「マイティ・ソー　バトルロイヤル」続編作る度に内容が無くなって行くなぁ。面白いけど。(笑)

「マイティ・ソー　バトルロイヤル」を観てきました。

ストーリーは、

人工知能ウルトロンとアベンジャーズとの戦いから2年、アスガルドを追放された父オーディンを捜しにニューヨークへやってきたソーだったが、突如として現れた強大な敵ヘラによって宇宙の果ての惑星に飛ばされてしまう。その星で行われていた格闘大会に出場させられたソーは、対戦相手として盟友ハルクと再会。危機を乗り切った2人はヘラを倒すためアスガルドへ向かい、わけありの女戦士ヴァルキリー、そして宿敵であるロキも仲間に加え、チームを組んでヘラに挑むが・・・。

というお話です。

アベンジャーズの戦いから2年。ソーは、アスガルドで父・オーディンの姿をして、好き勝手をしているロキを見つける。父を何処にやったのか問いただし、二人でニューヨークの老人ホームを訊ねると、既にそこは取り壊されていた。ロキは、確かにここに預けたと騒ぐのだが、既に姿は無い。オーディンは、安息出来る所を見つけたようなのだ。

そんな事でジャレていた二人の前に、二人の姉・ヘラが現れる。オーディンは、二人に姉が居た事を告げ、あまりにも凶暴なので、地獄に監禁したというのだ。オーディンが居なくなり、力を取り戻し始めたヘラは、アスガルドからパワーを吸い取って、無敵になって行く。そしてアスガルドの女王として君臨し、世界を壊そうと考える。

ソーとロキは、ヘラを阻止しようとしますが、彼女の巨大な力に抗えず、宇宙の果てへ飛ばされてしまいます。ソーが飛ばされた星は、異星人をコロシアムで戦わせるというコロシアムバトルが行われていた。ソーも参加させられ、目の前に出てきた男は、なんと”ハルク”。ソーは、自分を思い出せと問い掛けるが戦う事に。何故か、それを見ているロキも居る。

戦いが終り、気が付いたソーは、ハルクに部屋に運ばれていて、話し合うのだが、ハルクは、バナーの記憶が無いらしい。このままではヘラが野放しになってしまうと話し、そこから抜ける手立てを考えていると、目の前に、アスガルドの最強戦士と呼ばれていた女性戦士ヴァルキリーが現れる。彼女に助けを求め、ロキにも協力するように話し、４人でその星を逃げ出し、アスガルドへ向かう。

アスガルドは、既にヘラに壊されていて、沢山の市民が惨殺されていた。残った市民を助けるべく、ソーはヘラと戦うのだが、力が足りない。そして、アスガルドにラグナロク（終末の日）を起こし、ヘラごと壊すしかないと考えるのですが・・・。後は、映画を観て下さいね。

あ、説明が長くなっちゃった。でもね、この説明を読んで解ると思うけど、ヘラとの最終戦争と言いながら、他の星でハルクと遊んでたり、ロキとジャレていたり、そんな時間を延々と過ごします。で、最後の最後に、お姉ちゃんと喧嘩別れって事なんです。もー、家族のもめごと、止めようよ。そろそろ真面目にインフィニティ・ストーンを探して、その謎を解明して欲しいんだけど、どうなってんの？

何か、続編になればなるほど、アベンジャーズやキャプテン・アメリカが、話の間に挟まってくるから、本当に重要な主軸の話が、全くほっとかれているような気がするのよ。インフィニティ・ストーンは、最初は、ソーの関係の石でしたよね。ロキの杖もこの石で、そのインフィニティ・ストーンが、ヴィジョンに使われたんでしょ。そろそろ、ちゃんと説明をして欲しいっす。

それに、今回、オーディンが居なくなっちゃったから、兄弟仲良くアスガルドを造って行かなくちゃいけないと思うんだけど、ロキって、ちゃんと協力が出来るのかしら。彼は、ちょっと分裂症気味だから、心配なのよね。ま、今回、結構、仲良くなっていたから、次回からは、もう少し戦わなくて良いようになるかもしれないね。

そういえば、ハルク、アベンジャーズの時に宇宙に飛んで行って、こんなところに居たのねって感じでした。もう、バナーに変えれないのかと心配したけど、無事、少年に戻りました。

今回、初めて登場のヴァルキリー。つい、ヴァルキリーというと、”マクロス”のロボットを思い出しますが、違うわよね。で、このヴァルキリー、前回のヘラとの戦いで倒されてしまい、最後の一人が、この彼女のようです。ヘラ、強いっす。人間でも、長女が一番強くて怖いからねぇ。仕方ないですよ。最初に、オーディンがちゃんと躾をしておけば、こんな事にならなかったのに、お父さん、ダメダメですね。

弟二人じゃ、お姉ちゃんに敵う訳がない。虐められて泣かされて、笑われるのがオチでしょ。でも、今回は、何とかまとまるかしら。神様たちだから、死ぬことは無いと思うけど、どうするんだろうね。また、アスガルドらしきところに監禁するのかな。