フランス映画祭「とてもいじわるなキツネと仲間たち」を観てきました。
ストーリーは、
田舎がいつも平和だというわけではない。この農園の動物たちは、特にめちゃくちゃだ。ひよこたちのママになるキツネに、コウノトリを演じるうさぎ、サンタクロースになりたいアヒルまで!もし、あなたが、田舎の暮らしが、公園の散歩のようだと思っているなら、大間違いかもしれないよ?
というお話です。
これ、可愛い動物のアニメーションで、フランス語で、弁士さん的な人が、後ろの方から映像に合わせて、翻訳をしてくださっていたんです。アニメーションだし、子供向けで、それほど難しい単語が使われている訳では無いから、何となく、フランス語でも解ったんだけど、やっぱり、弁士さんが翻訳をしてくださるのは、聴きにくかったです。それに、翻訳の声で、映画の方のフランス語のセリフも聞き取りにくくなっちゃって、ちょっといただけませんでした。
吹替版を作ってくれたら一番良かったんだろうけど、字幕を付けるのって、そんなに大変なのかなぁ。せめて、字幕にして欲しかったなぁ。確かに、字幕で、可愛いアニメーションの下の方が潰れてしまうって事があるけど、それなら、画面を少し小さくして、枠の外に字幕を付けたら良いんじゃないかしら。今、デジタル変換されているのだろうと思うので、字幕も直ぐに出来そうだし、枠を縮めるのも簡単に出来そうな気がするんだけど、難しいのかしら。
アニメーションは、本当に可愛いんです。これ、日本公開してくれたら、子供たち、凄く喜ぶと思うんだけどなぁ。キツネもニワトリも可愛いし、ウサギとアヒルはアホだし、ブタは真面目だし、どのキャラクターも、とっても魅力的なんです。この柔らかい雰囲気は、あまり日本には無いものですよ。これは、公開して欲しいなぁ。もし、公開するなら、吹替にして欲しいなぁ。
話の進め方が、舞台で演劇をやっているように始まって、本編に入るんです。でね、いじわるなキツネと言いながら、ニワトリの方が、とっても凶暴で、きつねはタジタジなの。全然、悪いキツネじゃないんですよ。
オオカミも出てくるんだけど、確かに、お腹が空いて、ひよこを食べたいと思うみたいなんだけど、ニワトリ母さんたちに追い払われたりして、ちょっと可哀想なくらいです。オオカミの気持ちになれば、ご飯食べたいよねぇ。でもね、許して貰えないんです。
そんな可愛い映画でした。私は、この映画、お薦めしたいと思います。でもね、吹替版にするか、字幕をつけるかして欲しいです。このアニメなら、子供から大人まで楽しめるし、これ、キャラクターグッズも売れると思うなぁ。可愛いもん。もし、公開されることになったら、ぜひ、観に行ってみて下さい。せめてDVDで発売されると良いなぁ。
ぜひ、楽しんでくださいね。
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