「今日から俺は!!劇場版」を初日、あさイチで観てきました。
ストーリーは、
1980年代の軟葉高校。転校を機につっぱりデビューした2年生の三橋貴志と同じ日に転校してきたトゲトゲ頭の伊藤真司は、コンビを組んで次々とやってくる強敵を返り討ちにしていく毎日を送っていた。3年になったある日、かつて壮絶な戦いを繰り広げた不良の巣窟・開久高校の一角を隣町の北根壊高校が間借りすることになった。極悪高校で名の通った北根壊の番長・柳鋭次と大嶽重弘は、智司と相良という「頭」を失った開久の生徒たち相手に妙な商売を始める。一方その頃、怪しいスケバン・涼子が今井に近づこうとしていた。
というお話です。
まち周囲の不良達に目を付けられる。同じ日に転校してきたトゲトゲ頭の 伊藤真司とコンビを組んで、次々やってくる強敵を返り討ちにしていく毎日。三橋と友達以上恋人未満な赤坂理子や、伊藤とラブラブな早川京子とのラブコメ的青春を謳歌したいのに、寄ってくるのはワルばかり…。
三年になったある日、かつて二人が壮絶な戦いを繰り広げた不良の巣窟・開久高校の一角を隣町の北根壊高校が間借りすることになった。北根壊高校の校舎が火事になったらしい。かなりの極悪高校で名の通った北根壊の番長は 柳 鋭次と 大嶽重弘。彼らは智司と相良という圧倒的な“頭”を失った開久の生徒に対して妙な商売を始める。”おまもり”を5000円で購入すれば、北根壊の生徒からの暴力を受けないが、買わなければ、いつまでも北根壊の生徒から虐めを受けることになるというのだ。
開久高校の森川悟は、そんな理不尽な話は受け入れないとおまもりを買う事を拒否する。すると次の日から激しい虐めに遭い、痣だらけになってしまう。悟の従妹の涼子は、他の高校でスケバンをしており、悟を虐めた奴を倒そうと悟に誰にやられたのか聞くと、悟は北根壊の生徒とは言わず、この界隈で一番強いという”三橋”にやられたと言ってしまう。三橋相手なら涼子が諦めると思ったのだった。しかし涼子は三橋を付け狙い始め、三橋に逃げられた後、その仲間らしい今井に近づき、今井を叩きのめす。
女にやられたという恥ずかしい汚名を着せられた今井は、女には手を出さないと言いながらも、あいつだけは許さないと涼子に闘志を燃やす。
一方、開久高校は北根壊高校に乗っ取られそうになっており、開久の生徒は元の番長である智司と相良を探し出し、どうしても戻ってきて欲しいと頼み込む。そして助っ人として戻ってきた智司と相良を頭とした開久と北根壊の全面戦争が始まり・・・。
そして北根壊の大嶽にボコられた伊藤は報復に、理子や他の生徒も助っ人として、全面戦争に加わるのだが、何故か三橋だけは現れない。そして・・・。後は、映画を観てくださいね。
相変わらずの面白さで、馬鹿馬鹿しさもハンパ無いのですが、観た後にスッキリするんですよねぇ。もう、ずーっと自粛やら、マスクしろやら、ソーシャルディスタンスやら、細かい事を言われ、イライラが募っていた頭の中を、馬鹿馬鹿しさでスッキリさせてくれます。もー、どーでもイイかって感じになって、とりあえず周りに迷惑をかけるのだけは辞めようって思えました。やっぱり卑怯でも正しい事をするべきなのよねぇ。
この映画に難しい解釈やなんちゃらは無いので、頭空っぽにして観に行ってとしか言えません。十分に面白いし、笑えました。この馬鹿馬鹿しさを笑えないなら、コメディ映画なんて観ちゃいけません。こういう映画こそ、こういう時に観るべきなんじゃないの?考えちゃいけません。難しい事を考えていると、また内に籠っちゃいますからね。バカになりましょう。
今回は、北根壊高校という新しい高校が出てきたのですが、また、これが極悪でした。柳と大嶽っていうアタマが極悪なのよ。特に柳は武器を使うから反則です。もう警察に追われているから、どーせ捕まるならってナイフを使うんです。昔の不良って確かに悪かったけど、みんな、武器はほとんど使わなかったんだけどね。あ、でも、バットとか角材は持っていたか・・・。今のようにSNSなんて無かったから、結構、酷い喧嘩とかしてても、問題にならなかったんだと思います。だから、倉庫や空き地とかでこんな喧嘩もしていたのかな。
中学校の時にやっぱり不良っていまして、卒業してヤ〇ザになったとか噂がありました。でも、同じクラスだったりすると、とっても良い人なんですよ。私、小っちゃかったから、よく助けて貰って、色々運んでもらったり、背負って貰ったり、保健室に連れて行ってくれたり、良い人だったなぁ。大人の世界に反発しているだけで、子供達の世界だと仲が良いんですけど、この映画では完璧に悪役でしたね。
そうそう、なんつーか、今回は、今井がとっても美味しい役でした。いつも貧乏くじを引いている今井でしたが、今回ばかりは、美味しい役だったなぁ。ベッドに寝ていて、バナナを三橋に投げられている場面は、どう考えてもアドリブに近かったような気がするんだけど。食べ物を投げちゃダメですよ。(笑)
三橋役の賀来さん、本当に当たり役ですね。顔がハンパ無く面白いです。凄い役者ですよ。これで真面目な役も出来るんですから、驚いちゃいます。伊藤役の伊藤さんも、最初の頃よりも凄く成長してますよね。引っ張っていく感じが出ていますもん。この2人の成長は著しいです。これからも楽しみです。今井役の仲野さんも上手いですよねぇ。もう、このドラマが始まった頃は、みんな、あまり有名じゃなかったかもしれないけど、今になってみると、みんな主役級の俳優さんなのよね。とっても贅沢な映画になっています。私、三橋の両親(吉田さんと瀬名さん)が大好きです。豪華すぎます。
私は、この映画、超!超!超!お薦めしたいと思います。この映画を、お腹を抱えて大笑いして、スッキリ出来ない方々は、どこかでデトックスしてきた方が良いですよ。素直に笑って、全て忘れる事が出来るようにしておかないと、これからのコロナとの共存は難しいです。バカにならないとやってられません。少し頭をスッキリさせて、色々な問題をシンプルに考えていくようにした方が、これからの世の中、渡って行けると思います。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。