「フィフティ・シェイズ・フリード」相変わらず内容は無く、ヤッている場面のみの映画でした。

「フィフティ・シェイズ・フリード」を観てきました。

ストーリーは、

紆余曲折の末、結婚をした巨大企業を率いるクリスチャンとアナ。新婚旅行も無事終えた彼らは順風満帆な生活を送るかに見えた。しかし、セクハラでクリスチャンにクビを宣告されたアナの元上司のハイドがふたりを逆恨み。憎悪に駆られる彼は復讐を心に誓う。

というお話です。

１作目２作目で、色々ありました二人ですが、やっと落ち着いて、結婚をする事になります。親しい人々を招いての結婚式を挙げて、新婚旅行に旅立つ二人。誰もが羨むような、幸せなカップルで、世界でも注目の的でした。そんな二人ですが、周りの事など気にせず、熱い夜を過ごす毎日です。

新婚旅行から帰り、アナは仕事に戻ると、アナは昇進していて、編集長の椅子が待っていました。まぁ、上司の上司の上司＝社長が夫なのですから。クリスチャンは、アナが仕事をする事は認めてくれましたが、結婚したのに、表向きには旧姓を使っていたことに腹を立てます。アナは、夫の力を笠に着て仕事をするのをイヤだと思い、名前を伏せてやりたいと思ったのでした。それからは、ラストネームは夫のものに変えるようにします。ちょっとまとわりつく夫にイライラしているアナでした。

クリスチャンは、アナが心配でボディーガードも付けて、会社からは直ぐに帰ってくるように言いつけます。実は、新婚旅行中にクリスチャンのオフィスに泥棒が入り、彼のプライベート情報を全て盗んで行ったのです。調べてみると、アナの元上司のハイドが盗みに入ったようで、執拗に彼らに復讐をしようとしているようでした。ハイドは、以前、アナを襲おうとして警察に捕まり、拘留されていたのですが、裁判で保釈申請が通ってしまい、自由になっていたのでした。

いつ襲ってくるか分からないハイドを警戒していたので、クリスチャンは、アナだけでなく、親族全員にボディガードをつけて、気を付けていたのですが、アナには、その重要性が伝わらず、自由に遊びに行きたいと、クリスチャンの言う事を聞かずに、バーに飲みに行ったりしてしまい、何度もクリスチャンと衝突します。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

はい、やっと最終章まできました。はぁ～、このシリーズ、毎度のことながら、内容なんて、在って無い様なもの。ただ、ヤッている場面を描きたいだけのストーリーなんですよね。大体、あんなボディーガードを付けておいて、どうしてハイド一人に裏をかかれちゃうのかしら。穴が在り過ぎでしょって思いました。何か、私から見ると、アナに”おしおき”をしたいが為に、穴を作っておいて、相手に攻め込ませて助けて、その後に”おしおき”だって、虐めているようにしか思えない。やっぱりただの変態なんだと思っちゃいました。

相変わらずの変態で、３作目になると、アナもドップリ変態でしたね。まぁ、良いのよ。そういうのが好きな人もいるし、それは悪いことじゃないんだから。ちょっと楽しそうにも見えちゃったし、イイんだけど、なんだか、大画面で大勢で観ているのが、ちょっとイヤでした。エッチなビデオは、やっぱり暗い部屋でコッソリ観る方がドキドキするわよね。大勢で、他人の変態プレイを見せられても、映倫を通っているヤツだから、重要部分は見えないし、何か、料理番組で、”出来たものがこちらにあります。”って横から出される感が、たまらなくイヤだったなぁ。まぁ、無理は言いませんよ、だって、シネコンですもん、ポルノは上映出来ないよね。

うー、でも、夫が仕事にまで口出して、ボディーガードも付けて、GPSまでつけて、仕事が終わったらすぐに家に帰ってこいとか言ったら、私ならすぐに離婚だな。きっと”何様のつもりだよ！”って言ってしまうだろうなぁ。そうすると、夫はいつも通り”オレ様だよ。”とお決まりの言葉を吐くのだろうなぁ。ああー、大喧嘩だ。ま、セレブ夫婦に自分たちを当てはめる自体が間違っているわね。（笑）

相変わらず、バンバン脱ぎまくっていたクリスチャンとアナ。私、このクリスチャン役のジェイミー・ドーナンが、結構、好きなんです。他の作品にも出ないかなぁと待っているのですが、出てきませんねぇ。同じ様な顔が多いからかしら。アクション映画とかで観たいなぁ。対して、アナ役のダコタ・ジョンソンは、あまり好みでは無いんです。私には、そんなに美人には見えないのよね。まぁ、好みの問題だからね。

この映画、感想と言われても、ヤッている場面ばかりだから、感想が無いのよ。内容は無いも同然だし、セレブ映画と言えば、この間公開された「クレイジー・リッチ！」の方が面白い描き方をしていたから、比べると見劣りがするんです。でも、まぁ、恥ずかしがってAVなどを観ない奥様方からしたら、楽しめる作品なのかもしれません。