「あのコの、トリコ。」吉沢くん全開って感じの少女漫画べたっべたの映画でした。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「あのコの、トリコ。」を観てきました。

 

ストーリーは、

子どもの頃、幼なじみの雫や昴とスーパースターになる夢を誓いあった頼。引っ越して2人と離れ離れになった頼は地味で平凡なメガネ男子に成長していたが、雫が人気モデル、昴が人気俳優になっていることを知り、衝動的に雫の高校に転入する。雫の付き人としてCM撮影に立ち会ったことをきっかけに芸能界入りした頼は、事故で大怪我を負った昴の代役として舞台で雫と共演することになり、幼い頃から抱いていた雫への思いを募らせていく。

というお話です。

 

 

子供の頃から一緒に育ってきて、同じ様に芸能の世界で成功する事を夢見てきた3人。雫と昴と、そして頼。雫と昴は、順調に子役から大人になり、芸能界で活躍をしていました。頼は、昔から引っ込み思案で、オーディションにも落ちまくり、既に芸能の道への夢は諦め、親の転勤先で普通に暮らしていたのですが、ある日、雑誌に雫が出ているのを見て、雫への思いを抑えられず、雫や昴が通っている、芸能活動容認の高校へ転校することに。

 

 

新しい高校で、雫と再会し、何故か、雫が所属する事務所で、雫の付き人として雇われる事となり、行動を共にすることになる。女優になる事を夢見る雫は輝いていて、頼は雫を思いながら、精一杯応援していた。ある日、下着のCMの仕事が入り、相手役は昴だった。人前で下着になる事を躊躇した雫は控室から出ていく勇気が無く、しばらく籠ってしまう。頼が元気づけて、何とか撮影場所に出て行くと、人気俳優になった昴は時間が押して、既に次の仕事に行ってしまい、CM撮影は中止となってしまう。クビを宣告された雫を助ける為に、頼は自分が代わりをやるのでと頼み込み、頼を気に入った有名監督の近藤が、彼でやってみようと言ってくれる。実は先日、事務所で近藤監督は頼の眼鏡を取った顔を見て、気に入ってくれていたのだった。

 

 

下着の撮影が始まり、頼は眼鏡を外して撮影場所へ入る。すると、雰囲気が良くなり、素晴らしいCMが撮影出来て、近藤監督もOKを出しスポンサーも納得する。CMが発表され、謎の男性は話題になるが、頼は眼鏡をかけて、見つからないようにコソコソと雫の付き人を続けるのだった。

 

雫に新しい仕事が入り、今度は舞台「ロミオとジュリエット」のジュリエット役だった。相手役は昴。近藤監督が、下着のCMで雫を気に入っての事だった。舞台の稽古が始まったが、昴が現れない。電話がかかって来て、昴が交通事故に遭ったらしい。舞台まで一か月を切っていて、稽古をしない訳にいかない。すると、頼が、代役は自分がやるからと申し出る。セリフは、雫の練習の相手役をやっていた為、すべて入っている。それならばと、舞台の稽古を始め、稽古は順調に進むが、公演近くなり、昴が怪我を治して帰ってきて、頼と代わり、稽古を始める。ホッとしたのと、寂しい複雑な気持ちを抱えて、頼は裏方に回って行く。

 

 

舞台の初日に裏から観に行った頼は、舞台後に、二人が舞台に残り、雫に告白をする昴を見てしまう。自分は昴には敵わないのかと思い、落ち込む頼だったが、近藤監督がアート系の新作映画の主役に頼を抜擢し、とうとう頼も表舞台に立つこととなる。そんな頼を牽制する昴は、雫は渡さないと頼に宣戦布告をすると、頼も負けずに戦う事を告げるのだが・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

もー、バリバリの少女漫画映画でした。私は、原作を読んだ事はありませんが、もう、先が読めるというか、少女漫画はこうでなくちゃという路線をそのまま行っているような作品です。なので、ちょっとウザい感はありましたが、まぁ、吉沢くんが可愛いから許します。もう、こんなに可愛いなら、何でも許すわよ。うんうん、仕方ない、大丈夫大丈夫、文句は言わないよ。もう、だって、この映画、吉沢くんのプロモーション映画と言って良いほど、女子心をくすぐる沢山の表情をしてくれて、ため息が出るほどでした。だから、こんなの恋人同士で観に行っちゃダメよね。

 

 

相手役の雫ちゃんも可愛かったですよ。新木さん、良いですね。コードブルーでも良い子だなって思ったけど、今回も良かったです。もう少し、演技の幅が広がると嬉しいかな。でも、これからですもんね。昴役の杉野くんは、さすがに吉沢くんのライバルとしては、まだ役不足だったかな。きらきら眼鏡にもちょっと出ていたので、これから頑張って欲しいです。

 

話としては、うーん、芸能界の裏事情も組み込みながら、とりあえずは頑張っていたと思います。映画の賞レースの部分は、詳しくは描かなかったけど、実は本当の裏の汚い部分を描いていましたね。日本の映画の賞とかって、事務所の力の強さと持ち回りだから、小さい事務所に所属していたのでは取れないんですよ。候補にも挙げて貰えない。それが、最近は顕著に見えてて、文句が大きくなったから、やっと本当に実力のある安藤サクラさんなどが取れるようになってきたのですが、まだまだ、本当に実力社会で貰えるものでは無いですよね。ある時から、J事務所も参戦してきて、最近は、何%かはそちらの事務所さんが抑えてますよね。日本は、人種で差別とかは無いけど、事務所の力関係とかが絡んでいて、いつもイヤだなぁと思っています。そんな部分が、ちょこっと、映画の中に垣間見えました。

 

 

そう言えば、撮影が江ノ島水族館とか、湘南方面でしたね。キレイだったなぁ。そろそろ秋だから、観光には良い季節かもしれませんね。夏に湘南に行くと、人が多くてイヤだから、少し寒くなった頃に、ゆっくり過ごしに行くのがお薦めです。デートにも良いと思いますよ。私も水族館に行きたいなぁ。クラゲが見たい・・・。

 

話を戻して、久しぶりに岸谷さんが監督役で出演されていて、ちょっと嬉しかったな。最近、あんまり露出が無いので、少し寂しく思っておりました。今、舞台の方でお忙しいのかしら。High&Low 以来、観ていなかったので、嬉しかったです。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。但し、ベッタベタの少女漫画で、吉沢くんがお気に入りの方には良いけど、それ以外の方には、ちょっと、ウザっ!て言われそうな気がします。でも、吉沢くんが可愛いから許してあげて下さい。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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