舞台「お蘭、登場」を観てきました。
ストーリーは、
断崖絶壁の濁流に投げ込まれた一輪の白い山百合。名探偵・空地小五郎とその相棒、警視庁捜査一課の目黒警部を待ち受けていたのは、神出鬼没の謎の女、お蘭だ。
事件あるところに必ずお蘭の影あり。大胆不敵な七変化で空地と目黒を翻弄する。次々と奇妙な事件が起きるなか、お蘭のターゲットはついに空地夫人にも及んだ。果たしてお蘭とは何者なのか。そしてその真の目的とは・・・?
というお話です。
小泉今日子&堤真一&高橋克実という豪華な3人芝居です。
舞台自体は、1時間15分くらいでしたが、楽しめました。江戸川乱歩の小説を元に、アレンジした感じで、空地という、明智小五郎から名前を継いだという男が、女怪盗を追って行くんです。
レトロな感じで、進んで行き、雰囲気も良いのですが、この舞台、全体が短いので、ちょっと物足りないという感じがしてしまいました。もう少し、長く観ていたかったなと思いました。
3人の息はピッタリで、アドリブらしき部分もありまして、やっぱり舞台慣れしている方々の演劇は面白いなぁと改めて思いました。特に、高橋克実さん、面白いんですもん。頭の事(毛が薄いとか・・・。)でいじられていて、楽しいけど、ちょっと可哀想な気持ちもしないではなく、でも、大笑いをしてしまいました。
とても分かり易い内容でして、感想が出てこないんですよぉ。豪華で楽しいお芝居だったのですが、それ以外に書きようがないんです。あ、そうそう、小泉さんが歌う場面があるのですが、ちょっとお疲れになっていたのか、声が割れていて、辛いのかなぁと思ってしまいました。
私は、この舞台、お薦めしたいと思います。が、ちょっと物足りないです。もう少し観ていたいなって思う内容でした。でも、それくらいが丁度良いのかも知れませんが。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
お蘭、登場
https://setagaya-pt.jp/performances/20180616-49654orantojo.html
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