シネコンの料金値上げについて、ちょっと考えてみました。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

6月1日から、一部のシネコンで映画鑑賞料金が上がりました。こんなに、日本は料金が高いと言われているのに、なんでまた上げるのかしら。不思議に思いました。

 

シネコンに普段から何度も通っているのですが、土日は人が入っているけど、平日はほとんど人がいないんですよね。人気の映画だったり、他の映画館でやっていなかったりする映画は、ある程度は入っているけど、本当にガラガラの事も多いんです。そこら辺を、もう少し人を入れる努力をしようと思わないのかしら。

 

 

それに、どこのシネコンも同じ料金っておかしいと思っているんです。首都圏の駅近のシネコンと首都から離れた地方都市で駅から遠いようなシネコンが同じ値段でしょ。おかしいですよね。はっきり言って、日比谷とか六本木、新宿、渋谷などのシネコンは、2000円くらいでも人が入ると思うんです。でもね、そこから離れたシネコンは、同じ値段じゃ入らないでしょ。首都から離れる距離で、少しづつ値段を下げるとするべきなのではないかと思います。だってね、物価が地域によって違うんだから、その地域に合わせて下げてあげないとおかしいでしょ。国が路線価っていうものを出して、その地域の価値を出しているんだから、それに合わせるのが筋ってもんじゃないの?

 

それに、人が入らない時間は値段を下げれば良いでしょ。レイトショーみたいに、平日の昼は少し安くするとか、もっと料金をそれぞれ変えて行けばよいのに、一律で上げるから、不公平感が大きくて、ムカつくんですよ。

 

 

人件費の為の料金値上げって書いてあったけど、シネコンにそんなに従業員いないでしょ。まして、ほとんどの人が迷惑をかけていないと思うんだけど。誰もがドリンクやポップコーンを置きっぱなしというなら大変だけど、ほとんどの常識ある人は自分で片付けているし、椅子を汚したりしてないよ。映写はデジタルになっているし、昔よりも、人件費は減っていると思うけど。支配人とか、そんなに高給取りなの?それとも元会社がピンハネし過ぎなのかしら。

 

どうしても納得が出来ていません。たかが100円だけど、されど100円なんです。必要な金なら払うけど、努力もしないで値段を上げるって、企業として終わってるでしょ。ポップコーンだって、あんなにガンガン作って置いてなくても良いんじゃないの?ドリンクは、ファミレスのドリンクバーと一緒でしょ。それをあの値段で出しているんだから、十分に利益はあるんじゃないの?

 

 

最近は、キノフィルムズやアップリンクがミニシアターを作ってくれていて、とても快適なのですが、それに比べると、シネコンは沢山の映画を上映しているけど、そんなに快適とは思えないんです。良い映画を厳選して上映している訳じゃなく、ただ人気作品を何度も上映するだけ。もう少し、作品に関しても、こだわりなどがあっても良いのではないかと思います。

 

はぁ~、つい、言いたかった事を一気に言ってしまいました。だって、高くなるって決まってから、誰も何も言わないんですもん。まぁ、映画評論家も映画ジャーナリストも、全て映画会社がいてこその仕事だから、文句は言えないんでしょうね。だから映画評とかって信用出来ないんですよ。宣伝のための映画評なんて読みたくないんです。本当の映画の評価が聞きたいのに、映画評論家と名前の付く人は全て大手映画会社の下請けでしょ。大体、映画評論家っていう職業があること自体、おかしいんです。映画評論って、一般の人が観てするものでしょ。お金を貰ってする事じゃないのよ。でなきゃ公正な判断なんて、出来る訳が無いんだから。

 

 

という訳で、既に値段が上がってしまいましたが、少し考えて貰いたいもんです。でないと、本当に映画館で映画を観る人がどんどん減りますよ。VRが進化したら、家でソファに座りながらでも大画面で映画が観れるんだから。音だって、部屋にドルビーを入れれば良いもんね。今、ドルビーなどの音響も、随分リーズナブルになって、入れやすくなっています。その内、ホログラムの時代になったら、映画館は必要無くなって、カラオケボックスみたいなところに一人づつ入って映画を楽しむことになるのでしょう。これから20~30年くらいで、どんどん状況が変わって行くのでしょうね。その頃は、私はおばあちゃんなんだろうなぁ。出来れば死なずに、その時代の映画を味わってみたいです。

 

スミマセン、ちょっと映画感想の合間に、映画料金についての”ひとりごと”を書いてしまいました。

ま、何はともあれ、映画を楽しみましょう。カメ

 

今回、映画祭や舞台挨拶などの写真を入れてみました。昨年の東京国際映画祭での”愛がなんだ”の写真、懐かしいです。やっと公開して、大人気ですね。嬉しいです。宇宙人