「リベンジgirl」を観てきました。
ストーリーは、
東大首席でミスキャンパスにも選ばれた宝石美輝。誰もが認める美女だが、実は性格が悪く、本人だけがその事実に気づいていなかった。ある日、政治家一家のサラブレット御曹司に失恋した美輝は、リベンジのために総理大臣を目指して選挙に挑むことを決意する。
というお話です。
東大経済学部首席卒業の宝石美輝は、ミスキャンパスに選ばれる。その受賞スピーチで傲慢な態度を取る美輝。誰もが認める美人ではあるが性格が悪く、誰もが冷たい眼差しを向けているのを、本人だけが気が付いていなかった。ミスキャンパスの舞台から降りる瞬間、美輝は足を踏み外し、倒れそうになったところを、政治家の御曹司である斎藤裕雅に助けられ、彼に一目惚れしてしまう。そして、うぬぼれている彼女は、彼の人となりを知らずに付き合ってしまう。
１年後、ブルガリに勤めていた美輝は、斎藤にミスキャンパス会場で会おうと言われて行ってみると、そこには斎藤の餌食になった女が山ほどいて、自分もその中の一人だった事を知る。こんなに完璧な私に対してと怒り、必ず復讐してやると息巻くのですが、相手は大物政治家の孫であり、次期議員候補。総理大臣にでもならないと復讐は無理だねと言われ、まず、政治家になる為の塾に入塾しようとするが、断られてしまう。しかし、彼女の姿を見た敏腕政治秘書・如月が、面白いから彼女を政治家にしてみようと力を貸す事にする。
政治活動を始めた美輝に、今まで沢山の人間を選挙に当選させて政治家にして来た有能な秘書である門脇を、如月は付ける事にする。嫌がる門脇だったが、如月に上手く乗せられてしまい、仕方なく選挙運動を手伝う事となる。ある政党の公認を取ろうとするが、斎藤に邪魔をされ受けられなくなり、仕方なく、他の小さな政党でもと幾つもの党を渡り、やっと公認を受けて、選挙に立つことになる。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。
あまりにも主人公が頭が悪くて、笑ってしまうというのが一番かな。勉強は出来るのだろうけど、頭が悪いんですよねぇ。ここまで酷いと、周りの人も困るだろうなぁ。まぁ、マンガみたいなもんだから良いけど。
それにしても、この高飛車なセリフ、桐谷さんに合わなかったなぁ。彼女のコメディエンヌとしてのセンスは良いと思うけど、さすがに、これだけ高飛車なセリフは、彼女のような可愛いタイプが言うセリフじゃないと思いました。もっとキツいタイプの顔の女性でないと、見ていて辛いんです。映画の中でも、門脇が”イタイ女”と言っていましたが、確かに”イタイ女”には見えるけど、そのセリフの”美人”というのには当てはまらないんですよね。”可愛い”女性なので、”キツい美人”では無いんです。ちょっと、そこら辺が気になりました。
そんな女性が、政治家を目指すんですけど、段々と教育されて、周りの人々の事を考え始めるんですよ。それが、この映画の良い所なんだろうけど、でも、嘘をつかない政治家ってあり得なくないですか？嘘をつくから政治家なんじゃないの？だって、公約なんて守られた事あったっけ。守られたのって田中角栄の道路作るよぉ～くらいじゃないの？マジで笑っちゃいますよ。
それにしても、斎藤っていう政治家の御曹司、酷かったですね。女をとっかえひっかえして、孕ませてポイッて、あり得ないでしょ。今どき、そんな事をしたら、直ぐに文春に売られちゃうよ。その方がよっぽどお金が入ってくるもんね。封筒に入るくらいで納得出来ると思ってんのかっつーの！女をバカにすんなよって感じでした。
門脇役の鈴木くん、カッコ良かったです。こういう役、合ってますね。ハイ＆ローのような役よりも、こういうサラリーマンタイプの役の方が、ピッタリくるし、なんか、とっても上手く感じました。
やっぱり、斉藤由貴さん、上手いなぁ。不倫で色々な役を自粛されちゃったけど、彼女の存在感はとても重要だと思いました。本当に勿体ないです。もっと彼女でないと出来ない役をやって欲しい。確かに、不倫疑惑は問題かも知れないけど、これだけの人材を無くすのは惜しいですよ。疑惑に負けずに頑張って欲しいです。
私は、この映画、まぁ、お薦めしても良いかなぁと思います。ちょっと違和感があるのと、さすがにマンガのような展開は鼻に付くけど、観ていて面白いとは思います。政治家になる為に、どんな事をして行くのか、そんな所も楽しめると思いますよ。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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