「マローボーン家の掟」良く出来たストーリーで、違和感が膨らんで謎が解けていくという感じです。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「マローボーン家の掟」の試写会に行ってきました。Fan’s Voiceさん)(@fansvoicejp)の独占試写会に参加させていただきました。

 

ストーリーは、

森の中にたたずむ大きな屋敷で、不思議な5つの掟を守りながら暮らすマローボーン家の4人兄弟。忌まわしい過去を振り切り、この屋敷で再出発を図る彼らだったが、母親が病死し、凶悪殺人鬼である父親を殺害したことをきっかけに、明るい日々への希望はもろくも崩れ出す。父親の死体を隠した屋根裏部屋からは不気味な物音が響き、鏡の中には怪しい影がうごめき、やがて掟が次々と破られていく。心身ともに追いつめられた兄弟の長男ジャックは、妹や弟たちを守るため、ある決断を下す。

というお話です。

 

 

都会から離れた田舎町の海にほど近い森の中にたたずむ大きな屋敷に、ある家族が引っ越してくる。母親と長男・ジャック、次男・ビリー、長女・ジェーン、三男・サムという5人家族。彼らは父親から逃げて、この屋敷に来たのだった。父親は凶悪殺人鬼として捕まり、収監されている。家族は、母方の実家に逃げてきて、ここから新しい生活を始めようとしていたのだった。

 

新しい生活を始め、近所に住むアリーと仲良くなる。幸せになれると思っていたのだが、身体の弱い母親は、ほどなく病に倒れ、ジャックに子供たちの事を頼み、亡くなってしまう。悲しむ兄妹の前に、父親が脱獄し、この家にやってきてしまう。銃を持って家に来た父親は、自分から金を持って逃げた家族を憎んでおり、家族を殺そうとする。兄妹は仕方なく父親を殺し、屋根裏部屋に隠してしまう。

 

 

子供たちだけになったマローボーン家は、ジャックが成人するまでは、家族が引き離されないように、5つの掟を作って、生活をすることにする。1.成人になるまでは、この屋敷を離れてはならない。2.鏡を覗いてはならない。3.屋根裏部屋に近づいてはならない。4.血で汚された箱に触れてはならない。5.”何か”に見つかったら砦に避難しなくてはならない。

この5つの掟を守って生活を始め、平穏な日々が戻ってくる。

 

 

しかし、屋根裏部屋から奇妙な音が聞こえるようになり、鏡の中にうごめく影を末っ子のサムが見てしまう。どんどんおかしな現象が起こり始め、ジャックは妹弟たちを守るために、ある決断をするのだが・・・。あとは、映画を観てくださいね。

 

この映画、ストーリーがよく出来ていました。最初は、何が起こっているのか分からず、何か幽霊的なものが出てくるのか、怪物みたいなものが出てくるのかと心配していましたが、ホラーというより、よく出来たサスペンスドラマでした。すごいドキドキするし、怖いんですけど、ホラーでは無いんじゃないかな。

 

 

アリーという近所に住む女の子がキーになってくるんだけど、彼女が関わってきて、ある程度のところから、あれ?おかしいなぁって、観ていると思い始めると思います。最初から、何か違和感は感じているんだけど、それが何か分からず、モヤモヤしながら、怖いのでドキドキしながら、話の進み具合を見ているのですが、ある時点から、これはおかしいって、誰もが思い始める部分があるんです。

 

 

そこからは、もう、転がるように色々なことが解明されていき、凄い展開が待っています。面白かったなぁ。あ、やっぱりそうだったんだってことが明かされて、凄い恐怖も襲ってくるんです。ちょっとぉ~!って感じで、最後の方は、ドキドキしっぱなし。どうなるのかな、どうなるのかなって、前に乗り出してしまいそうなほど、面白かったです。

 

若手俳優や子役が出てくるのですが、アリー役の子はスプリットで監禁される女の子だったし、ジェーン役の子はサスペリアに出ていた子でした。ジャックは、ヴィゴ・モーテンセンの子供役として「はじまりの旅」に出ていたと思います。ビリーは初めて見たけど、今度X-MENの新作に出演するそうです。サムは、まだ小っちゃい子ですが、TVシリーズに出ているそうですよ。これからの若手が出ていたようです。

 

 

とっても美しい風景の中に、素敵な屋敷がたっているんです。本当なら、その屋敷で、幸せに暮らしていそうな家族なのですが、母親が亡くなり、父親を殺してしまってからは、その屋敷が、暗く、幽霊屋敷のように見えていくんです。幽霊なんていないハズなのに、変な音は大きくなっていき、兄妹たちは、自分たちが何か間違っていることに気が付いていくんです。そして、仲良く遊んでいたアリーも、彼らと遊ばなくなり、何かおかしいことに気が付いて行くんです。それが、こんなにも恐ろしいことに繋がっているとは・・・という感じなんです。うーん、ネタバレ出来ないのが辛い。この面白さ、衝撃をお伝え出来ないのが辛いです。

 

 

私は、この映画、超!超!お薦めしたいと思います。この映画は、よく出来ていたと思います。私は、おおっ!面白いと思いました。ホラー映画がダメな人でも、これ、ホラーではなく、サスペンスですから大丈夫だと思います。ドキドキはするけど、スプラッターもないし、とても美しい映画でした。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

マローボーン家の掟|映画情報のぴあ映画生活

 

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