「ズーム 見えない参加者」観たことあるような内容でしたが料金が安いので良いかなぁと思いました。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「ズーム 見えない参加者」を持て来ました。

 

ストーリーは

新型コロナウイルスのパンデミックのためにロックダウン中のイギリスに暮らすヘイリーらは、仲間たちと週に一度はZoomで顔を合わせていた。ある時、ヘイリーが霊媒師をゲストに招き、みんなで「Zoom交霊会」をしようと提案する。仲間たちも賛同し、いつもの飲み会のノリで和気あいあいと交霊の儀式が始められるが、そのうちそれぞれの部屋で異変が起こりはじめる。ヘイリーらは恐怖から逃れようにもロックダウンのため屋外へ逃げ出すことができず・・・。

というお話です。

 

 

新型コロナウイルスでロックダウン中のイギリス。6人の友人グループはロックダウン中も週に1度はZoomを介して定期的に集まろうと約束を交わしていた。

ある時、グループの1人、ヘイリーが霊媒師をゲストに招き、みんなで「Zoom交霊会」をしようと提案する。メンバーはヘイリーの新しい提案にのり、いつもの飲み会のノリで和気あいあいと交霊の儀式を始める。

霊媒師が参加してくるとすぐにテディが退出してしまい、5人と霊媒師で、部屋の照明を落とし、ろうそくを用意して、霊媒師の先導で交霊会が進行し始める。ジェマが首の辺りが変だと言い出し涙ぐむ。その後、また何も起こらない。



 

すると霊媒師の通信状況が悪くなる。霊媒師がいない場でジェマにさっきの異変の事を聞くと、嘘をついたことを告白する。霊媒師が戻り、その事を告白すると、嘘で作った仮面に悪霊が入ったかもしれないと霊媒師が言い、除霊を試みるが効果が無く、次々と異変が起こり出す。その内、通信状況が悪化し霊媒師は退出。ヘイリーが霊媒師に電話をすると、交霊を辞めるようにと言われ、辞め方も教わるのだが、そのまま連絡が途絶えてしまう。

それぞれの部屋で異変が起こり始め、キャロラインの家の小屋裏で音がするので、通信しながら行ってみると、首を吊った人の足が一瞬映し出される。今度はラディーナの家でも何か起こり始め、同棲していた彼が突然に消えてしまう。そしてエマにも・・・。次々と起こる異変に振り回され、対処も出来ず、交霊会も辞めることが出来ない。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

 

思っていたよりも面白かったですよ。時間が短いし、映画料金が1000円だったので、どうなのかなぁと思ったのですが、まぁ、1000円ならいいかなって感じでした。日本のドラマで「リモートで殺される」っていうドラマがあったでしょ。あれと、年末に上映していた「真・鮫島事件」を足して割ったような内容でした。まぁ、リモートで映画を作ろうと思ったら、これしか無いんだろうなぁ。

 

わざわざリモートで交霊会を開こうという、アホな企画をした人達。何故か、毎度の事ながら、本気にしないでふざけてるんだよねぇ。そして、もちろん今回も、ふざけたせいでおかしなことになって行くという展開です。ふざけて良い場所と悪い場所の区別くらいつけようよ。こういうのはダメでしょ。どんなに信じていなくても、何かあった時に嫌な思いをするんだから、バカにしていても良いけど、ふざけちゃダメだよね。

 

 

そして、またも”何かが現れた”っていうのが、”悪魔”的なモノなんです。ここら辺が、キリスト教が主な国ですよね。日本だと、何か此の世に恨み言があって現れる、元々人間だった霊とかだけど、キリスト教圏だと、どうしても「悪魔」ってなっちゃっうのよね。この映画では、一応、悪霊で、ここに現れたのは全くの偶然で、此の世に恨みも何も無く、ただ、人間を虐めたい、殺したいって感じかしら。そこには何の意味も無いんです。そこら辺が納得いかないんですよ。相手には何の理由も無いから、呼び出したら対処のしようも無くて、ただ、襲われていくだけ。

 

ミッドサマーもヘレディタリーもだけど、とっても恐ろしい映画だったんだけど、宗教的なものや悪魔的なもので、人間の怖さを描いているでしょ。日本みたいに恨みを晴らすとか、本当に幽霊が敵となっている作品が無いんです。だから、同じ怖さでも、海外モノって、笑っちゃう怖さなのよね。日本みたいにゾッとする怖さが少ないと思います。

 

 

今回の作品もそれらのホラー映画と同じで、怖いんだけど笑っちゃう作品でした。何で?っていうことを、わざわざするんですよね。そっち行っちゃダメだよぉ~って言う所に行くし、そんな事しちゃダメだよぉ~っていう事をするんです。だから、襲われるんだよっ!襲ってくださいって言っているようなもんでしょ。そういう展開に腹が立つんだけど、まぁ、今回は、1時間くらいの短い映画だったんで、許します。

 

うーん、この映画、わざわざ映画でやる必要があったのかなぁ。コロナで上映する作品が少ないから、上映したのかしら。それなら、もっと単館系の映画を、シネコンでも上映すれば良いのにね。1日に1回でも良いからさ。

 

 

私は、この映画、お薦めしようと思います。短い時間で、料金も安いので、音と叫び声でドキドキしたい方には良いかなと思います。まぁ、コロナの問題があるので、怖くても叫ばないでね。声を出さないで驚いてください。気になったら、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「ズーム 見えない参加者」

 

 

 

マスクは必需品ですね。

 

マスクで荒れちゃった肌にどうぞ。