「セブン・シスターズ」一人七役って凄いなって思いました。ちゃんと違って見えるのよ。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「セブン・シスターズ」を観てきました。

 

ストーリーは、

2073年、繰り返される戦争や難民問題で主要国は滅び、「ヨーロッパ連邦」が新たな超大国として君臨していた。人口過多と食糧不足から政府は厳格な一人っ子政策を発令し、2人目以降の子どもは親元から引きはがされ冷凍保存されてしまう。そんな世界で偶然生まれた7つ子は、週に1日ずつ外出し、共通の人格を演じることで監視の目をくらませてきたが、ある日、7人のうちの1人、マンデー(月曜日)が帰宅しなかったことから、姉妹の日常が次第に狂い始めていく。

というお話です。

 

 

2073年、地球の資源が枯渇し、遺伝子組換え作物が採用され、人々の食は確保されたと思ったら、遺伝子組換え作物の影響なのか、人間は多産になり、人口が極端に増えて来てしまった。政府は地球維持の為に、1家族に子供は一人という一人っ子政策を採用し、違法に生まれた2人目からは”自動分配局”が引き取り、人口問題が解決する日まで冷凍睡眠させるという法律を施行させる。

 

 

そんな社会の中、セットマン氏は、自分の娘が夫の分からない子供を妊娠し、出産したことを知る。娘は7つ子を産んで亡くなり、セットマン氏には7人の孫娘が残された。彼は7人の娘に月曜から日曜まで1週間の名前を付けて、7人でカレン・セットマンという女性の役を、自分の名前の曜日だけ演じるようにと教育する。

 

時は移り、30年後、セットマン氏は亡くなり、7人の娘たちは、毎日、順番にカレンを演じていた。しかし、ある日、マンディが火曜日になっても帰ってこない。GPSで探しても見つからず、仕方なくチューズデーが外に出て探す事にするのだが、何故か、会社に児童分配局が現れ、チューズデーを拘束してしまう。

 

 

マンディ、チューズデーを失くした5人は、何が在ったのか分からずに不安を募らせ、相談をしていると、そこへ児童分配局が踏み込んでくる。何とか武装集団を倒すのだが、サンデーが犠牲になってしまう。一体、誰が7人の情報を売ったのか。誰が秘密を知っていたのか。残った4人は、謎を追って行くのだが・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

いや、これ、面白かったです。映画情報を読んだ時も、面白いだろうなぁと思っていたけど、マジで面白かった。もし、地球がこんな状態になったなら、こんな事も起こり得るかも知れません。あり得ると思いました。

 

 

でもね、きっと、今の医療技術を進化させて、女性は子供を産まなくなると思います。精子と卵子で、人工授精して、人工の子宮で育てる事になるんじゃないの?だって、10か月もお腹の中で育てていたら、その分の労働力が減るでしょ。そうなったら、人工調整は完璧に出来るから、何の問題も無くなると思うんです。でも、子供が生産される社会になったら、子供に対しての愛も無くなるから、そんな事にならない事を祈ります。今から地球を大切にして、いつまでも人間が生き物として生きて行けるようにしなくちゃね。

 

 

そんな社会の中で生まれた7人のカレンは、それぞれに個性があるのに、外に出たら人格を否定され、同じ人物を演じるのは辛かっただろうなぁ。演じるだけと言われても、それを30年間も続けなければいけないなんて、そりゃ、キィ~!ってなりますよ。

 

 

まぁ、ある人が7人いる事をバラしてしまうのですが、その気持ちも解らないでは無かったなぁと思いました。うーん、辛い話だということが最後に解り、おおっ!というラストでしたよ。

 

ノオミ・ラパス、7人を演じ分けてました。本当に違う人だったもん。今時、CG技術が進化しているから、こんな事も出来るんですね。ちょっと驚いちゃった。良く出来ていました。

 

 

私は、この映画、超!お薦めしたいと思います。これは面白いと思いましたが、やっぱりちょっと単館系の映画って感じかなぁ。華やかな感じは少ないので、大手の映画館にはウケが悪かったから全国公開には至らなかったのかなと思いました。もうすぐ、レンタルが出ると思うので、もしお時間があったら、ぜひ、観てみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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