「モンスターハンター」を観てきました。
ストーリーは、
エリート特殊部隊を率いる軍人アルテミスは砂漠を偵察中、突如発生した超巨大な砂嵐に襲われ、必死に逃げるものの一瞬にして巻き込まれてしまう。強烈な突風と激しい稲光の中で気を失ったアルテミスが目を覚ますと、そこは元いた場所とは違う見知らぬ異世界だった。その世界には近代兵器の通用しない巨大なモンスターが跋扈(ばっこ)し、そんなモンスターの狩猟を生業とするハンターがいた。アルテミスは元の世界に戻るため、次々と迫りくる巨大モンスターと激闘を繰り広げていく。
というお話です。
作戦行動中に砂漠で消息を絶った偵察小隊。その探索に当たっていたアルテミス率いる特殊部隊は、突然、激しい砂嵐に飲み込まれてしまう。砂嵐が去った後、彼らの眼前に現れたのは、未知なる世界の光景と-ありえないサイズの超巨大モンスターだった。
近代兵器が通用しないモンスターの猛攻に、小隊は全滅寸前にまで追い込まれる。巨大モンスターはディアブロス。砂漠に生息し、音に反応して襲ってくる。何とか砂漠から岩場に逃げた小隊だったが、今度は蜘蛛に似た巨大モンスター・ネルスキュラに襲われ、毒により仮死状態にさせられ、卵を産み付けられてしまう。アルテミスも捕まったが、卵は産みつけられておらず、ただ一人生きて、奴らの巣を逃げ出すことに成功するが倒れてしまう。
絶体絶命の危機を救ったのは、見慣れぬ装備を身にまとい、巨大な剣を携えた一人の男。彼はモンスターを狩るために戦う者=モンスターハンターであった。彼に助けられたアルテミスは、ハンターに世界の事を教えられ、自分が砂嵐によって、この世界に運ばれたことを知る。
アルテミスはなぜ、モンスターが跋扈する世界にやって来たのか? 元の世界に戻る方法はあるのか? すべての真実を知るためには、次々襲来する巨大モンスター達を倒し、生き残るしかない。ハンターにより、戦い方を教わったアルテミスは、彼と共にディアブロスを倒して、砂嵐の謎に立ち向かおうとするが、危機に陥ってしまう。そこへハンターの仲間である、砂漠の船を操る大団長が現れ、二人を助ける。
大団長はアルテミスに、元の世界へ帰りたければ、雷が落ちる塔を守っているリオレウスを倒すのに力を貸して欲しいと話し、アルテミスの世界と繋がってしまうのは、塔が原因ではないかと話す。アルテミスは、自分の世界に帰るために、大団長やハンターと協力して、謎に立ち向かおうとする。後は、映画を観てくださいね。
モンハンの実写映画を観てきました。私は字幕版を観ました。ゲームの方は、一応、やったことがありまして、ニンテンドーWii版をやったのですが、どーも私には合わずに直ぐに辞めてしまい、PSPで”ぽかぽかアイルー村”をやっていたのですが、こちらもある程度で飽きてしまいました。うーん、若い頃は、地味にモンスターを狩ったり、主人公を育てて行くのが楽しかったんだけど、年を取ると時間も無くなって、短時間で出来るゲームばかりになっちゃいました。でも、今でも時々、アイルー村はやっているんですよ。
その実写版という事で、楽しみに観に行ったのですが、うーん、微妙だったなぁ。最初、モンスターが出てきた時はワクワクして、大きいし、怖いし、楽しめるのですが、そんなに戦わないんだよねぇ。でね、ネルスキュラとの戦いが長いんだけど、どうしても人間を連れて行って卵を産み付けてっていうのが、”エイリアン”を思い出させてしまい、そこで既視感があるので、また一緒?って思いになってしまうんです。昆虫って、そういう習性なんだから一緒なのは仕方ないんだけど、どーもねぇ・・・。この映画が悪い訳じゃないんだけど、そんな事がありました。
アルテミスは、ハンターと組んで、自分の世界に戻ろうとしているんだけど、砂漠に出るとディアブロスが待っているし、岩場にはネルスキュラがいるし、あまり行動範囲は広くないんです。動けないんですよ。だから、モンスターは4種類くらいしか出てこないし、この世界がどうなっているのかという謎は、全く解明がされません。まぁ、モンスターを狩るゲームなんだから、世界はどうだっていいんだろうけど、折角、実写版の映画にしたのなら、もう少し、世界観を決めて、地図的なものも見せて欲しかったと思いました。岩場と砂漠と塔のある場所の3か所だけなんですもん。もう少し、この世界を知りたいよねぇ。まぁ、続編を作るつもりみたいだから、今回はこの辺でイイやって感じなのかしら。
今回、ロン・パールマン演じる大団長の出番が少なかったので、次回作には、もっと出てくれるかな。砂漠の海を船で渡って、海賊のように活躍しながら、モンスターを狩って欲しい。もちろん、アルテミスとハンターも活躍して欲しいけど、他にもキャラクターが沢山いるのに、今回は、全く活躍が無かったので、残念でした。今回は、ほとんどアルテミスとハンターのみの場面なので、寂しいんですよ。もっと小さいモンスターも細かく狩って、食事する場面も増やして欲しいかな。ゲーム中、あの肉を焼く場面は癒されますもん。あれがもう少し欲しいなぁ。1回だけでしたもん。
あ、そうそう、これだけは文句を言って良いですか!アイルーが可愛くないっ!もう少し可愛くして欲しいっ!ミニミニにして欲しいとは言わないけど、あのアイルーは嫌です。もう少し、何とかなりませんか。アイルーを一番期待していたんだけど、CMで使われている場面と、あとちょっとしか出てこないし、あの微妙にリアルな感じだし、言葉もニャニャーって、猫の声を吹き替えているだけなので、日本みたいに、人間がニャーって吹替て、感情を表して欲しいなぁ。もっとアイルーって愛嬌が無いと、悲しいです。あー、気持ちを切り替える為にアイルー村をしようかな。
ミラ・ジョヴォヴィッチさん、相変わらずキレイでカッコ良かったです。でも、さすがに年齢的に激しいアクションは辛いんじゃないかなぁ。そろそろ、新しい女優に譲って行っても良いのかなという感じもしました。そうそう、山崎紘奈さんも出演していて、ちゃんと良いアクション場面もありました。頑張っていて嬉しくなりました。英語も堪能のようなので、これからも海外に出て行ったら良いと思います。身体も大きいし、日本人顔で明るい雰囲気なので、海外作品でも使いやすいと思うんだけどな。日本ではハーフ顔がウケているけど、海外では純日本人顔の方が喜ばれると思うんですよね。そこら辺、売り方を考えれば、もっと日本の俳優が海外に出れると思います。
私は、この映画、お薦めしたいと思います。ゲームをやっている方は、あのモンスターたちが大暴れするので、楽しめると思います。結構、ワクワクドキドキすると思います。でも、ストーリーが悪いかなぁ。もう少し、設定をちゃんとして、深い内容を少しでも見せて欲しかった。でないと、ただ、本当に映画館でゲームの画面を観ている感じだけに見えてしまうので、せめて世界観を紹介して、地図くらい出して欲しかったなぁ。ま、でも、モンハンの入門編と思えば、とても楽しめる映画だったと思います。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「モンスターハンター」