「アダムス・ファミリー」初のアニメ映画だけどいつも通りの楽しさで面白いですよ。声も最高です。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「アダムス・ファミリー」を観てきました。

 

ストーリーは、

人里離れた山奥で結婚式を挙げたモンスターのゴメズとモーティシアは人間たちに故郷を追われ、丘の上の荒れ果てた屋敷にたどり着く。時は流れ、夫婦は長女ウエンズデーと長男パグズリー、執事ラーチとともに平穏な日々を過ごしていた。そんな中、パグズリーが一族にとって重要な儀式である「セイバー・マズルカ」を親戚たちの前で披露する日が近づいてきて・・・。

というお話です。

 

 

人里離れた山の中。モンスターの一族が住む村で結婚式が行われていた。新郎のゴメズが新婦のモーティシアに結婚指輪を渡そうとしたその時、彼らを恐れる人間たちが村を襲う。

命からがら逃げ出したゴメズとモーティシアは、あてのない旅の途中で大男のラーチと出会い、執事として雇うことにする。そして、一行は丘の上に立つ荒れ果てた屋敷を発見。屋敷の主の幽霊から「出て行け!」と脅かされるが、ゴメズとモーティシアにとって幽霊付きの物件なんて願ってもないこと。夫婦はそこを愛の巣にして家庭を築くことにした。



 

時が流れ、夫婦には二人の子供が生まれた。いつも暗い表情を浮かべてよからぬことを考えている長女、ウェンズデー。ありとあらゆる危険ないたずらを考えて、ゴメズに爆弾を仕掛けるのが楽しみな弟のパグズリーだ。

平和な日々を送っていた一家は、屋敷に親戚たちを迎えて、パグズリーが一族に伝わる大切な儀式、「セイバー・マズルカ」を披露する日が近づいていた。ひと足早くフェスターおじさんや魔女のおばあちゃんが屋敷に駆けつけて、一家は賑やかな毎日を送っていた。



 

そんなある日、ウェンズデーは丘の下に住宅地があり、そこに大勢の人間たちが住んでいることを知る。住宅地をプロデュースしたのは、テレビの人気司会者マーゴ・ニードラー。ゴシックなアダムス一家とは正反対のカラフルに彩られた街では何よりも「普通」を愛する人々が暮らしていた。

マーゴの娘、パーカーと友達になったウェンズデーは、自分たち一家とは全然違う世界があることを知り興味津々。人間の中学校に通って普通の生活を試してみることに。しかし、住宅地にはある秘密が隠されていた。そして、アダムス・ファミリーに思いがけないピンチが訪れる!(公式HPより) 後は、映画を観てくださいね。

 

 

アダムス・ファミリーの初のアニメ映画化という事で観てみたのですが、結構、楽しめました。アダムス・ファミリーは、もう、昔からあるアニメで、基本が決まっているので、その面白さは揺るがず、不気味なのに楽しいって感じで、良かったです。

 

アニメもよく出来ていました。アダムス・ファミリー、これからもシリーズでやれば良いのに。実写も面白いけど、アニメだと大袈裟に描けるし、こういうちょっと妖怪的なものだから面白く描けますよ。うんうん、楽しめました。

 

 

映画館では、吹替版しか上映していなくて、仕方なく吹替で観たのですが、演技の上手い、生瀬さんや杏さん、二階堂さんが、中心人物を吹き替えているので、全く違和感が無くて、吹替なのに、それが本物みたいに観ることが出来ました。でも、海外版の配役を見ると、ゴメズをオスカー・アイザック、モーティシアをシャーリーズ・セロン、ウエンズデーをクロエ・グレース・モレッツが声をあてているので、それも観たいなと思いました。これ、配信されるようになったら、字幕版も吹替も両方観れる

ようになるかしら。そしたら、もう一度観てみたいなぁ。

 

 

今回の映画の内容は、アダムスファミリーが暮らしている家の近くに住宅地が開発され、そこに住む人々が、自分たちと違うアダムスファミリーを迫害するというような感じでした。娘のウエンズデーが、外の住宅地で普通に暮らしている人間たちに興味を持ち、学校に通い始めるのですが、そこでは、みんながみんな、同じように生活をすることを強いられていて、それに違和感を覚えたウエンズデーがみんなと違う事をし始めると、”あの子、違う”と言って、差別され始めるんです。

 

そんな中で、パーカーという女の子だけがウエンズデーの事を理解してくれるんです。良いお友達になるんだけど・・・。うーん、学校生活や、社会生活の中で、周りに合わせなければいけない時も、確かにあると思います。でも、それぞれに考え方がある訳だし、誰もが同じことをしていたのでは、発展が全く無いでしょ。人それぞれの違う部分を受け入れて行ってこそ、良い社会生活が生まれると思うんだけどな。コロナ禍で、みんなでマスクをしようというのは合わせる必要があると思うけど、人がいない場所では取っても良いと思うし、マスクでおしゃれをしたりするのも良いと思うし、それぞれに考えて楽しむことって大切でしょ。

 

 

そんな事を考えさせるような映画でした。私は、この映画、お薦めしたいと思います。そんなに頭を使わなくて良いし、本当に楽しめます。吹替版は、とても上手く作ってあると思いました。これ、シリーズ化して欲しいくらいです。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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