「デス・ウィッシュ」を観てきました。
ストーリーは、
警察すら手に負えない無法地帯となったシカゴで救急患者を診る外科医ポール・カージー。ある日、ポールの家族が何者かに襲われ、妻は死に、娘はこん睡状態になってしまう。警察の捜査は一向に進まず、怒りが頂点に達し、復讐の鬼となったポールは自ら銃を取り、犯人抹殺のために街へと繰り出す。
というお話です。
犯罪が多発しているシカゴ。銃による殺人など、日常茶飯事であり、警察も犯人を追ってはいるが、あまりの数に追い付いていなかった。外科医のポール・カージーは、毎日のように運ばれてくる犯罪被害者たちを治療しているが、彼も、あまりの数に対応出来ず、運ばれて来ても助けられない命が幾つもあった。
そんなポールの心の支えは、愛する妻と娘だった。娘の大学進学も決まり、これからと言うある日、ポールが夜勤に出ている時に、家に強盗が入り、妻が殺され、娘は意識不明になってしまう。自分の病院に運ばれて来た家族の姿を見て呆然とするポールに、警察は、いくつかの目撃情報があり、犯人は捕まえて見せると話します。しかし、犯人は捕まる気配は無く、被害も広がるばかり。
ポールは、妻の葬式を済ませた後、義父と一緒に車に乗っていると、突然、義父がショットガンを持ち出し、男たちに向かって行った。男たちは密猟者で、山の動物を勝手に殺して行くらしい。義父は、警察は頼りにならんから自分で始末をつけるんだと話す。ポールは衝撃を受け、妻を殺し娘を傷つけた強盗を自分の手で探し出して復讐しようと思い立ち、銃を手に入れようとするが、直ぐには購入せず、自分の病院に運ばれて来た犯罪者が持っていた銃をコッソリ持ち出し、犯人の手がかりを探しながら、その銃で復讐しようと、銃の練習を重ねていた。
自分の家に入った強盗は3人いて、その一人を見つけたポールは、そいつから次の奴の居場所を聞き、その男を殺す。そして、次の男の所へ行き、妻を殺した奴の事を聞き出すのだが、最期の男は頭が良く、ポールを反対に罠に嵌めようと、仕掛けてくる。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。
久々のブルース・ウィルスのアクション映画でした。今回は、無敵の刑事では無く、外科医で、銃など使った事のない男の役。ブルースが、銃の扱いに苦慮している姿が、何とも珍しいなぁという感じでした。銃になれていないので、持つところで怪我をしちゃったり、弾の補充が上手く出来なかったり、まぁ、普通ならそういうことが良くあることなんだろうけど、今まで、あまりにもブルース・ウィルスがスーパーマンだったので、普通の男を演じている姿を見て、笑ってしまいました。
妻を殺され、娘は意識不明になっちゃって、それで、犯人は全く捕まる気配が無いとなれば、そりゃ、復讐しようって事になりますよね。復讐は何にもならないとか、良く綺麗ごとぬかす奴がいるけど、復讐するよねぇ。それ、普通の事だと思うけど。特に、妻が殺されたりしたなら、復讐しない方がおかしいでしょ。妻に死なれて喜んでいるんじゃないかって思っちゃいます。愛しているなら復讐でしょ。うんうん。
今回の敵は、全然、魅力的じゃありませんでした。いつも、敵ながらカッコいい人が演じていたけど、今回は、全く知らない俳優さんで、そんなにイケメンでも無くて、ちょっと残念でした。出番も少なくて、戦い始めたら、あっという間に決着がつく感じで、最初の頃は銃も使えなかったポールなのに、いつそんなに上手くなったの?って言うほど、スムーズに戦っていましたよ。もう、プロ並みになってました。
ポールには、弟がいるんですけど、最初、私、弟を疑ってしまいました。だって、何となく怪しげで、悪い事してそうな雰囲気だし、体型なんですもん。でも、弟は味方でした。とってもイイ奴で、疑ってゴメンねって感じかな。
内容は、復讐劇ってだけなので、それ以上は感想がありません。でも、楽しめましたよ。私は、この映画、お薦めしたいと思います。頭が空っぽで楽しめる作品でした。それに、今回のブルースは、スーパーマンでは無く、結構、苦労をして銃の扱いを覚えるというような人物で、彼の気持ちに共感が出来ると思います。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しみにしてくださいね。
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