「パヴァロッティ 太陽のテノール」有名なテノール歌手、パヴァロッティのドキュメンタリー映画です。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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「パヴァロッティ 太陽のテノール」を観てきました。

 

ドキュメンタリー映画なので内容は、

 

神の声を持つと言われたイタリアのオペラ歌手ルチアーノ・パヴァロッティの生涯を、名匠ロン・ハワードが追ったドキュメンタリー。

幼少期に破傷風で死にそうになったことで楽観的になったというパヴァロッティ。その後、教会のテノールとして歌を歌い続けた父親について行き、自分も勉強し、教会で歌い始めた。父親はパン屋として働きながら歌っており、パヴァロッティも教師をしながら歌っていたらしい。

その後、母親の薦めもありオペラの練習をし、オペラ歌手としてデビューすることになる。「ラ・ボエーム」「トスカ」などで有名となり、ラスベガスの興行主と知り合った事から、エンターテインメントとして売り出され、世界的な人気を手にすることとなる。



 

絶頂期のパフォーマンスや、「トゥーランドット」の名曲を3大テノールで共演した伝説のステージ、故ダイアナ妃との交流やボランティアといった幅広い活動、家族とのプライベートなどの貴重な映像が満載。

さらに新たに撮影された23人のインタビュー映像では、U2のボノがパバロッティのアーティストとしての信念を語り、マネージャーやエージェントがショービジネスの裏側を明かし、前妻、最後の妻、3人の娘たち、愛人がパバロッティの素顔を告白。生きることのすべてを全力で愛し、歌と人生で世界を照らした偉大な歌手の輝かしい日々を浮き彫りにする。

 

というお話です。

 

 

あのパヴァロッティさんのドキュメンタリーです。あの歌声はもちろん、彼の人柄や生活なども、妻の方や、元妻の方、娘さんたちにより明かされています。私、この映画で初めて知ったのですが、若い頃から売れていた訳ではなく、普通の音楽団の一員だったんですね。ソロの歌手になっても、最初はそれほど売れておらず、「ラ・ボエーム」の舞台で有名歌手が降板した代役として歌ってから売れ始め、その後、ラスベガスの興行主が彼に興味を持って、売り出したのが始めだったようです。

 

オペラ歌手一人でのコンサートって、あまり無かったようなのですが、その興行主が、これはいける!と思ってやり始めたらしく、オペラ歌手でありながら、ポピュラー歌手のように飛び回って、色々なコンサートを開いたそうです。その後、段々と変わっていき、ロック歌手と組んだり、音楽の世界を広げて行ったようですが、このロック歌手と組んだりしたことは、あまり良く思われていないようですね。

 

 

テノール3大コンサートと銘打ったコンサートが凄く大ウケしたようですね。そこから大々的にコンサートをやるようになったようです。賛否両論あったようですが、それでも、彼の名前をこれだけ世界の人が知っているというのは、素晴らしい事だと思いました。映画でも、TVでも、CDでも、彼の美しい歌声が聞くことが出来て、幸せだと思います。だって、知らなかったら、こんな美しい声があるなんてことも知ることが無かったんですから。

 

そんなパヴァロッティさんの姿を追いながら、若い頃からの歴史を紹介し、あの歌声も聞けるので、音が良い映画館で観るのが最適ではないかなと思いました。歌はやっぱり良いですね。あの透き通るような高音の声が響き渡って、気持ちが良くなりました。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。パヴァロッティさんをご存じな方は多いと思いますが、どのように育って、オペラ歌手となって行ったのかを知ることが出来ますし、彼の人柄についても、何人もの方が語ってくれています。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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