「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」ちょっと解り難かったかな。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」を観てきました。

 

ストーリーは、

ある雪の夜。ヒーロー社会を壊そうともくろむヴィラン・死柄木弔たちが、密かに「何か」を運ぼうとしていた。彼らの不穏な動きを掴んだプロヒーローたちが現場に駆けつけ、激しい戦いを繰り広げる中、その「何か」は仲間とともに去って行った。同じ頃、出久ら雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒たちは、「次世代のヒーロー育成プロジェクト」の一環として、日本のはるか南に位置する那歩島へやって来る。そこへ突如として謎のヴィランたちが襲来し、次々と島の施設を破壊していく。出久たちは力を合わせて立ち向かうが、敵を率いる「ナイン」の個性と力は想像を遥かに超えるものだった。

というお話です。

 

 

ある雪の夜。ヴィラン・死柄木弔たちが、密かに「何か」を運んでいた。そんなトラックを何台かの車が追っている。ヒーローたちがその積み荷を追っているのだった。まだ何かは分からないが、良くない物らしいという情報がはいったのだった。そして、ヒーローたちは、見事にそのトラックを排除するのだが、ヴィラン達は偽物だったし、積み荷も燃えてしまう。危機は去ったと思われたが、どうも積み荷は自らその場から逃れたらしい。

 

その事件から数日後、各地で色々な特徴を持つ人々が襲われ、死にはしないが、特徴が奪われていた。その事件は、北から南に移動していた。

 

 

同じ頃、国の政策で、次世代ヒーローの育成プロジェクトが立ち上がる。次世代のヒーロー育成を早める為に、現在、ヒーローがいない場所でのヒーロー活動を、まだ学生のヒーローたちに試験的にさせてみるという事だった。それほど危険のない場所での研修のため教師たちも付いて行かず、雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒たちは那歩島へ派遣される。那歩島は国の南端に位置し、穏やかな島で、ヒーローが必要な出来事など、ほとんど無い平和な島だった。

 

1年A組の生徒たちは、穏やかな島で、迷子を捜したり、トラクターのバッテリーを充電したり、お年寄りの移動を手伝ったりと、忙しい日々を暮らしていた。そんなある日、弟の活真が迷子になったという電話を受けて出久は急いで出動するのだが、それは姉弟の嘘であり、姉の真幌がヒーローが助けに来るかどうか試しただけだった。この姉はヒーローを良く思っておらず、弟はヒーローになりたいと思っていたが、姉はそれを止めていた。

 

 

同じ頃、この姉弟の父親は島から出稼ぎに出ていたが、ヴィランに襲われて、その特徴を奪われていた。奪ったヴィランの”ナイン”は、父親の特徴だけでは足りず、同じ特徴を持つ息子の特徴も手に入れようと、那歩島を目指して移動していた。

 

そして、仲間と共に那歩島に上陸したヴィランたちは、父親と同じ特徴を持つ活真を捜しながら、島を壊し始める。島の港を壊し、通信手段や発電所を壊したヴィランたちに気付いたヒーロー科の生徒たちは、ヴィランたちと戦うのだが、まだプロヒーローになっていない学生のヒーローたちは、極悪なヴィランたちに太刀打ちが出来ない。なんとか島民を非難させたヒーロー科の生徒たちは、島の外に連絡するため、救難用のドローンを飛ばして、誰かが見つけてくれることを祈っていた。

 

 

そして出久と勝己は、活真を守る為に”ナイン”に立ち向かうのだが・・・。後は映画を観てくださいね。

 

うーん、私、この原作やアニメを観ておらず、劇場版の前作しか見ていないのですが、まだ、主人公の出久くんは、1年生なんですね。で、”ワン・フォー・オール”という力を受け継いだけれど、まだ20%しか使い切る事が出来ないということで、まだ使えないんだぁ~と、ちょっとがっかり。もう少し勉強して、成長しているかと思ったんだけど、まだまだのようでしたね。お友達の勝己くんは、結構、強そうだったけど、それでも弱かったなぁ。

 

 

でね、”ナイン”という9つの特徴を手に入れたヴィランと戦うのですが、本当に9つの特徴持ってたの?というように、イマイチ、ナインという名前の由来になる9つの特徴が解り難かったです。カグネのようなモノを背中から出したり、敵の攻撃から防御するバリアー的なものを出したりはしていましたが、映画の中で、何が9つだったのかは、よく解りませんでした。強かったのは認めるけど、なんだか、特徴が無かったです。

 

彼をサポートする3人のヴィランがいるのですが、その人たちは、特徴を持っている事で迫害された人たちらしく、力を持つ者が支配者になるという世界を作るという”ナイン”の言葉に触発されて、一緒に行動するようになったようです。でも、あんまり活躍の場が無くて、このヴィランたちも、付け足しのように見えました。うーん、少し勿体ないなぁと思ってしまいました。

 

 

それにしても、そもそも高校生だけにヒーロー活動を任せるというのはどうなんだろう。学校としての職務を果たしていないよね。学生は、先生に教育される為に学校に行っている訳で、実践学習だからと言って、生徒だけでなんとかしてこいというのはおかしいでしょ。それは教育者たちとして職務放棄しているとしか思えません。学生が学習しているなら、それを監督し評価する人がいないのはおかしいです。遠隔で見る能力がある先生がいるならまだしも、全く、まかせっきりでしたよ。驚いちゃった。

 

それに、このヒーローたちの使い方、間違ってませんか?ヒーローって、こんな雑用を頼むための人なの?充電が足りないとか、歩けないから背負ってもらうとか、迷子を捜すとか、それ、わざわざヒーローに頼むことなのかな?迷子のペットも探してもらってましたよ。只の便利屋になっていたのに驚きました。この漫画って、そんな内容なの?って思っちゃった。

 

 

私は、この映画、まぁ、お薦めしても良いかなと思いました。私のように、全く原作やアニメを知らずに観ると、イマイチ、入り込めない部分がありましたが、ファンの方たちには良いのかなと思います。それにしても、主人公が弱い気もしました。早く成長してくれると良いですね。アニメの絵は、それほど崩れていなかったので、良かったと思います。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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