「太陽は動かない」TVドラマから続く壮大な情報戦を制したのは誰なのか。アクションが凄いです。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「太陽は動かない」を観てきました。

 

ストーリーは、

謎の秘密組織AN通信。この組織に属するエージェントは心臓に爆弾が埋め込まれ、24時間ごとに死の危険が迫まるという。エージェントの鷹野は相棒の田岡とともに、死の危険を抱えながら「全人類の未来を決める次世代エネルギー」の極秘情報をめぐって、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦を繰り広げる。

というお話です。

 

 

24時間ごとに秘密組織:AN通信へ定期連絡しなければ、爆死する。爆弾を埋め込まれた、冷静沈着な鷹野と相棒の田岡。精鋭エージェントコンビに課せられた、過去最大にして最悪のミッション。キーワードは、全人類の未来を決める次世代エネルギー。

 

そのミッションを任されていた山下は、香港のCNOX会長:アンディ・黄の動きを探っていたが、ブルガリアで黄の裏組織に拉致されてしまう。救出に向かった鷹野と田岡が、その仕事を引き継ぎ、動き始める。

 

CNOX社は、日本のMET社という電気メーカーと組んで太陽光エネルギーの開発に着手する契約を結ぶが、AN通信が掴んだ情報では、裏があるらしい。何故、香港にいた山下がブルガリアに飛んだのかというと、ブルガリアのソフィア大学の小田部教授が研究している、太陽光エネルギーをマイクロ波に変換する技術を、黄が狙っているらしい情報があったからだ。

 

 

調べると、CNOX社は、MET社の技術と、小田部教授の技術を手に入れ、軍事基地跡地に巨大なエネルギー基地を作り、次世代エネルギーの利権を独り占めしようと考えているらしい。

 

その極秘情報をめぐり、世界各国のエージェントたちが争奪に動き出し、誰が先に情報を手に入れ、誰に利益を与えるかという戦いになっていく。謎の女・AYAKOは黄に付いており、フリーエージェントのデイビッド・キムはロシアに付いているらしい。そしてAN通信は、日本企業の利益を損ねないよう動いていた。

 

争奪戦の中、二人の心臓の起爆装置が発動。刻々と迫りくるカウントダウン。襲い来る数々の困難を乗り越え、彼らは明日の太陽を見られるのか。後は、映画を観て下さいね。

 

 

1年待ちました。長かった。映画化の話を聞いて、ドラマになって、凄く楽しみにしていたらコロナで公開延期になり、やっと観れました。初日の朝2番目の回に観ました。いやぁ、返す返すも長かった。もちろん、AN通信の1つの仕事が終わっただけで、話はまだまだ続くのですが、大仕事を終えた二人の姿は、うーん、感動でした。

 

映画は、一応、ドラマの続きなので、出来れば、ドラマを観てからの方が良いですが、映画だけでも十分に理解は出来ます。WOWOWは、オンデマンドが充実してきているので、このドラマもいつでも観れるようになっているようです。

 

 

私は、原作を読んでいるのですが、鷹野の過去に関しての部分は、ほとんど原作通りだったように思います。次世代エネルギーの争奪戦に関しては、ちょっと変わっていたかな。最後にどんでん返しをしてくれるキャラクターがいなくなっていたので、どんでん返しが無くなり、スムーズで分かり易い展開になっていたと思います。私は原作通り、ひっくり返して欲しかったかなと思うけど、映画のストーリーの方が分かり易かっただろうと思います。

 

内容に関してですが、次世代エネルギーの情報戦と言いながら、アクションが多くて、あまり情報戦という感じではありませんでした。情報戦というと、どーもデータ解析とか、ハッキングとか思ってしまうので、そういうものとは違い、結構、アナログ的な感じで、古いタイプのアクション映画と言ってよいような展開でした。嫌いではないのですが、イマイチ、古臭い雰囲気がしました。

 

 

まぁ、情報戦と言っても、全てがデーター化されている訳では無いですし、人間の頭脳の中に入っているというなら、誘拐やら、殺人やらになっていくのは当たり前なのかな。それにしても、世界が相手といいながら、あまり世界の人たちが出てこなかったのが残念でした。中国企業というのは出てきましたが、中国は共産主義なのですから、もっと政府関係者が関わってきても良かったのかなと思ったし、ロシアというのが名前しか出てこなかったのが残念でした。

 

アクション関係は、やっぱり凄かったです。頑張っていました。危ないっ!っていう場面が多くて、ドキドキハラハラしました。やっぱり藤原さん、カッコイイなぁ。竹内さんもカッコ良かったです。どちらも演技は文句のつけようがないので、満足でした。

 

 

謎の女・AYAKOや、フリーエージェントのキムも、とっても面白いキャラクターなのですが、あまり生かされていなかったような気がします。もっと活躍してくれたら良かったんだけど、出演場面が少なかったのよねぇ。というか、鷹野の過去のお話が中間に挟まってくるので、情報戦の部分が短くなってしまい、イマイチ、物足りない感じがあったんです。原作だと、凄い盛り上がりなんだけど、どーもそこら辺が寂しかったなぁ。

 

太陽は動かないのシリーズは、まだまだ話しが続くと思うので、出来たら、ドラマなどでも続けて欲しいと思います。謎が全く解明されていないし、知りたいことが沢山あるんです。鷹野が高校で別れた”柳”の行方とか、AN通信がどんな機関なのかとか、そういう重要な部分が、まだ一切明かされていないんです。これからゆっくりと明かされていくのだろうけど、昭和から平成に変わる時に莫大な資金が流出されたという前置きがあるので、凄い裏がありそうでしょ。楽しみです。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。このシリーズ、原作含めて好きなので、超!を2つくらい付けたいのだけど、まだ序盤の話で、これから続くような気がするので、今はつけないでおきます。これからを楽しみに待ちたいと思います。WOWOWさん、続編、ぜひ作ってください。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

P.S : 蛇足かもしれないけど、ちょっとだけ。私、竹内さん好きです。マスゴミが、彼女をマンションから追い出したとか騒いでいたけど、結婚している訳じゃないから、若いカップルが別れればそうなるの当たり前でしょ。どちらかが追い出されるし、喧嘩両成敗。後から悪口を言うのは、自分の非を認めているから相手を責めて誤魔化そうとしているんでしょ。他人が口出しすることじゃない。結婚しているなら別ですよ。不倫は罪ですから。借金も、たかが100万位で騒ぐなって。芸能の世界ですよ。一桁違うでしょ。でも、こういうニュースが出て、少し汚れが付いた方が、竹内さんも役者として幅が出てくるかもしれません。好青年ばっかりでは、直ぐに飽きられますからね。頑張って欲しいです。応援していきます。カエル

 

 

「太陽は動かない」

 

 

 

 

 

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