台風で被害に遭われた方々、心よりお見舞いを申し上げます。
ちょっと、ひとり言をさせてください。
この二日間、いや三日間台風が凄くて、怖くて、ずっと家の中でドキドキしていました。11日から最大の台風が来るからと大騒ぎしていたので、電車が停まったらどうしようとか、実家の屋根が飛んだらどうしようとか、もう、心配になってしまって、でも、何をして良いのか解らず、ずーっと家の中で、慌てていた私です。
とりあえずは、我が家は何もなく、実家も何もなく、やっと安心して明日(今日か)から動けます。12日の深夜に地震があったでしょ。マンションの上階なので、もしかして突風でマンションが揺れているのかと思って、凄く驚いて心配になったのですが、地震で良かった。
東京国際映画祭2019のチケット販売が、12日13日とありまして、私は例年通り、何作か購入いたしました。毎年、コンペティションは全作観るようにしているのですが、今年、1作、買えませんでした。そうです。あの稲垣吾郎さんが主演されている「ばるぼら」です。もー、困るんですよ。全作観れないと、比較が出来ないでしょ。私は趣味だけど、でも、やっぱり全作観て比較をして、映画の良し悪しを感じたいんです。だって、開始4分で繋がったのに、既にチケットが無かったです。この販売の仕方、何とかならないのかしら。全作制覇したい人向けに、コンペティションだけでも、全作セットをやってくれないですか。以前は一度、やってくれたのに。
皆さんが、稲垣吾郎さんの作品を観たいと思う気持ちも解ります。それにゲストに来るかもしれないから逢いたいだろうし、ファンの方は必死で購入しようとするのも解ります。でもね、映画祭なんですよ。彼を見る為ではなくて、映画という作品を他の作品と比べる舞台なんです。
映画祭事務局も考えて欲しい。ファンが凄い人の作品をコンペティションで取り上げてしまうと、どうしてもこういう事になってしまい、映画ファンが観ることが出来なくなります。そこら辺を考えて、選定して貰えませんか。稲垣さんが素晴らしい役者であることは確かですし、コンペで競わせたいと思った気持ちも解りますが、こういう問題が起きると、本当に辟易します。
ああー、今年はコンペが制覇出来ないのかぁ~。凄く残念だなぁ。でも、今年は”クロスカットアジア”と”アジアの未来”に、凄く面白そうな作品が沢山出てきているので、そちらを購入しました。ギッチリ予定を組んで、結局、26作品と1セミナーを入れてみました。
もう1作、悩んでいる作品があるのですが、4時間43分もある映画がありまして、さすがに、それ観ると寝ちゃいそうだし、疲れそうだなって思って、今の所、止めています。さすがに、年も取ってきたし、毎日、4~5本を観るのだから、辛いだろうなぁと思って。
実は今回、映画祭の途中の10月31日に、横浜でフジコヘミングさんのオーケストラとのコンサートがありまして、そちらに行く予定にしているので、他の日にギッチギチに予定を入れないと、全て観れないんですよぉ。
趣味なんだから、辛いなら止めれば良いと思われるでしょ。でもね、趣味も全力でやるからこそ、仕事に打ち込めるんです。趣味を諦めると、仕事も諦めたくなっちゃうの。何事も全力でやるからこそ、楽しめるし、良い物が出来ると思っているんです。
という訳で、今年の東京国際映画祭は、コンペの制覇が出来なくなりました。でも、もしかして観客賞を「ばるぼら」が取れば、観れるかも。もしかしてと思って、「観客賞受賞作品」のチケットは取っておいたんです。それを祈るしかありませんね。
まだまだ、台風被害でお困りの方もいらっしゃると思いますが、お気をつけてくださいね。
では、今日はこの辺で、お休みします。
東京国際映画祭 2019