「嘘八百 京町ロワイヤル」を観てきました。
ストーリーは、
大阪・堺で幻の利休の茶器をめぐって大勝負を仕掛けた古物商の則夫と陶芸家の佐輔が、ひょんなことから京都で再会を果たす。そこで出会った着物美人の志野にほだされた2人は、利休の茶の湯を継承し、天下一と称された武将茶人・古田織部の幻の茶器にまつわる人助けに乗り出すが・・・。
というお話です。
オッサンコンビが帰ってきました。今回は、京美人に騙されて、またも贋作騒ぎを起こしてしまうんです。あまり頭を使わずに、軽く見れる作品なので、面白かったです。楽しめました。
則夫は、見る目はあるのに、運が悪いのかな。正直すぎるところも、商売上手じゃないところかもしれません。商売をするなら、ある程度は、平然と嘘をつけないと出来ませんもんね。そんな則夫が騙されて、志野の為に、織部の贋作を佐輔に作らせます。それがオークションに出されてしまったから大変!志野に騙された事が判り、問い詰めるのですが、待ってましたとばかりに、組んで詐欺をしようと持ち掛けられます。
で、大きな”嵐山堂”って古美術屋を騙そうとするのですが、この嵐山堂と組んでいるのが鑑定家のオッサンで、この鑑定家が全く目利きが出来ないんですよ。でね、こいつら、国の政策である古美術の修復作業を請け負って、美術館から持ってきた古美術の贋作を作って、海外に売っているらしいんです。酷いでしょ。それを暴いてやるって事で、色々な手を考えて動いて行くんだけど、また、面白い事考えるんですよ。もー、何処までが作戦なのか、全く分からないから、最後の大笑いしてくださいね。
嵐山堂に使われている”陶芸王子”って奴がいるんだけど、これを山田さんが演じていて、本当はとっても良い子なんだけど、嵐山堂に取り込まれてしまって、辛い思いをしているんです。本当は、陶芸が好きなだけの、素直な青年なのに、可哀想でした。彼の動きも楽しみにしていてくださいね。
今回も塚地さん演じる、クセの強い学芸員がイイ味だしていました。本当に、学芸員になるべくしてなったような人で、知識は豊富過ぎる程でした。本当に、こんな人がいるらしいので、凄くお話を聞いてみたいです。話が長いんだろうなぁ。面白そうです。
私は、この映画、お薦めしたいと思います。軽く楽しめて、気持ち良く観る事が出来ます。終わった後も、モヤモヤしなくて出てこれます。どちらかというと、若い方よりも年配の方に喜ばれるかな。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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