、マグダレーンは出て来るけど、息子のデッカードはカメオ的にちょっと出て来るだけです。でも、凄く重要な役なので、最後の最後まで観てくださいね。
もう、この映画は、私がグダグダ騒ぐよりも、観て貰うのが一番。絶対に損はしない映画だと思います。私は、この映画、超!超!お薦めしたいと思います。カッコ良さやアクションは、超3つなのですが、ストーリーに、ちょっと目新しさが無いことと、謎が残り過ぎなので、次回で回収して欲しいなぁ。ミスター・ノーバディはどうなったの?ねぇねぇ、死んじゃったの?生きてるの?回収しなくて良かったの?などなど、謎が残ったままなんですよ。まぁ、そんな細かい事はどうでも良いのかもしれませんが、このワイルド・スピードは、結構、細かく描いていて、後から謎を回収していたりするので、次回が楽しみです。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「ワイルド・スピード ジェットブレイク」