「キングスマン ゴールデン・サークル」を試写会で観てきました。
ストーリーは、
イギリスのスパイ機関キングスマンの拠点が、謎の組織ゴールデン・サークルの攻撃を受けて壊滅した。残されたのは、一流エージェントに成長したエグジーと教官兼メカ担当のマーリンのみ。2人は同盟関係にあるアメリカのスパイ機関ステイツマンに協力を求めるが、彼らは英国文化に強い影響を受けたキングスマンとは正反対の、コテコテにアメリカンなチームで・・・。
というお話です。
キングスマンのエージェントとして第一線で働くようになったエグジー。プライベートでは、前作で出会ったスウェーデンの王女ティルデ上手く行っていて、充実した生活を送っていた。ある日、ティルデのご両親(スウェーデン王家)に会う事になり、その補助を仲間のロキシーに頼み、会食をしていると、キングスマンの基地やエージェントの家などが一気に攻撃されてしまう。たまたま家から出ていたエグジーは助かったが、他のエージェントは殺され、エグジーの犬・JBも殺されてしまう。
世界的麻薬組織ゴールデンサークルのボス・ポピーは、その姿を隠すために森林の中に自分だけの豪華な街を作り満足していたのだが、人の居ない場所に隠れているのが嫌になり、販売している麻薬にウィルスを仕込み、アメリカ大統領に、麻薬を解禁しないとウィルスに感染した麻薬患者たちが死ぬ事になると脅してくる。
エグジーは、ただ一人残ったマーリンと二人で、キングスマンを抹殺しようとした人間を探すと、ゴールデンサークルが関係している事が分かり、アメリカにいる”ステイツマン”に助けを求めることにする。ステイツマンの基地に赴き協力を頼むのだが、あまり良い返事は貰えない。そしてその基地にエグジーの師であるハリーが生きている事を知る。
ハリーに驚いているエグジーたちだったが、ゴールデンサークルがアメリカ大統領を脅している事が分かり、協力して敵を倒す作戦を立て始める。そして・・・。後は、映画を観てくださいね。
今回もキレッキレのアクションをエグジーとハリー、そしてステイツマンたちがやってくれるので、気持ち良く観ていられました。敵のジュリアン・ムーアもふざけながらもキツい女でビックリしますよぉ。笑っちゃうほどお茶目で残酷な彼女は、まるで蛇のような女性だったなぁ。恐ろしかったです。
エグジーは、相変わらずのカッコ良さで、スウェーデン王女のティルデとラブラブでした。でもね、イギリスの普通の男の子が王女と恋愛って、大変そうでしたよ。まるでディズニーのおとぎ話のようでした。でね、ティルデのご両親と会う場面があるんだけど、そこが面白いのよ。ロキシーが情報を検索して、キングスマンの秘密兵器の通信眼鏡で、エグジーに尋ねられた質問の答えを伝えるんだけど、そんなまったりした幸せの絶頂の時に、攻撃を受けるんです。ここ、面白かったなぁ。上手いと思いました。
そして、ハリーが生きていた件ですが、詳しくは映画を観てね。CMにも出ているから、生きている事は分かると思うけど、どうやって目を打ち抜かれて生きていたのかっていう秘密を楽しんでください。ちょっと、ええ!?って思ったけど、楽しめましたよ。うん、まぁ、いいんじゃないのかな。許します。
そして、今回、新しく出てきたステイツマン。ちょっと荒っぽい感じでしたねぇ。でも、好感が持てる感じで、彼らも、もちろん、”マナーが人を作る。”って言ってました。当たり前よね。マナーが大切です。
そうそう、これももう書いてよいと思うけど、エルトン・ジョンが大活躍です。もう、そこまでやってイイの?って思うほど、弾けてヤッてくれています。いやぁ、驚いた。エルトン・ジョンという人のイメージが変わりました。イケてるオッちゃんじゃんって感じで、大好きになりました。その衣装、どうなのよっ!(笑)
新春、この映画、私は、お薦めしたいと思います。超!と書けないのは、前作があまりに良かったので、今回、少し失速しているような気がしたんです。というか、前が良すぎたのよね。今作も充分に楽しめる良い映画なのですが、前と比べると、ちょっと物足りなさを感じた私でした。という訳で、正月は前作をBlu-rayで観ながらまったりしようと思っています。前作と話しが続いているので、出来れば、前作を観てから、ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
・キングスマン:ゴールデン・サークル|映画情報のぴあ映画生活
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