「映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ 拉麺大乱」イマイチいつもの感動が無かったかな。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ 拉麺大乱」を観てきました。

 

ストーリーは、

マサオの誘いで伝説のカンフー「ぷにぷに拳」を習うことになった、しんのすけたちカスカベ防衛隊は、カンフー娘の玉蘭(タマ・ラン)とともに修行に励む。その頃、春日部にある中華街「アイヤータウン」では、「ブラックパンダラーメン」なる謎のラーメンが大流行。それは、一度食べると病みつきになり、凶暴化してしまうという恐ろしいラーメンだった。突然のラーメンパニックに対し、街の平和を守るためカスカベ防衛隊が立ち上がる。

というお話です。

 

 

ある日、幼稚園でいつものように遊んでいると、マサオくんがいつもと違い、強くなっているように見える事に気が付きます。何かおかしいと思ったカスカベ防衛隊は、マサオくんの後をつけて行くと、春日部にある中華街”アイヤータウン”に入って行く。そしてその一角で、マサオくんが”ぷにぷに拳”というカンフーを習っている事を知ります。そこには修行をしている玉蘭というステキなおねーさんも居て、しんちゃんは大喜び。自分もやりたいと言って、ねねちゃん、かざまくん、ボーちゃんも入門し、みんなでぷにぷに拳をならいはじめます。

 

 

その頃、アイヤータウンを発祥とした”ブラックパンダラーメン”が大流行し、そのラーメンを食べた人々は中毒となり、凶暴化することが判ってくる。人々は中毒となるのでブラックパンダラーメンは儲かり、彼らはアイヤータウンを買い占めて、本店と称してタワーを建てようとしていた。その買収地にぷにぷに拳の道場も入っており、立退きを迫られてしまう。

 

玉蘭は、ブラックパンダラーメンの悪事を暴き、倒そうとするのだが、力不足で、師匠も倒され、土地を追われてしまう。ブラックパンダラーメンを止めるには、ぷにぷに拳の奥義を手に入れ、無敵となって戦わなければと話し、ぷにぷに拳の9つの拳を全て習得し、奥義が眠っている中国に行かなければと、修行に励む。そしてぷにぷに拳の天才だと言われたしんちゃんも一緒に修行をし・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

 

今回も、とっても楽しめましたが、ちょっとパワーが以前よりも落ちていたかなぁ。みさえとひろしの出番が少なかったし、親子の愛情とかの描き方が、前の作品より薄かったような気がします。それよりも、正義とは何だという事を描いていて、イマイチ、面倒臭いというか、そこら辺は、ハリウッドのアクション映画が描いているので、しんちゃんでやらなくてもなぁと、ちょっと思いました。

 

 

でも、ラーメンで中毒になって、凶暴になるっていう内容、ちょっと怖いなって思いました。良く、ラーメン大好きで、毎日でも食べられるって言う方がTVに出ていたりするでしょ。私もラーメンは好きだけど、毎日は嫌だし、週1回でも辛いかもって感じなんです。それに一人でラーメン屋に入れないから、食べたくても食べられないのよね。家で作ると、そんなに美味しくないんですもん。ラーメン屋さんに一人で入るのって、凄く勇気がいるでしょ。いつも、看板を見て、美味しそうと思いながら、指くわえて帰ってくるんです。もう少し、女性が入りやすい感じにならないのかなぁ。

 

春日部に中華街があるという設定で、そこでぷにぷに拳を習うんだけど、その師匠が笑っちゃうほど弱くて楽しかったです。声を関根さんが演っていて、途中から「ぱんつーまるみえ」としか言えなくなっちゃうの。もう、何度聞いていても吹き出しちゃって、大笑いしちゃいました。なに、そのセリフ。もう、お腹痛くなるからやめてよぉ~!

 

 

しんちゃんは、みさえとひろしが活躍すると凄く良くなるんだけど、今回は、とても残念でした。ひまわりが、間違ってブラックパンダラーメンを食べてしまい、凶暴になってしまうので、ずーっと二人でひまわりを抱っこして、守っている状態だったので、ほとんど戦わないんです。ひろしが靴下で攻撃を1回しただけだったかしら。みさえとひろしの、子供を思う気持ちがあまり描かれなかったので、寂しかったな。

 

敵のブラックパンダラーメンについても、どこから現れたのかとか、どうしてそんなラーメンが作れるのかという謎の解明もされませんでした。ここら辺も、ちゃんと描いて欲しかったんですよ。ぷにぷに拳で悪を倒すと言う部分ばかりがクローズアップされていて、それぞれの細かい部分が描かれていなかったのよねぇ。

 

 

前作の”シリリ”の時は、シリリがどうして地球に来たかとか、何で卑屈なのかとか、細かい設定をちゃんと描いていたのだけど、どうしちゃったのかしら。もし、敵の事を描かないなら、マサオくんがメインということなら、もっとマサオくんをトコトン描けば良かったのにね。うーん、返す返すも残念です。

 

面白くない訳では無いんです。ちゃんと笑わせてくれるし、楽しめるんですけど、感動が少ないんですよ。家族の愛情とか、幸せになる為にどう行動するかとか、そういう部分が薄かったんです。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。映画としては、十分に楽しめると思います。でも、今までのしんちゃんの映画を観ていて、以前と同じような感動を期待してしまうと、ちょっと違うかなと思いました。私は残念な気持ちがあるのですが、普通に、しんちゃんの映画を軽く観るということでしたら、親子で十分、楽しめると思います。でも、実は、映画館、空いていました。これを観る前に、コナンを観たのですが、コナンは満席だったんですよ。うーん、次回は、もっと頑張って欲しいな。でも、しんちゃんは可愛いので、ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~|映画情報のぴあ映画生活