「フラット・ライナーズ」を観てきました。
ストーリーは、
「人は死んだらどうなるのか?」ということに興味を抱いた医学生のコートニーは、自らが実験台となり心臓を止めて1分後に蘇生させる臨死実験の協力を仲間に持ちかける。死後の世界を体験して生き返ったコートニーは、一度読んだ医学書を細部まで記憶するなど超常的な能力を発揮。覚醒した彼女を見た仲間たちは競って実験台となり、心臓の停止時間を徐々に延ばしていくが・・・。
というお話です。
医学生のコートニーは、以前、自分の不注意で自動車事故を起こし、妹を亡くした過去があった。そんな彼女は、現在、病院で研修中であり、妹の死に際した経験から人の死後に興味を持ち、実験をしてみようと考えていた。
病院での研修で知り合った仲間の4人に声をかけて、自分の心臓を止めて、1分後に蘇生させて欲しいと頼む。臨死実験をすれば何か解るのではないかと思ったのだ。仲間はイヤイヤながら協力をしてくれる事となり、時間通りに病院の旧館の地下にジェイミーとソフィアが来てくれる。コートニーは、脳の詳細なデータを取りながら心臓が止まり、1分後に蘇生するのだが鼓動が戻らない。慌てた二人はレイとマーローに直ぐに来て欲しいとメールし、駆けつけた二人によって、無事蘇生が出来る。
目を覚ましたコートニーは、不思議な夢を見たと話し、死後にも脳に電気反応が出ていることを確認する。その日から、コートニーの脳が活性化したようで、どんな些細な事も見逃さず、記憶量も膨大に増えていた。驚いた4人は、今度はジェイミーに臨死実験をすることになる。そして、マーロー、ソフィアが実験し、脳が活性化した状態になっていく。レイだけは、実験はせず、手伝いをするだけだった。
脳が活性化したコートニーは、段々と、何かを”見る”ようになっていく。それが何なのかは解らないが、見ることが増えて行き、自分に害がおよぶようになって行く。そして他の3人にも同じような症状が・・・。後は、映画を観て下さいね。
人間って、誰もが完璧な善人では無いので、必ず良心の呵責があると思うのですが、それが自分の弱点となってしまうと、もう打つ手が無いですね。凄く怖いと思いました。ここら辺の基本設定は前作と同じだけど、主演が女性になっていたのと、ストーリーがちょっと変わっていたかな。1990年に制作された方のフラットライナーズは、今、大御所になってしまっている俳優が出演していて、結構、名作だと思っているんですよ。良く、TVの昼のロードショーとか、深夜映画とかに放送しているんです。面白いですよ。申し訳ないけど、私は、やっぱり古い方が好きな気がします。
何でかなぁ、既に前作を知っているから、そんなに怖さも感動も無かったのかしら。うーん、どうも惰性で観たような感じになってしまって、面白味も何も感じられませんでした。どうしてかなぁ。疲れていたのかしら。
私、エレン・ペイジが主演だと、どーも鋭さに欠けていてキツい内容を演じているのにドン臭く感じてしまうのよね。可愛い顔をしているんだけど、ちょっと田舎臭い雰囲気が私の好みじゃないのかも知れません。演技は上手いんですけど、まぁ、仕方ないですね。好みですから。
今回も、エレン以外は、これから売れそうな俳優でした。と言っても、ディエゴ・ルナはスターウォーズ・ローグワンで売れてるのかな。他は、ニーナ・ドブレフ、ジェームズ・ノートン、カーシー・クレモンズ、が医学生として活躍していました。
そうそう、内容に関してですが、リメイク作品と言いながら、前作と大きな部分で違うところがありました。その部分は言えませんが、この部分だけは、私、評価したいと思います。良かったです。やっぱり、現実は、そう甘くないですよ。ちゃんとやった事の後始末は自分でしようね。いつも言う私の口癖”てめぇのケツは、てめぇで拭け!”ってヤツかなぁと思いました。満足です。
私は、この映画、お薦めしても良いかなぁと思います。私は、前作が好きで、結構、覚えていたので、それ程の衝撃はありませんでしたが、これを初めて観る方々なら、楽しめるのではないかと思います。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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