「メイキング・オブ・モータウン」を観てきました。
ドキュメンタリー映画なので内容は、
創設者ベリー・ゴーディにより1959年にその歴史をスタートさせたモータウン・レーベルは、ソウルやR&Bの数多くのヒットを連発し、数多くのスターを世界に送り出した。本作では創設者ベリー・ゴーディが初めて密着を許可した取材映像、関係者や所属アーティストの回想や証言など貴重な映像群から構成。ゴーディの親友で戦友でもあるスモーキー・ロビンソンと旧交を温めながら、コーディの一代記とともにモータウンの60年にわたる歴史、そしてレーベルの魅力を解き明かしていく。
というお話です。
この映画ですが、面白いという評判だったので楽しみに行ったのですが、その時代の音楽やミュージシャンにあまり興味が無いと、何が凄いのかよく解らないんです。私、マイケル・ジャクソンくらいは知っていますが、それ以外の方々はほとんど知らず、モータウン・レーベルという会社も聞いたことはあっても、知らなかったんですよねぇ。
ベリー・ゴーディさんというモータウンの創設者のインタビューが中心で、そこにスモーキー・ロビンソンさんという音楽プロデューサーが一緒に混ざってきて、お話をしてくれるという感じです。その話の中に、有名な歌手の方の話が沢山出てくるのですが、その有名な歌手を知らないので、話に付いて行けないんです。
ジャクソン5というのが、マイケル・ジャクソンが子供の頃に家族で歌っていたグループで、その映像は凄いなって思いました。でも、マイケルって、本当に大人になって変わって行ったんですね。整形しすぎというのも解りました。
映画内でかかる音楽はやっぱり良い作品ばかりで、あー、こんな曲をやってたんだーって感じで感動していました。でも、聞いていて、私、本当に古いアメリカの音楽を知らないんだなという事に気が付きました。まぁ、生まれる前の時代の曲たちなので仕方ないのですが、それでも聞こうと思えば聞けたわけだから、本当にそういう世界に接点が無かったんだなって思いました。
そうそう、ジェイミー・フォックスが出ていて、彼は分かりました。あと、スティーヴィー・ワンダーも知っていました。後は、ほとんど判らなかったなぁ。ダイアナ・ロスという名前は知っていても、歌っている曲も知らないし、姿も何となくしか知らなくて、うーん・・・。
この映画は、この時代を知っているか、本当に音楽が好きな方でないと、ちょっと楽しめないのかなと思いました。私、本当に眠くなっちゃったもん。うとうとしながら、おじいちゃんのお話を聞いているような感じでした。まぁ、睡眠学習的に、随分と古い歌手の方の名前を知ったし、音楽も聴くことが出来たので、新しい世界を知ったという感じは良かったかと思います。
私は、この映画、お薦めしたいと思います。私はダメでしたが、これ、きっと、音楽好きな方には、凄い情報量だと思うし、楽しい話だったと思います。あまりにも古い方々のお話なので、もし、若い方が観に行くのでしたら、色々と下調べをしてから観に行った方が良いと思いました。でも、聞いていて、素晴らしい才能が沢山生まれた良い時代だったんだろうという事は感じられると思います。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。