「また、あなたとブッククラブで」何歳になっても恋愛は必要だし、しようと思えば出来るんですよ。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「また、あなたとブッククラブで」を観てきました。

 

ストーリーは、

夫を亡くした喪失感から抜け出せないダイアン、複数の男性との関係を楽しんでいる経営者ビビアン、離婚のトラウマに苦しむ管理職のシャロン、熟年夫婦の危機に直面する主婦キャロル。長年の友人である4人は、同じ本を読んだ後に集まって感想を語り合う「ブッククラブ」を恒例の楽しみにしていた。ある日、ダイアンの提案で、イギリスの人気官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」を読むことになった彼女たちは、そのスキャンダラスな文面に感化され、気持ちも行動も大胆になっていく。

というお話です。

 

 

40年連れ添った夫に先立たれ未亡人となり子供たちには年寄り扱いされるダイアン。会社社長であり独身貴族を貫き、恋愛感情無しでの複数の男性たちとの関係を楽しんでいるビビアン。裁判官として活躍しながら、未だに何十年も前の離婚に苦しんでいるシャロン。仕事を引退し活力を失った夫と、35年を経た結婚生活の危機に直面しているキャロル。

それぞれに都会的で自立した人生を謳歌してきたものの、あれこれと悩みは尽きることがない。長年の友人である4人は、それぞれのライフキャリアを築き、各々の悩みを抱えながらも、読書にいそしむ”ブッククラブ“を定期的に開催して交流を続けていた。と言っても、実際はワインや食事を楽しみながら互いの近況をおしゃべりする、いまどきの「女子会」のような場だ。



 

ある時、ビビアンがお題本に選んだのは官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」。はじめは難色を示したメンバーも、そのスキャンダラスかつ刺激的な1冊にたちまち感化され、悩ましい日常を忘れて、恋にロマンスに気持ちも行動も大胆になっていく。そして、代わり映えしなかった日常に大きな変化が生まれる。後は、映画を観て下さいね。

 

この映画、面白かったです。4人の女性が集まって読書クラブを開いていて、そこで「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」を読んだら、4人ともが発情しちゃって、大騒ぎになるという感じですかね。大笑いしちゃいました。

 

子育ても終わり、ある程度の年齢になると、結婚していればちょっと倦怠期っぽくなるだろうし、独身だと遊ぶだけ遊んで仕事も充実してきて、一息つく時のような気がするんです。そんな、ちょっとひとやすみの時期に、ふと気が付くと、たとえば恋愛不足になっていることに気が付くんじゃないのかな。そんな時に、フィフティ~のような、衝撃的な恋愛小説を読むと、発情しちゃうんじゃないのかな?私は、あの小説を読んだら、えげつないなぁ~と思っちゃって読むのを止めちゃいましたけどね。映画だけ観ました。

 

 

で、フィフティ~で発情した4人の女性たち。まぁ、その前から、恋愛不足で、ちょっと寂しい日々を過ごしていたんですけどね。そんな彼女たちの前に、それぞれ男性が現れます。ダイアンは飛行機の中で、ビビアンは経営しているホテルのロビーで、シャロンは出会い系サイトで出会い、そしてキャロルは夫との関係を再構築しようと動き出します。

 

ダイアンは、飛行機の中で隣の席に座っていた男性とイイ感じになります。でも、連絡先の交換などはしなかったんです。そしたら、次に飛行機に乗った時、ちょっと驚くような事が起こり、その男性と再会します。それから盛り上がって行くのですが・・・。ダイアンには2人の娘がおり、その娘たちが母親を心配し過ぎてウザいんです。ウザい娘には、はっきり言ってくださいね。私は自分だけで楽しみたいのって。

 

 

ビビアンはホテルのオーナーで、自分のホテルで若い頃の元カレに再会します。彼の事が好きだったんだけど、結婚というものに縛られたくなくて別れたんです。再会して、どちらも成熟した年齢になり、お互いに向き合った時に、また考えが変わって来て・・・。でも、年を取ると、欲しくても欲しいと言えないこだわりが出てきて、お互いに難しいんですよねぇ。さて、どうなるやら。

 

裁判官のシャロンは、息子が婚約することになり、そのついでに元夫が若い恋人と再婚する事も知り、なんだかモヤモヤとする日々。マッチングアプリで恋人を探してみたらという言葉を聞き、ついにアプリに登録をすると、あっと言う間に相手が見つかりデートする事に。良い人だとは思うけど、こんな知り合い方でイイの?という気持ちが拭えず、悩むことに・・・。

 

キャロルは退職した夫との生活に不満を感じています。夫が自分に興味を持ってくれず、もう、随分と夜の生活はありません。自分の事を好きじゃなくなったのかしらと不安になるキャロルですが、夫は退職した不安で周りを見ている余裕が無いんです。新しい生活に適応する事で精一杯。そんな夫を理解出来ないキャロルは・・・。

 

 

こんな4人の女性が、自分の年齢を考えながらも、新しい恋や出会い、そして関係の再構築をする為に、それなりに頑張って行く姿が、何とも素敵でした。70歳を過ぎても、恋愛に向き合う勇気が素晴らしいと思いました。そんな年齢になったら、この年で恋愛なんてって思ってしまいそうだけど、そんなことないよ、恋愛しようよって言ってくれているような内容でした。年を取っても好きな人がいたらいいなって感じました。

 

主演が、ダイアン・キートン、ジェーン・フォンダ、キャンディス・バーゲン、メアリー・スティーンバージェンと、ハリウッドの名女優と言われる4人を迎えての映画でした。私は、彼女たちの若い頃をほとんど知らないのですが、ネットで若い頃のお顔を拝見しましたら、あまりにも美しくてびっくりでした。本当に、CGじゃなくても、こんなに綺麗な女優さんっているんだと思うほどでした。彼女たちの若い頃の作品を観てみたいな。配信を探してみます。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。年齢の高い方の恋愛映画なので、若い人にどう受け入れて貰えるかは分からないのですが、私のようにオバサンになった年齢の方や、それ以上の方なら、素敵だなって憧れると思いました。豪華な名女優の共演を観れますよ。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「また、あなたとブッククラブで」