「ロックダウン・ホテル 死・霊・感・染」今回はネタバレです。題名に偽り在りなのでスミマセン。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「ロックダウン・ホテル 死・霊・感・染」を観てきました。

 

ストーリーは、

あるホテルの一室で謎の殺人ウイルスの感染が始まり、やがてホテルの廊下はのたうち回る感染者で埋め尽くされる。臨月が近い妊婦のナオミは、支配的な夫から逃れて異国のそのホテルに滞在していたが、身重の状態で地獄と化した逃げ場のないホテルに閉じ込められることに。なんとか逃げ道を探すナオミだったが、殺人ウイルスの蔓延のみならず、想像を絶する心霊現象までも発生。やがてナオミの身体にも異変が起こり始める。

というお話です。

 

 

仕事も兼ねて日本からやってきた臨月間近の妊婦ナオミ。事情があり、このままアメリカに滞在し、日本には帰らないと決めていた。部屋で仕事をしながら、日本の母親に電話をし、日本には帰らないという事を伝え、仕事を続ける。

 

夫と娘とホテルにやってきた女性。実は、夫のDVに悩んでおり、今回のホテル旅行中に、夫の隙をついて逃げようと思っていた。同じフロアの日本人ナオミに出会い、何か自分と同じ雰囲気を感じるが、夫がいた為に、詳しくは話が出来ずに部屋に入る。娘と夫をプールに送り出し、抜け出すための準備を進める。しばらくすると、夫と娘が帰って来て、夫が少し休むのを待っていた。

 

 

同じ頃、部屋で横になっていたナオミ。お腹が痛くなり、もがいていた。人を呼ぶことも出来ず、ドアへと近づくと、外からもうめき声が聞こえてくる。しかし、人を呼ばなければと思い、何とか外に出ると、ホテルの廊下には、顔が真っ青になり血管が浮き出た様な顔をした人々が倒れていた。ナオミも同じような状態であり、人の助けを待っているのだが。

 

夫から逃げようとしていた女性は、夫が眠りに入ったのを見計らい、娘に非常階段に居るようにと話し、荷物を持って出ようとすると、夫の顔がゾンビのように変わっていく事に気が付く。そして・・・。後は、映画を観てくださいね。

 

 

今回は、ネタバレさせていただきます。だって、題名に偽り在りなんですもん。どこに心霊が関係しているんですか?霊なんて一つもありませんでしたが。ただただ、感染力の高いウィルスをばらまいて、それによって、人々が死んでいくってだけなんです。

 

釈由美子さんが出演ということで、公開されたのかもしれませんが、これ、日本人である意味は無いですよね。まして、妊婦である必要も無い。全く意味が解らないんです。何を訴えたいのか、表現出来ていないので、観る方は、はぁ?って感じなんです。

 

釈さんの日本人の女性も、子連れで夫ののDVから逃げようとしている女性も、何かから逃げたい、抑圧されているものから逃げたいということで共感はしていますが、関わりがほとんど無いんです。最初に会っただけ。

 

 

ホテルの1階でチャリティーパーティーが開かれていて、そのチャリティーに反発してなのか、それとも金を集める為のパフォーマンスなのか、私、良く聞き取れなかったのですが、男がそのために、ウィルスを撒いたみたいなんです。でも、その男が出てきたのも一瞬で、そんなに即効性のあるウィルスを撒いたんだったら、その階だけで収まる訳が無いのに、何故か、1階層だけの人が死んでいくんですよ。不思議でした。

 

あのぉ、本当に、なんでこんな映画を公開したのか、よく解りませんでした。日本のショートドラマよりも酷い出来でした。評価をするとかいう次元じゃないので、私も、感想をどうしたもんかと悩んでいたんです。でもね、これ、書かないのもアレなので、一応、書きました。

 

 

私は、この映画、お薦め出来ません。ごめんなさい。どう考えても、全くストーリーに一貫性が無いし、題名は内容と違うし、描きたい事が一切解らないので、どうしたもんかと思います。釈さんは、相変わらずお綺麗なので、彼女を見るためなら、良いと思います。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「ロックダウン・ホテル 死・霊・感・染」