「リミット・オブ・アサシン」銃撃戦は楽しめるけど、ストーリーを観るんだったらちょっとダメかな。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「リミット・オブ・アサシン」を観てきました。

 

ストーリーは、

家族を失い、任務中に命を落とした暗殺者のトラヴィスは、組織の蘇生実験で命を吹き返す。しかし、組織はトラヴィスが手に入れた情報を聞き出すと、すぐに彼を処分しようとする。その場を逃げ延びたトラヴィスは、自分が組織に捨て駒として利用されただけだったことを悟り、自らの犯した罪と向き合い、組織のさらなる陰謀を食い止めるため復讐を誓うが、与えられた命には24時間という制限があった。

というお話です。

ある組織に属していた暗殺者のトラヴィスだが、家族を失い、休業をしていた。休業と言っても、もう仕事は受けないつもりで静かな生活をしていたのだが、ある日、以前の仲間から仕事の連絡が入る。断るトラヴィスだったが、どうしても受けて欲しいと言われ、仕方なく、今度で最後だという気持ちで仕事を受ける。

 

ある事件で、政府側の証人の男を捜査官が付き添って護送するという。その証人を殺して欲しいというのだ。マフィア側(組織)からすると、そいつに証言をされてしまうと困るらしい。捜査官は女だし、それ程、難しい仕事ではないだろうと向かうのだが、相手は手強く、気が緩んだ拍子に捜査官に撃たれてしまう。

仕事に失敗し、死んでしまったトラヴィスだったが、組織は彼の遺体を回収し、ある実験で彼を生き返らせる。そして、彼から証人を殺すのに必要な情報を聞き出すと、もう必要が無いと言って、再度、彼を殺そうとする。生き返ったのに、また殺すのかと怒ったトラヴィスは、反撃を開始し、研究所から逃げ出す事に成功する。しかし、実験で生き還った身体は、24時間しか持たないと告げられてしまう。

トラヴィスは、自分の関係者の所を訪ねると、反撃に起った組織に先回りされ、既に知り合いは殺されていた。もう許せないと思ったトラヴィスは、組織への復讐を誓い、組織の陰謀を食い止めようと動き出す。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

うーん、まぁ、粗い設定だなとは思ったけど、許せる範囲かな思いました。だって、まず、生き還るのもおかしいし、それが24時間制限があるっていうのも難しいでしょ。何か特殊な栄養剤か何かで復活させて、その効力が24時間っていうことなのかしら。まぁ、映画だから良いけど、引っかかりました。

で、組織側なんだけど、大きな組織と言いながら、どんな事をしていて、そんな形態で、誰がボスなのかということも、ほとんど描かれないんです。観ていても、良く分からないの。ただ、主人公が暗殺者で、組織の一員だったってこと位しか分からなくて、そこら辺が、イマイチだったかな。

 

妻と子供が死んだらしいんだけど、それが事故なのか、病気なのか、明かされないんですよねぇ。最後の方になって、何となく、伝わっては来るんだけど、そちらも、なーんか曖昧にされていて、スッキリしなかったなぁ。

映画としては、きっと、人をバンバン殺したりという、激しいアクションを観て欲しかっただけだから、設定に、それほど気を使わなかったのかも知れません。ストーリー性を重視して観るタイプの私には、ちょっとつまらなかったなぁ。途中で飽きてしまいました。

 

トラヴィス役のイーサン・ホークさんはカッコいいですよ。アホな仕事で失敗しても、責められない雰囲気を持っていました。でね、トラヴィスの義父役で、ルドガー・ハウアーが出演していました。もう、お爺さんで、太っていましたが、あの優しい目は健在でした。嬉しかったな。

私はこの映画、まぁ、お薦めしても良いかなぁと思います。設定は、本当に粗いです。あれはどうした?っていうような事もあったりしますが、まぁ、タイムリミットがある、マフィアとの壮絶な戦いを楽しむと思えば、そんな設定はどーでも良くなるので、イイのかなとも思います。私は、アクションだけだと物足りないので、ちょっとダメでしたが、銃撃戦を楽しめる方には、良いかも知れません。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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