「ニセコイ」ベタなラブコメを面白くしているのはDAIGOさんでした。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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「ニセコイ」を観てきました。

 

ストーリーは、

極道組織「集英組」組長の息子である一条楽は、ケンカが嫌いなごく普通の男子高校生。平凡な幸せを望む彼には忘れられない初恋があった。幼い頃に出会った女の子と将来再会したら結婚することを誓い合い、彼女は「鍵」自分は「錠」のペンダントを肌身離さず持っていようと約束したのだ。ある朝、楽は登校中に門を飛び越えてきた転校生の女子・桐崎千棘から飛び蹴りをくらう。アメリカのギャング組織の娘である彼女は暴力的で口が悪く、楽との相性は最悪だった。そんな2人が、親の組織同士の抗争を止めるため、強制的に恋人のフリをすることになってしまう。

というお話です。

 

 

極道組織「集英組」の息子、一条楽は、普通の高校生として生活がしたいと思っていたが、周りがそれを許してくれず、いつも周りには、組の人間が付いていて、嫌な思いをしていた。そんなある日、町にアメリカから進出してきたギャングが現れ、「集英組」との抗争が始まってしまう。「集英組」の組長とギャングのボスは、無駄な抗争を避けるために、集英組の息子である楽と、ギャングの娘である桐崎千棘を恋人同士とすることにする。もちろん、初対面で本気で付き合えとは言えず、偽者の恋人(ニセコイ)で良いと言われ、仕方なく、楽と千棘は付き合っているフリをすることになる。

 

 

楽の学校に転校してきた千棘は乱暴で、楽とは全く合わない。楽は千棘をゴリラ女と呼び、千棘は楽をモヤシ男と呼んだが、お互いの組織の部下が見ている前では付き合っているフリをしなければならず、仕方なく、仲の良いフリをしていた。

 

楽には、子供の頃に結婚を約束した女の子がいた。旅行先で出会った女の子と仲良くなり、一緒に”ロミオとジュリエット”の絵本を読んで、鍵と錠のペンダントをお互いに持ち、再会出来たら結婚しようと約束したのだった。楽は、今もその約束を大切に思っていて、ペンダントを手放さずに身に着けていた。

 

 

無理やりに付き合っているフリをしているので、ギャングの部下が疑い始め、二人の後をつけ回すので、二人はデートをしたり、仲の良いところを何とか見せつけるのだが、楽はクラスに気になっている女子がおり、そんな姿を見せたくないと思っていた。しかし、お互いの組織の為には、そんな事は言っていられず・・・。後は、映画を観てくださいね。

 

うーん、原作はギャク漫画なんだろうけど、まぁ、こんなもんなのかしら。原作を読んでいないので、これで原作通りなのかは解りません。とりあえず、まあまあと言ったところでしょうか。主演の二人は、こんな感じなのかな。この映画で、これはと思ったのは、DAIGOさんの演技だけかも知れません。彼が面白かったので、この映画はもっていると言って良いかなと思いました。

 

 

ベタなラブコメなので、今更、何を言う事も無いのですが、何度も言いますが、そろそろ、こういう学園ラブコメ、止めませんか。本当に疲れてきちゃった。面白く無いとは言いませんが、観ていて疲れるんです。こういう映画で、若い子が、段々と演技を磨いて、上手くなっていくのかもしれませんが、さすがに、それを見せられても、何ともなぁ~。

 

 

そんな中でも、DAIGOさん、マジで笑えました。私、あまりDAIGOさんって、役者のイメージが無くて、そんなに押していなかったのですが、今回、あまりにも上手くて、大笑いしてしまいました。今回は、ピッタリの役でしたね。本当に、この映画、見どころは彼だけでしたよ。ここまで強烈に演じて下さるなんて、イイなぁ。マジで上手いと思いました。この役は、彼以外に考えられませんよ。うん、良かった。

 

 

主演の中島さんも、中条さんも、それぞれ人気なので、ファンの方には良かったのかな。私も、お二人とも嫌いではないので、可愛いと思いました。それと、ネタバレは出来ないけど、ちょっとラストに驚きました。こんなラストなんですね。良くあるラブコメだと、おとぎ話のお姫様と最後は結ばれそうだけど、こんなラストだとは、ちょっと驚きました。その部分は、ちょっと気に入りました。

 

他に、結構、良い人も出ていたんだけど、原作を無理にまとめた為なのか、上手く生かしきれなかったように見えました。島崎さんが警視総監の娘役で、楽が好きな女子高生だったのですが、彼女が出てきた意味が全く分からず、彼女のSPのGENKINGさんも全く使えてなかったし、加藤さんのゴリ沢も上手く使えていませんでした。良いキャラがいるにもかかわらず、全く良さを出せなかったのは、脚本が悪いのか、監督が悪いのか分かりませんが、何とも残念な事でした。

 

 

私は、この映画、まぁ、お薦めしても良いかなと思います。確かに、ベタなラブコメで、あまり成功した映画とは言えませんが、DAIGOさんの演技と、主演二人の可愛さで、なんとか良しとしましょうって感じです。マジでこの映画のDAIGOさんは素晴らしいです。彼だけはもっと観たくなっちゃった。正月に家族で観るには、良いかも知れません。子供にも見せられますよ。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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